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1
●育む庭 家のありたい姿を映し出す
庭があることで、暮らしは豊かになる。それはもはや誰もが認めるところでしょう。
しかし、庭と建築の関係は、より複雑に、より深く進化し続けています。
眺めや光を取り込んだり、室内と屋外の連続性を強調したりといった「手法」を超え、その家、その人が大切にしたい「何か」を最も映し出す場所になり始めているのです。
庭は手間も時間もお金もかかりますが、その不便さを受け入れ、予測できないものと対峙することで養われる感覚には、他からは得られない価値があります。
モダンリビングが考える「育む庭」とは、植物を育成する場所という意味にとどまりません。
日々の心地よさ、人間的な感性、家族の成長、あるいは街の風景や持続可能な社会など、さまざまな対象を育む装置になるような庭です。
編集部が厳選した6つの事例は、建築と共にある庭の役割を見つめ直すきっかけとなるはずです。
2
●人と自然との本来の関係を結び直す 新たな環境をつくる器としての建築
庭は、その土地がもつ光や風、緑、空、そして街との関係など、それらの「環境」を人が最も身近に受け止める場所であり、自らも自然の営みの一部であると感じられることが、豊かな時間をもたらすと考える建築家の井川充司さん。
設計はまず、その土地にふさわしい庭を構想することから始まります。
3
●空間が煌めく、ジュエリーの力
ファッションの仕上げとして、ときに分身のように、身に着ける人を魅了し輝かせるジュエリー。
持ち主だけが知る記憶や想いが重なり、小さな存在に特別な力が宿ります。
身から離れ空間に放たれたとき──。アート作品のような新たな魅力が芽生えるのです。
4
●3つのキーワードで考える“中間領域”を生み出し育む、アウトドアアイテム
日本では縁側、イタリアではロッジアと呼ばれるような、内と外をグラデーショナルにつなぐ半屋外空間である“中間領域”が、古今東西、建築に居心地のよさをもたらしてきました。
今回はそんな中間領域を生み出し、育むという観点でアウトドアアイテムに注目。
ミラノ・デザイン・ウィーク2026にて発表の新作を含め、3つのキーワード別に紹介します。
5
●ひとときの演奏を、住まいの記憶に 暮らしの場で、コンサートを!
長崎・大村湾を望む名住宅「ホワイトモノリス」で始まった、建築と音楽の新しいプロジェクト「Life as Concert」。
モダンリビングで連載中の「音の美学のある暮らし」ともつながるコンサートの模様をご紹介します。
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