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ファッション通販【ELLE SHOP】 エル・ショップ

花1本でも絵になる、北欧ブランド「イッタラ」の“アアルトベース”

2024.06.07

エディターの偏愛デザインをリレー形式でご紹介する連載。今回は『エル・デコ』のエディターNORI。

花のある暮らしに憧れはあっても、常に立派なアレンジメントを用意するのはハードルが高い……。そんな人におすすめしたいのが、花1本でも、複数飾っても絵になる、オブジェのようなフラワーベースです。

北欧の巨匠デザイナー、アルヴァ・アアルトの名作

自宅にはいくつかフラワーベースがあるのですが、登場回数が多いのが「イッタラ」の“アアルトベース”。インテリア好きな方なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。この花瓶はフィンランドを代表するデザイナー、アルヴァ・アアルトが1936年に発表したもので、発売から90年近く経つアイテムはわけですが、古さを全く感じさせないモダンなデザイン。有機的なフォルムはフィンランドにある湖の形や、白樺の根本付近の断面など諸説存在するといわれています。

花が一本あるだけで、素敵なコーナーが完成!

ほかにない独創的なフォルムに対して、生けるのが難しいという声も耳にしますが、私的にはいい意味で「ありきたりにならない 」ことこそ、この花瓶の魅力だと思います。たとえば1本のアジサイをそっと花瓶のふちに掛けるように置くだけでも、ベース自体がオブジェのような存在感があるので寂しい印象になりません。究極、なにも飾っていなくても窓辺にあるだけで絵になるのでは? と思ってしまうくらいです。特に紡いだ亜麻を思わせる生成りのような「リネン」というカラーは、角度によって変わる色の重なりも楽しめます。

もちろんアレンジメントでも実力を発揮

サイズは4種類ありますが、 写真の160mmは口が大きいので、たっぷりの花束も複数本の花も生けやすく、また花を生けていないときに小物入れなどにすることも。自分好みの使い方を楽しめる“アアルトベース”は一つあるとマルチに活躍してくれるアイテムです。

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