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【エディター厳選】木のぬくもりで癒やされる、おすすめ家具&プロダクト

2025.03.21

エディターが選ぶ、長く愛せる木の家具やプロダクトとは?
豊かな自然から生まれた、暮らしを彩るアイテムたち。木材本来の美しさを生かした家具やプロダクトは、私たちの暮らしに温もりと癒やしを与えてくれる。今回は、そんなアイテムの中から、エディターがとっておきの逸品を厳選。

「アルテック」の“スツール E60”

編集長 TARO 建築家・アルヴァ・アアルトによる名作、アルテックの“スツール60”。その名作がフォルマファンタズマの手により、自然の個性を生かした特別なシリーズとして販売されています。節の部分をデザインに生かした「ノット」、色が濃い木の中心部などを使用した「コア」、虫が開けた穴の跡もデザインに生かした「トレイル」など4種類。資源の有効活用を目的としつつ、発想の転換により付加価値をつけている、最先端のデザインだと思います。

「ダネーゼ」の“スツール IL GIOCO DELLO SGABELLO 40”

副編集長 YUI カロリーナ・ジスモンディ・デ・ベヴィラクアがデザインしたこのスツールは、有名な絵本(カードゲーム)に着想を得ています。それはイタリアデザインの巨匠エンツォ・マーリ(1932~2020年)がつくった『おはなしづくりゲーム(Il gioco delle favole.)』。両面にウサギやお日さまの絵が描かれた、上下に切り込みのある6枚のカードを互いに差し込んで自立させ、思い思いにお話をつくって遊ぶ名作玩具です。このスツールは、マーリが考案したカードのように、2枚の板を差し込むようにして脚部を組み立てています。素材は、竹集積材。竹は成長が早く、同量の木よりも多く二酸化炭素を吸収し、酸素を排出することから、環境負荷を低減するマテリアルとして注目されています。無駄がなく純粋な形が、竹という素材のプレーンな美しさを引き立てていて眺めて良しの家具。スツールはもちろんですが、花やオブジェを置く台にしたいと思っています。付けられた名前は“IL GIOCO DELLO SGABELLO”、「スツール(sgabello)」の「遊び・ゲーム(gioco)」というネーミングから、マーリへの敬愛の念も感じられます。

「ニュークラシックライトフィールド」の“ビーコン”

ブランデッド コンテンツ シニア エディター TORU ブランド名の「NCLF」はニュークラシックライトフィールドの頭文字。木工照明を中心としたラインナップを展開しているのですが、この“ビーコン”はミラーガラスのスクエアな照明が、美しい木製トレイに設置されたモデルです。点灯すると光源がミラーガラスの向こうに見えるのですが、その眺めはさながらモダンでミニマルな現代の「行燈(あんどん)」のよう。トレイの幅は55cmあるので、照明と並べてオブジェをディスプレイして楽しむこともできます。

「ムーベ」の“フレーム A4”

エディター NORI デンマークのムーベのプロダクトはどれも木の温かみを感じさせつつも洗練されたデザインで、自宅に取り入れたいものが多いです。このフレームは2枚のアクリル板の間に写真やポストカードなどを自由に挟んでデコレーションを楽しめます。推しの写真を入れたり、愛犬&愛猫の写真を入れたり、または子供の描いた絵や作った折り紙を挟んでも!部屋を飾る楽しさを感じられるアイテムです。

「ヴィトラ」の“ファン クロック”

エディター KAORI ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、ジョージ・ネルソンが手掛ける「ヴィトラ」の“ウォール クロック”シリーズにはさまざまなデザインがありますが、なかでも“ファン クロック”が推しです。ウッドと黒のインデックス、ホワイトの針のバランスが絶妙で、個性的でありながらもどんな空間にもなじむ名作時計だと思います。

「ヴィトラ」の“テーブル 95”

エディター RYOKO 強さと美しさを備えるフィンランド産のバーチ材を使用する「アルテック」の“テーブル 95”。木の魅力を最大限高めているのが、アルヴァ・アアルトが1930年代前半に開発した曲木技術を生かした“L-レッグ”や緩やかなカーブを描く半円のテーブルトップで、木の温かみとこだわりを追求したデザイン性の高さが名作と言われる所以だと思っています。“テーブル 95”のもう一つの魅力は、スモールスペースでも活躍するそのユニークな半円形の形にあります。壁付けで設置したり、“アアルトテーブル”の長方形と組み合わせることで、ラインナップにはない楕円形のテーブルとしても楽しめます。

「ラーウィー」の“フック 2”

アシスタントエディター TOMOYO ミラノを拠点とするアーティスト・デザイナーのナタリー・ドゥ・パスキエと「ラーウィー」の共同創設者たちがミラノで出会い、生まれたのがこのフック。シンプルなデザインで、木の温もりを感じられるアイテムでありながら、遊び心ある色合いがとってもかわいいので、空虚な壁に何か飾りたいな~と思っている人にもおすすめしたいです。実用的であり、アートな雰囲気も備わっているので、一石二鳥ですね。このフックのシリーズには、全部で3つのカラーバリエーションがあって、ひとつだけで飾っても、違う色を組み合わせて飾っても素敵です。

「ヘイ」の“スリットテーブル ウッド ハイ”

アシスタントエディター RINA シンプルだけれどもどこか古風な雰囲気を漂わせているこの「HAY」のサイドテーブルは、日本の伝統的なアートとも言える折り紙からインスピレーションを得てデザインされたもの。あえて様々なカラー展開から、ディテールの美しさがよく映える木材を選ぶことで、お部屋が格上げされるように感じます。ジャパニーズモダンやジャパンディスタイルなお部屋にぴったりです!高さや形違いのシリーズもあるので、カラーを組み合わて、リズミカルに配置してみるのもおすすめ。

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