2019.05.28 UP

黒は夏の色。リネンとサンダルでかなえる“涼しい黒”

夏に着る黒が好きです。黒というと光を吸収して、暑苦しいというイメージですが、素材さえ選べば、肌とのコントラストが清涼感を生む涼しい色なんです。今年の夏に向けて手に入れたのが、「フルイド」のリネンブラウス。実はこのブラウス、「１枚でさらっと着てもサマになるトップスを作りたい！」という編集部の要望に応えて、スタイリストの長澤実香さんと一緒に企画したスペシャルアイテム。ドライなリネン素材で、後ろが長くデザインされているので、気になる腰まわりをカバーしながら、動くたびにふわふわ揺れるフォルムがアクセントに。上からジャケットを着ると、後ろの裾がのぞく絶妙な長さなので、インナーとしても重宝するんです。白も作ったんですが、私は断然ブラック派。「レッドカード」のブラックスキニーと合わせて、“涼しい黒”を満喫するのがこの夏の定番になりそう。
もうひとつ、“涼しい黒”に欠かせないのがサンダル。今季は「ステラ マッカートニー」のベルテッドサンダルで、スポーティーに仕上げるのが気分。歩きやすいうえに、ソールも厚いのでスタイルアップにも効果的。全身黒だと少し重たい印象なので、バッグは少し外しを加えるのがポイント。大人モードな雰囲気に仕上げるなら、オリーブグリーンの「クロエ」“ロイ バケット”。通勤から休日まで、シーンを問わず活躍してくれる“涼しい黒”、この夏も頼れる味方です。