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ファッション通販【ELLE SHOP】 エル・ショップ
La Vinee ラ・ヴィネ 2024.07.05

エディターセレクト!暑い夏にキーンと冷やして飲みたいワイン5選

『エル・グルメ』エディターとワインショップのソムリエ阿保さんによる間違いなしの銘柄を厳選

7月のテーマは【暑い夏にキーンと冷やして飲みたいワイン】。恵比寿のワインショップ「ラ・ヴィネ」のソムリエ、阿保さんがセレクトしてくれました。本格的な暑さがやってくるこの時期は、冷やしておいしいワインが飲みたい。そんなリクエストに応える5本は、発泡の白からロゼ、そして夏バテ対策にしっかりめのお肉料理を食べるならと、冷やしておいしい濃厚赤ワインもラインナップ! それぞれ合うお料理なども教えてくれました。今月からお得なセットも登場したので、ぜひワインとの出合いを楽しんでください。

クレマン・ダルザス サン・スフル/エリック・リヒテル
ラ・ヴィネ クレマン・ダルザス サン・スフル/エリック・リヒテル ¥3,520

「フランス国内随一の生産地アルザスで有機栽培かつ、酸化防止剤不使用の黒葡萄のピノ・ノワール100%で仕込まれたスパークリング。ピノ・ノワール由来のコクを感じさせながらも軽快な味わいで、キリリとした酸味のある切れ上りの良さが心地よい味わいです。スパークリングワインらしく、汎用性は高く、いろいろなお料理と楽しめるのも大きな魅力。茹でた鶏肉にオリーヴオイルとプロヴァンサルハーヴを散りばめてサラダ仕立てにしたものなどを合わせたいですね。」(フランスワイン専門店ラ・ヴィネ/ソムリエ阿保)

モゼール レ・キャトル・エレメンツ 2021/ウリー・シュレイバー
ラ・ヴィネ モゼール レ・キャトル・エレメンツ 2021/ウリー・シュレイバー ¥3,960

「ワイン造りが中世から盛んだったモーゼルは、フランス革命や産業革命、2度の世界大戦などにより、忘れ去られていたワイン産地。それが近年復興の目覚ましく、ここ30年ほどで大きく成長してきています。品質的にも非常に良いものがありますが、生産量がとても少なく、日本まで紹介されることは殆どありません。そのため日本ではプロのソムリエにも殆ど知られない非常に珍しいワインです。
ラ・ヴィネでは、そんなこの地のワイン産地に強いコネクションがあるため、少量ですがいくつかの生産者から特別にワインを分けてもらっています。
 
今回ご紹介する蔵元ウリー・シュレイバーの仕込むワインは、冷涼なこの地で栽培される4品種をブレンドして仕込むものです。(オーセロワ、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・ブラン)
 
とてもアロマティックで、洋梨やアプリコットのような果実味に、ムスクやライチのような風味が感じられます。アルコール感は穏やかで、綺麗な酸味のある辛口で軽快な飲み心地、そして余韻にはほのかな苦みと酸味を帯びた切れの良さがあります。清涼感と共に味わい深さも感じさせるとても魅力的な仕上がりです。
 
そのまま冷やしてワインを楽しんでもよいですし、ロレーヌ地方の郷土色豊かなキッシュ・ロレーヌと合わせたり、ハムやボイル・ソーセージとの相性も抜群です。是非この珍しくも美味しい辛口白ワインを楽しんでみてください。」(フランスワイン専門店ラ・ヴィネ/ソムリエ阿保)

ルーセット・ド・サヴォワ 2020/ジャン・ヴュリアン
ラ・ヴィネ ルーセット・ド・サヴォワ 2020/ジャン・ヴュリアン ¥3,520

「海の避暑地と言えばプロヴァンスやコルシカ島ですが、山の避暑地と言えば、やはりフレンチ・アルプスのサヴォワ地方であり、アヌシーやレマン湖畔のリゾートは格別です。 そんなヴァカンスのイメージのあるサヴォワ地方ですが、実はワイン産地としても非常に素晴らしく、日本ではまだまだ紹介されることが少ないのですが、とても美味しいワインが隠れています。 今回ご紹介するのは、貴族的にアルテッス(殿下)等とも呼ばれる高貴品種であるルーセット種で仕込まれる白ワイン。清涼感のある味わいですが、それだけではなく香りにほのかな蜜っぽさを帯び、ミネラリーで複雑さを内包しています。
 
この暑い季節には飲みやすさは欲しいですが、それだけでは物足りないというわがままを見事に満足させてくれるような味わいです。夏場のあっさりとしたお料理全般にも相性よく、地域性を考えると山菜や川魚を用いた料理は相性が良いですね。最近夏場に多く食べられるようになった鮎の塩焼きなどは正に地域性のあるマリアージュですので、是非お試しください。また、チーズではハード系のもので、熱して溶かしたような食べ方も相性が良いです。贅沢にトム・ド・サヴォワやアボンダンスでもよいですが、手ごろな溶けるチーズを購入して茹でたジャガイモやピザトーストにたっぷりのチーズで簡単な料理を合わせてみてもよいと思います。是非いろいろお試しください。」(フランスワイン専門店ラ・ヴィネ/ソムリエ阿保)

ブルゴーニュ・ロゼ 2021/フルーロ・ラローズ
ラ・ヴィネ ブルゴーニュ・ロゼ 2021/フルーロ・ラローズ ¥3,850

「ブルゴーニュ注目の蔵元から辛口ロゼワインが登場です。2018年の9月にびっくりするようなニュースが日本でも話題になりました。それは当時皇太子時代の天皇陛下が、日仏修好160周年を記念して渡仏した際に、ブルゴーニュのワイン生産者を訪問、そのワインを味わい、その場で会食を行ったというのです。それが、このロゼワインの生産者フルーロ・ラローズです。日本の皇族がフランスのワイン生産者訪問をしたのは、後にも先にもこれだけなのです。
ラ・ヴィネでも20年以上のお付き合いある蔵元で、名だたる銘醸ワインを生み出す蔵元が、2020年から少量だけ生産しているロゼワインです。
 
見た目にもわかるようにとても淡い色合いが特徴です。本拠地となるサントネイ村のピノ・ノワールを用いて仕込まれるもので、ほのかなスパイス感、そしてピノ・ノワールらしい赤い果実の甘やかな風味、透明感のある酸味を帯びた綺麗な辛口の仕上がりとなっています。
 
色素も淡く、タンニンも穏やかなため、しっかりと冷やして美味しく召し上がれます。そのままの清涼感をアペリティフとして味わうのもよいですが、デパートで美味しいハムやソーセージ、パテ、ローストビーフなどを準備して一緒に味わうのもおすすめです。近年世界的な人気の高さも相まって、有名なブルゴーニュのワインはなかなか簡単に飲めなくなってきていますので、早めにこういった話題性のある生産者のワインは味わっておきたいところです。」(フランスワイン専門店ラ・ヴィネ/ソムリエ阿保)

シャトーヌフュ・デュ・パプ 2019/ラフォン・ロック・エピーヌ
ラ・ヴィネ シャトーヌフュ・デュ・パプ 2019/ラフォン・ロック・エピーヌ ¥7,150

夏の暑さは、やはり清涼感を求めがちですが、スタミナをつけたいと感じることもしばしば。そんなときには、焼肉やスパイシーな料理を求めてしまいますが、そんなときのお料理と是非合わせてみたいのが、南フランスでも特に銘醸として知られるシャトーヌフ・デュ・パプです。
南仏らしく、グルナッシュやシラー、ムールヴェードルといった葡萄を用いて仕込まれるワインで、熟した果実の甘美な風味と、オリエンタルスパイスのような複雑さがあります。そしてエキス分の高いしっかりとした味わいですが、タンニンはまろやかで、エキス分の高いまろやかな味わいの広がりで、フルボディながらもスムースな飲み心地となっています。
 
濃厚な赤ワインですが、軽く冷やして味わうと、スパイシーなお肉料理との相性も抜群ですので、是非スタミナをつけたいと感じた時のお料理と共にお楽しみください。このワインは、『ローマ法王のワイン』として知られるもので、今でも一部生産者のものは、ヴァチカンの法王庁へ献上されています。
代々イタリアのローマに在った法王庁ですが、中世の一時期68年間ほど、ローヌ地方のアヴィニヨンに移設されていた時代があり(アヴィニョンの捕囚として知られる)、そのころに法王の居城が築かれ、ワイン栽培が広まった由緒ある場所です。居城の一部は現存しており、この高台を囲むように広がるワイン産地がシャトーヌフ・デュ・パプ(法皇の新しいお城)というワインとなります。
この地で醸造、瓶詰めされたワインのボトルには、ローマ法王の刻印が見られるのもとても情緒的です。」(フランスワイン専門店ラ・ヴィネ/ソムリエ阿保)

エル・グルメ セレクトワイン5本アソート
ラ・ヴィネ エル・グルメ セレクトワイン5本アソート ¥19,800

お得な価格のアソートも販売中! ご自身でお料理に合わせてゆっくり楽しむのももちろん、この夏、ご家族や仲間とワイワイ楽しむのも素敵です。

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