2024年秋冬シーズン、開幕。

今年もおそらく10月くらいまでは暑い日々が続くはず…。
でも服好きとしては、いつまでもTシャツ1枚で過ごす。というわけにはいかないはずです。
そんなときにおすすめなのが「CSH-5」というモデル。
写真のとおり、クルーネックTシャツの上から羽織っても同じくらいの襟高が特徴的なので、シャツのイメージさせるネック周りとは一線を画す快適さです。

こちらの写真でも分かるとおり、襟がここまできれいに立っているディティールはなかなかないはずです。
ドレスシャツ工場で仕立てた「スプリットヨーク」と呼ばれる背の上部のパーツ部分（ヨーク）をバイアス方向に縫製するディテールは健在。スプリットヨークにすることで、生地が斜めに配されて伸縮性が出るので着ここちのよさを向上させます。柄合わせの美しさも健在です。

同じくスタンドカラーの「CSH-1」もおすすめです。
襟は前に紹介した「CSH-5」より高いですが、こちらには他に暑さに対応できるディテールが満載です。
まずはアイコンディテールでもある、襟元に入ったインプリーツです。デザイン的な要素であることはもちろん、このプリーツによってAラインに広がることで適度な空間を作り出して、身体にまとわりつく感覚が軽減されます。

続いて、長い剣ボロにボタンが2つ付いていることで、袖まくりがしやすい設計になっていること。袖まくりのニュアンスで他と差をつけるのはシャツの楽しみ方ですよね。
そしてサイドに入った深いスリットも、風通しを良くし、汗などで生地がまとわりついてこないディテールです。

秋冬アイテムの第一歩目を、暑い時期から活躍するコロンのシャツで踏み出すのはいかがでしょうか？