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【カプセルワードローブの作り方】14アイテムで作る万能クローゼット

2025.01.31

アクティブに働く、シンプル&シック志向の女性を想定して、 ELLEが春のカプセルワードローブを提案。どう組み合わせてもしっくり決まる14の定番アイテムをピックアップ。

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Photo:SATOSHI OHMURA

【カプセルワードローブ】
その名の通り少ないアイテムで最大限の着回しができるように厳選された、効率的でシンプルなワードローブのこと。1970年代にロンドンで誕生した考え方と言われ、1985年にはダナ・キャランが、7 アイテムだけで構成した“ 7 Easy Pieces” コレクションを発表。ドレスアップする時間がないくらい多忙なワーキングウーマンをファッションショーで表現しつつ、彼女たちをサポートするメソッドを提唱した。現在ではワードローブの基本的な考え方として定着しているけれど、時間やコストの節約、そしてサステナブル・ファッションへ関心の高まりから、改めて脚光を浴びるように。 SNSでも世界中のファッショニスタが#CapsuleWardrobeのハッシュタグとともに投稿している。

1.オン・オフ使えるジャケット

春のスタイリングにジャケットはマストハブ。カプセルワードローブに加えるなら、オン・オフ着られる汎用性のあるタイプを選んで。ボクシーなシルエットで黒パンツにもデニムにも合う薄手ウールのチェック柄、どんな色みも受け止めるグレーベースなら、シーンや組み合わせを問わずヘビロテ必至。着ていて自信が持てる、上質な素材を厳選することが大切。

2.体形に合うストレートデニム

究極のエッセンシャルアイテムといえば、デニム。自分の体形やテイストにフィットするデニムを持っているだけで、ワードローブの稼働率がぐっとアップ。カプセルとして備えるなら、ストレートシルエットのブルーデニム。休日はもちろん、ジャケットに合わせればカジュアルなビジネスシーンでも活躍する定番デニムを味方につけたい。

3.こなれ感をまとえる春コート

羽織るだけで印象を操作できる春アウターは、スタイルの軸となる重要なアイテム。今季は大人の抜け感を演出できるミディアム丈のライトアウターがおすすめ。ステンカラーやトレンチといった定番モデルをベースとしながら、ややオーバーサイズやドロップショルダーを選んでこなれ感をメイク。色はモノトーンやネイビー、ベージュ、カーキなどのベーシックカラーが鉄則。

4.質の良いシンプルな白Tシャツ

年間を通して一番使うアイテム=Tシャツこそ、クオリティにこだわって。「私の相棒はこれ!」と言える白Tシャツを備えてこそ、おしゃれの達人。選ぶ条件は、適度なハリ感のあるコットン素材で、顔やデコルテの形に合ったクルーネック、そしてほどよくフィットする見頃幅とインにもアウトにもしやすい丈。信頼できるブランドを見つけて、とことんヘビロテしたい。

5.シルエットのきれいなトラウザー

シンプル&シックな着こなしを目指すなら、持っておきたいのがメンズライクなトラウザー。トラウザーとは、テーパードシルエットでセンタープレスが入った、かっちりとした印象のパンツのこと。Tシャツを合わせてもきちんとした印象をキープできるうえ、フェミニンなトップスとも相性抜群。シューズの種類も選ばない万能パンツをぜひゲットして。

6.春色ストライプシャツ

カプセルワードローブの必携といえばシャツだけれど、今季は着こなしのアクセントになるパステルカラーのストライプシャツをリコメンド。シンプル&シック派なら、ブルーベースのストライプシャツで、さらにボウタイなどで着こなしに変化がつけられるデザインがおすすめ。タイを外せばマニッシュに仕上がり、ボウタイを結べば華やかな印象になる変幻自在な優秀アイテム。

7.小物として使えるニット

スエット感覚でカジュアルに着られて、ジャケットやアウターの上から肩掛けすれば小物としての威力を発揮するシンプルニットは、ぜひそろえておきたいところ。ミドルゲージでほどよくボリュームのあるタイプなら、さまざまなスタイリングが楽しめるはず。カーディガンでもOK。

8.リトル・ブラック・ドレス

ビジネスシーンからフォーマル、ちょっとした会食まで幅広く使えるワンピースなら、迷わずリトル・ブラック・ドレスを。ジャージー素材のシンプルなデザインをセレクトして、デイリーにも活用したい。ジャケットを合わせてオケージョン仕様にする日もあれば、インにカットソーやシャツを合わせてビジネスシーンで着たり――アクティブに働く現代女性の強い味方になってくれるはず。

9.頼れる脇役、タートルネックカットソー

春コーデで最も活躍頻度の多いアイテムといえば、インナーとしても使えるカットソーや薄手のニット。一枚で着ても美しい仕立て&身体のラインを拾わない生地感、そして美シルエットのタイプを厳選すれば、インナーとしてだけでなく、デイリーなトップスとしてもヘビロテ必至。レイヤードがマストな季節こそ、カットソーにはこだわって正解。

10.格上げレザーショルダーバッグ

おしゃれなパリジェンヌの小脇には、必ずと言っていいほど上質なレザーショルダーバッグが。ジャケットや春アウターに合わせるだけで、スタイリングを格上げしてくれるスタイリッシュなバッグを、ぜひワードローブに加えてみて。幅18cm~25cmくらいのミディアムサイズなら、財布や携帯といった必要なものを収納しつつ、着こなし全体を小粋な雰囲気に仕上げてくれる。

11.ハンサムなトートバッグ

ショルダーバッグとともに用意しておきたいのが、PCや書類が入るサイズのトートバッグ。狙い目は、シンプルな見た目と実用性を兼ね備えたユニセックスブランドの優秀トート。オン・オフを問わず、機内バッグとして旅行にまで活用できる軽量トートバッグを春コーデの相棒に。

12.技ありローファー

今季シューズを2足だけ選ぶとしたら、1足は迷わずローファー。ベーシックなタイプもいいけれど、ヒールやボリュームソール、コンビカラーなどのデザイン性のあるローファーをリコメンド。ジーンズやトラウザーといったパンツにはもちろん、スカートスタイルとも相性がいいうえ、はくだけで旬のムードが加わる万能シューズ。

13.モードと実用性を備えた旬スニーカー

今やスニーカーなくしてワードローブは語れない。スニーカーこそアップデートが必要で、時代の空気感に合ったスニーカーを合わせるだけで、シーン問わずどんな着こなしにも対応してくれる。例えば、高感度のファッショニスタからの支持を集めている「サロモン」のスニーカー。フロントのドローコードとハイテク感のある素材感で、きれいめコーディネートとも相性◎。スタイリッシュなデザインが狙い目。

14.アクセントになるスカーフ

今季のトレンドでもあるスカーフは、カプセルワーロドーブの強い味方。襟元に巻くだけでなく、タートルネックのインナーに忍ばせたり、バッグに結んだりと、少ないアイテムでの組み合わせにバリエーションを加えてくれる優秀アクセサリー。小さすぎるサイズよりも、65×65cm以上の中版サイズがさまざまなアレンジができて便利。

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