2020.2.29

最旬ウェアから別注アイテムまで見逃せない！春ムードを加速させる『エル・ジャポン』掲載アイテム

By　エル・ショップ バイヤー

寒さの中に明るい日差しを感じたら、春のワードローブ計画を始動させる合図！　2月28日（金）発売の『エル・ジャポン』掲載、エル・ショップのブック・イン・ブックでは、春夏シーズンのおしゃれにマストハブなアイテムをずらりご紹介しています。フレンチシックやミニマリズム、フラワーモチーフなどのトレンドキーワードを網羅しながら、ベーシックなアイテムもピックアップ。今回のメルマガでは、その掲載アイテムを担当バイヤーが徹底解説します。注目ブランドのポップアップショップやプレゼント企画のご案内もお見逃しなく！

★ウェア担当バイヤー　TAKASHI
【カオス / Chaos】
「まずは2019年春夏に続き、ブック・イン・ブックの表紙に起用した「カオス」をご紹介。スタイリストやエディターに人気の高い同ブランドは、今シーズンも注目アイテムが満載です。このセットアップでも着られるシャツとパンツは、表面感のあるリネン生地を使用しているため着るほどに味わいが出ていい雰囲気になっていく「カオス」らしいアイテム。上から羽織ったコートは、ディテールにこだわったデザインで、これからの時期活躍すること間違いなし！」

【ウィム ガゼット / Whim Gazette】
「高感度な大人の女性に向けたセレクトショップ「ウィム ガゼット」からは、ミニマルなデザインのジャンプスーツをご紹介します。シンプルな黒のベアトップは、カジュアルにもオケージョンニーズにも着こなせる優れもの。ジャケットと合わせるなど、自分らしくスタイリングして欲しいですね」。

【アルアバイル / allureville】
「今シーズンの注目カラーであるピンクは、エル・ショップでもすでに人気上昇中！　なかでもこの「アルアバイル」のパンツは、タックの程よいデザイン性によって甘さが抑えられています。リラックス感のあるシルエットははきやすく、毎日のスタイリングに最適。取り入れるだけで一気に春気分が高まるこのパンツを、ぜひワードローブにプラスしてみて！」

★ウェア担当バイヤー　SATOSHI
【メゾン スペシャル / MAISON SPECIAL】
「この春も気温が高くなりそう！　だからこそ、ファッションには快適性を求めたいですよね。今シーズンは、新鮮なルックスと快適さが相まって、ショートパンツがトレンドアイテムに浮上。同生地のジャケットとともにセットアップで着用すると、幼さを払拭した遊び心のある大人スタイルが完成します。もちろん単品での着回し力も優秀！　リネンのロングカーディガンやロングブラウスなど、丈の長いトップスと合わせるとリゾートライクでヘルシーな印象に仕上がります。クリアやメッシュ素材のアクセサリー、バッグをプラスすれば、さらに春ムードが高まりますよ」。

★ウェア担当バイヤー　TOMOYUKI
【マディソンブルー / MADISONBLUE】
「今シーズン気になるアイテムといえば、何といってもショート丈のアウター。着こなしに軽さを加え、こなれた雰囲気が出せるのでぜひご注目ください。この「マディソンブルー」のデッキフーディーは、レースアップが目を惹くデザイン。特殊な織り機で織り上げた高密度タフタ素材を使用しており、表面感がコンパクトでキメ細かな仕上がりです。ゴールドパーツとフード裏のロゴ刺しゅうもポイント。スイッチシーズンの軽めのアウターとして活躍させて」。

【チノ / CINOH】
「ブランド初のランウェイデビューを果たし、さらに勢いに乗っている「チノ」からも、これからの時期に最適なフーディーブルゾンが登場しています。素材はナイロンのタイプライター生地。軽さがありながら、撥水加工も施した機能性の高い素材です。デザインのポイントは、ドローストリングで調節できるネックやヘムのギャザーディテール。背中のシャーリングも特徴ですね。モード感たっぷりのナイロンフーディーは、ベージュとブラックの2色で展開しています」。

【マーレット / MERLETTE】
「今回のブック・イン・ブックでは、話題の人気ブランド「マーレット」の特集記事も掲載しています。3年前にNYで誕生した「マーレット」は、今、世界中のファッショニスタを夢中にさせているブランド。旅をテーマにしているため、昼も夜もストレスフリーに着用できるエレガントなデザインが特徴です。こだわりの天然素材を使用していて、どんな気候でも着用でき、軽く、お洗濯も可能。これは本格的なバカンスシーズンにも大活躍間違いなしです！　特に、人気モデル“チェルシー”にフレンチノット刺しゅうを施したスペシャルピースがいち押し。過去のアーカイブをベースに、エル・ショップのために特別にデザインしてくれた限定アイテムです。」

★ウェア担当バイヤー　YUKA
【ボーダーズ アット バルコニー / BORDERS at BALCONY】
「私からは、さまざまなシーンで使える別注アイテムをご紹介します。まずは人気ブランド「ボーダーズ アット バルコニー」のティードレスにご注目を。上身頃は肌触りのソフトなジャージー、ウエストからはふわっと広がる繊細な綿ローン素材を使用することで、春夏にぴったりな爽やかな着心地に仕上がっています。切り替え部分の刺しゅうレースやボーダー柄リボンがカジュアルな中にフェミニンな印象をプラス！ シンプルに使えるネイビーを別注しました」。

【サクラ / SACRA】
「毎年夏になるとヘビロテするカットソーワンピース。この「サクラ」の一着は、長すぎず短すぎないひざ下丈にこだわり別注しました。シャープなネックラインと肩を内側に織り込むように仕上げたサイドのデザインが、さりげない遊び心を演出。シンプルなため、小物次第でオンにもオフにもアレンジ自在ですよ。ブラック、ネイビー、ベージュの3色からお気に入りを見つけて」。

【レイール / Reir】
「自分らしいライフスタイルを楽しむ大人の女性に向けたビーチ＆アクティブスタイルブランド「レイール」には、今季いち押しプリントの配色を変えたビスチェとショートパンツを別注。リーフの大きさや色味にもこだわり、シックで品の良いプリントに仕上がりました。お腹周りや太ももなど、ほどよく体型をカバーしてくれるのもうれしいポイント。パレオはラップスカート、ベスト、ワンピースの3パターンで着こなせます。どれもビーチサイドやリゾートで活躍しますよ」。

★雑貨担当バイヤー　ASAMI
【パロローザ / PALOROSA】
「ヨーロッパでは、すでに何年も前から進められていたサステナビリティへの取り組み。私も1年ほど前からごく自然に、環境に配慮したブランドに意識が向くようになりました。今回は幾つか買い付けたブランドの中から、特におすすめしたい2つをご紹介。いずれも環境にやさしいだけでなく、地域支援も兼ねた素晴らしいコンセプトのブランドです。まずは、2014年夏にミラノでスタートした「パロローザ」。イタリア人とグアテマラ人の両親をもつクリエイティブ・ディレクターのチェチリア・ピラーニが手がけるのは、グアテマラの伝統工芸を今のムードに落とし込んだバスケット。現地の職人たちに仕事を支援し、フェアトレーディングを実現しつつ、素材にはリサイクルプラスチックを使用しています。一番の魅力は何といっても、その洗練されたカラーパレット！　絶妙なニュアンスカラーはどれもおしゃれで、買い付け時は色のセレクトに苦労したのを覚えています（笑）。私はひと足早く、昨年夏にこのキャラメルカラーのトートバッグを購入。重たいものを入れてもとにかく丈夫で使い勝手が良く、水に濡れてもOKなので、雨の日やバカンスにも使えて、昨夏の一番のスタメンバッグでした」。

「同じくクラッチバッグも、単色とバイカラーの2パターンを買い付け。私は単色の色違いをバッグインバッグとして購入しましたが、意外と容量があるのでちょっとしたお出かけにはこれひとつで充分。旅先でも活躍し、浴衣にも合うのでとっても重宝しました◎」。

【カルロッタ レイ / CARLOTHA RAY】
「こちらは今シーズンデビューしたばかりのエコフレンドリーなシューズブランド。クチュールライクなビーチサンダルは、環境に配慮したマダガスカル産の100％天然ゴムを使用。染料には、野生植物、薬草、土壌、農業廃棄物から作られたナチュラルな素材を用いており、工場に隣接するイタリアのオーガニックサプライヤーから調達しているそうです。デザイナーはフランスの有名食器ブランドでのキャリアをもち、陶磁器のようなディテールが持ち味。サステナブルを信条としながらも、エレガントなシューズ作りに今後注目したいブランドです」。

★ホームグッズ担当バイヤー　YUKO
【ナナデェコール / nanadecor】
「2005年のデビュー当時から、オーガニックコットンを使用したナイトウェアで、深い睡眠を提案してきた「ナナデェコール」。私も、ガーゼのように柔らかくしっとりしたオーガニックコットンの肌触りに魅了され、ついつい毎日のように手に取ってしまいます。こちらのドレスは、ボタン付きの前開きタイプなので脱ぎ着しやすく、デイリー使いにぴったり。授乳用のマタニティドレスや入院時用のウェアとしてもお使いいただけます。ナイトウェアであっても、環境にやさしいサステナブルなアイテムをセレクトしたいですね」。

【サク・レ / Sacre】
「今シーズンからエル・ショップに仲間入りした「サク・レ」は、熊本で発見された淡水産藍藻類、スイゼンジノリから抽出される成分、サクランが練り込まれた生地で作られたボディウェアを展開しています。保湿性の高いサクランレーヨンの生地は、植物が水を抱え込む力でやさしい肌触りをキープ。素材のよさをダイレクトに伝えるシンプルなデザインで、フレンドリープライスなのも高ポイントです。ぜひ「サク・レ」の素材を体感してみて」。

Photo YUJI FUKUHARA/eightpeace
Styling MIKA NAGASAWA
Hair KOTARO/sense of humour
Makeup NOBUKO MAEKAWA/perle management
Model SOFIA/unknown
Realization SHIHO AMANO