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NYブルックリンにアトリエを構える「マーレット」は、デザイナー、マリーナ・コートバゥイ自身の豊かな旅の体験から生まれた、世界中を自由に旅する女性のためのワードローブ。ブランド名はヨーロッパで紋章として使われる鳥の名前に由来する。上質な素材にこだわり、どんな気候でも気持ちよく解放感があり、着る人が自由に素直に女性らしくあり続ける服を発信している。
PROFILE
マリーナ・コートバゥイ
オーストラリア・シドニー生まれ。大学を卒業後、パリとロンドン、NYでファッションキャリアを積む。その後、ロンドンで改めてデザインの勉強をし、2016年の夏、マーレットをスタート。
ブランドをスタートしようと思ったきっかけは?
天然素材でできた、時代にとらわれずファッション性のある服を求めていたから。同時に、私自身が仕事で旅する機会がたくさんあり、旅というシチュエーションに合う服が欲しかったからです。10年以上ファッション業界で経験を積んだ後、私と似たようなライフスタイルを送る友人たちに向けてマーレットを立ち上げました。
次のシーズンのラインナップは?
ブランド初となるニットがデビュー予定です。コットンだけではなく、ナチュラルでオーガニックなウールやアルパカといった天然素材を使った温かいアイテムを作りたいと思って。重ね着すればコットンドレスも一年中着られるし、何といっても柔らかいセーターは旅の必需品。コレクションにも広がりが生まれるはず。
服作りでこだわっているポイントは?
デザインをするときは、自由で女性らしさを感じられるかどうか、動作に合わせてストレスなく着用できるかどうかを常にイメージしています。繊細でありながら機能的であることはとても重要なことなので。素材は、手触りがいいことが一番大切。柔らかくてハリのあるオリジナルのコットン素材を一から作っています。
サステナビリティについての取り組みは?
素材の85%は自分たちで製作しているのでトレーサブル。そしてマーレットで使用するすべての素材は、エコテックス®の認証を受けています。型数を増やさず、無駄がないように。手刺しゅうのような伝統技術を守ることも重要です。何より、製品に関わるすべての人が健康で幸せでなければ、良質な服は作れません。
日本の女性にどう着こなしてほしいですか?
日本の女性はコーディネートが上手ですよね。マーレットの服を好きなアイテムと合わせて個性的に着こなしてくれている様子をインスタグラムでも見ました。例えば、マーレットのブラウスの中には前後どちらでも着られるものもあります。自由にアレンジして、私たちが予想もしないコーディネートを見てみたいです。楽しみ。
今まで旅した国で一番印象的だったのはどこ?
故郷のオーストラリアです。海外に住んで15年以上になりますが、オーストラリアの景色はユニークで美しいと今でも思います。豊かな自然と海の香り、ギラギラとした太陽と真っ青な空が大好きです。でも次に行きたい国は日本です! 前回は東京だけで時間がなかったので、今度は京都や大阪、沖縄や福岡にも行ってみたいです。
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