PAGE TOP

FT CART

ファッション通販【ELLE SHOP】 エル・ショップ

もっと野菜を食べたくなる「にちにち道具」和せいろ

2024.10.23

だんだんと涼しさを感じるようになり、あたたかい料理が恋しくなる季節に。スープや鍋も大好きだけど、もっと手軽に野菜をたくさん食べたい!と思い立って始めたせいろ生活。暮らしの質がぐっと上がったアイテムをエル・グルメのエディターのHINAKOがご紹介!

お手入れもラクラク、美しい和せいろ

みなさんはせいろにどんなイメージを持っていますか? 個人的には、使い方やお手入れが難しそうで日々の暮らしに取り入れるにはちょっとハードルが高いな、と思っていました。でも、周りでせいろを購入して後悔している人を見たことがない! ならば、ずっと気になっていたせいろのある暮らしをこの秋から始めてみよう。そう思い立って購入することに。

選んだのは、にちにち道具の「和せいろ」。せいろには和せいろと中華せいろがあり、和せいろは蓋に重さがあるので、中華せいろよりもはやく蒸し上がる特徴があります。

時短できるのもうれしいポイントですが、購入の決め手は十字桟の蓋が美しいその見た目と、本体がひのきで作られているということ。蒸しながらキッチンがひのきの香りで満たされる様子、想像しただけで素敵です。

そして心配していたお手入れも、実はとっても簡単。和せいろはすのこを外して洗えるので、きちんと乾かすことさえ守れば何も難しくありませんでした。

野菜を食べるのが楽しみに

まずはやっぱり野菜を蒸そう! ということで野菜をたくさん買ってきました。和せいろは中華せいろと違って、2段3段と重ねて蒸すことは出来ないのですが、深さがあるので一度にたっぷりと蒸すことが出来ます。

クッキングシートを敷いたら、キャベツ、なす、さつまいもはカットして、ミニトマトはそのまま詰めて。そしてピーマンは肉詰めにしてたんぱく質も取れるように。手前には、クッキングシートで仕切りを作って味付けしたじゃがいもを入れました。蒸したあと、火を止めてからシュレッドチーズを散らし、数分蒸らせばチーズが溶けてグラタン風に。

仕切りを作れば汁気のあるおかずと野菜を一気に蒸すことが出来るので、いろんなバリエーションで飽きずに楽しめそう!

冷蔵庫に余った野菜はすべて蒸してしまえばいいから、だめにしてしまうかも、という心配も減ってスーパーで野菜を手に取るハードルがぐっと下がりました。

冷凍点心のふっくらとした仕上がりに感動

野菜だけじゃなく点心も蒸してみようと、麻布台ヒルズの「富麗華 キッチン」で冷凍の叉焼饅頭をお持ち帰り。

これまで、点心は外食で出来立てを食べるのが一番と思っていたのですが、蒸し上がった叉焼饅頭は冷凍とは思えないほどふわふわでびっくり。生地の水分が保たれているのが見た目にもわかります。このしっとり感は、直火で穏やかに加熱するせいろならでは。

そして購入前に想像していたひのきの香りもやっぱり格別。叉焼饅頭は朝ごはんとして食べたのですが、朝のキッチンにひのきの香りと白い湯気がふわ~っと広がっていくのは至福の時間でした。

これまで素通りしていたスーパーやデパ地下の点心のお惣菜を無視できなくなってしまいそうです。

なんとお米も炊けちゃいます

せいろ生活を始めて驚いたのが、せいろでお米を炊けるということ。普段フライパンや鍋でお米を炊いているのですが、火加減を間違えておこげが出来すぎてしまうこともしばしば…。せいろなら、失敗しらずでふっくらしたお米が炊き上がります。

今回は、ワタナベマキさんの著書「ほったらかしでおいしい! 蒸しレシピ」から、梅干しと枝豆のご飯を作ってみました。こちらも野菜や点心を蒸すのと同様に、クッキングシートを敷いたせいろに生のお米と具材を一緒に入れて火にかけるだけ。昆布と梅のうま味がじんわりと広がる優しいご飯が出来上がりました。

そして炊きたてももちろん美味しいのですが、食べきれなかった分を冷凍して、後日せいろで蒸して解凍したものも最高においしい! 冷凍したご飯をこんなにおいしく食べられるなんて、感動ものです。

ご飯だけじゃなく、パンを蒸すのもおいしいと知り合いから教わったので、週末は『エル・グルメ』のレシピを参考にしめ鯖のベーグルサンドを作ってみようと計画中です。

これからの寒さに備えて、ぜひ和せいろを暮らしに取り入れてみてください。

© 2024 HEARST FUJINGAHO All Rights Reserved.