鹿児島睦さんの“フィギュリン”は、心和ませてくれる愛しい存在

広くファンを持つ陶芸家・アーティストの鹿児島睦さん。2023年6月、兵庫で始まった大規模個展『鹿児島睦 まいにち』展も、東京、静岡の巡回を経て、4月24日からは福岡県立美術館で開催（～6月23日まで）され、盛況です。

今回出合ったのは、鹿児島さんがスウェーデンのケラミックスタジオンとコラボレーションした陶製の人形、フィギュリン。スウェーデン語で「Blommor och Vind (花と風) 」と名付けられたシリーズで、鹿児島さんが女の子と男の子をデザインし、スウェーデンのケラミックスタジオンで手作業にて製作されています。

鹿児島さんがデザインした女の子は白いドレスを、男の子はグレーのスーツに水色の蝶ネクタイでおめかし。にっこり笑っていて見ているこちらの心を明るくしてくれます。繊細な描線やカラー、丸みを帯びたなだらかなフォルムから漂うほのぼのとした雰囲気は、鹿児島さんのデザインとスウェーデンの職人の丁寧な手仕事とが響き合って生み出されるものです。

高さ15.5センチと飾りやすいサイズで、サイドボード上や窓辺のほか、本棚に飾るスペースを取って並べるのもよさそうです。あるいは玄関の飾り棚に花やハーブを活けた小さなグラスを1つ置き、その隣に並べてかわいいフィギュリンがお出迎え、そんな飾り方もいいな……と夢が膨らみます。

一体ずつの販売ですが、ラッキーにも、2人を一緒に手に入れることができたなら、身を寄せあうように並べておきたいです、まるで笑い合っているように見えませんか。2人でどんな話をしているのかな？　忙しい日々、このフィギュリンが目に入るだけでほっと心がほぐれます。

エル・デコでは、これまで鹿児島さんにお願いして子熊が描かれたエル・デコ限定の“MFLマグ／コグマ”や“ミニオーバルプレート／コグマ”などをつくっていただいてきました。かわいらしく明るい絵柄は、ギフトにしても喜ばれています。あわせてチェックしてみてください！