すがすがしい香りのハーブティーとブリオッシュで目覚める朝の食卓は、繊細なフォルムがガラスの美しさを際立てる「イッケンドルフ」のティーポットが主役。デザイン性の高いグラスウェアに定評があるこのブランドは、ミラノを拠点に手吹きガラスの伝統とモダンデザインが融合したコレクションを発信している。機能的でありながらオブジェのようなたたずまいに愛着が沸き、使っていないときも眺めていたくなる。

スペアリブのトマトスパイス煮込みに、カルダモンが香るシロップをたっぷり添えたミルクプリン。カジュアルでいておしゃれなランチメニューには「スティルレーベン」のプレートが活躍。

フラットな底面は肉や魚のメイン料理を盛りやすく、リムの立ち上がりはカレーやシロップなどの液体も受け止める、使い勝手のいいデザイン。サンド、アイスブルーのほかテラコッタ、ダスティーブルーとニュアンスのある色展開も魅力。

ディナーの前のアペロはシャンパンで乾杯！グリンピースとミントを混ぜ込んだ春らしいリエットと、ラズベリーとヨーグルトのごま風味ディップを盛ったのはユニークな四分円のプレート。

同形の浅型にはクラッカーを重ねた。ロンドンで活躍するデザイナーのトーマス・アロンソが「2016/」のためにデザインした同シリーズは、幾何学のフォルムが食卓に変化を与えてくれる。