PAGE TOP

FT CART

ファッション通販【ELLE SHOP】 エル・ショップ

ELLE SHOP ART【ARTOTHEQUE】

2025.06.27

アートは美術館やギャラリーで観るものだけじゃもったいない。自宅に買って飾って、服のスタイリングを楽しむように、好きな作品に囲まれて暮らしたい! そんな願いが叶うアートを販売するELLE SHOP ART。Vol.4からは、ELLE読者に世代の近い女性識者によるキュレーションでお届け。

            

アーティストたちの創造の裏側と、表現へ託す思いとは。

        

【ELLE SHOP ART】「アートの買い方入門」とその他ギャラリーはこちら>>

アートは好き嫌いで選んでもいい。「アルトテック」柳生顕代が語る、アートの買い方

“生活のなかに気軽に取り入れて”     
ELLE SHOP ART第4弾から、女性アート識者がいち押しのアーティストを紹介するキュレーションプロジェクトがスタート。まずは京都芸術大学「ARTOTHÈQUE」アシスタントディレクター、ARTISTS ’ FAIR KYOTOプログラムマネージャー柳生顕代さんがキュレーションを担当した。
    
      
「今回私が選んだのは、“抽象絵画”の表現を追求する3名の女性アーティスト。なぜ・何を描くのか答えは出ない、その高みに挑む力強さを、同時代の日本に生きる作家たちから感じてほしいですし、そういうものを生活のなかに気軽に取り入れて、いろいろな想像を巡らせて味わってほしいですね」(柳生さん)
     
柳生さんがセレクトした3名の女性アーティストの魅力を1分動画でチェック!>>
   
柳生さんが語るアートの買い方。『ELLE』の特集記事はこちら>>
    
     
Photo:AZUSA TODOROKI[bow plus kyoto] Text :YURICO YOSHINO

三角形で万物の関係性を可視化する――前田紗希

“重なり合う三角形が見せる「関係性」の世界”     
「多角形の中で最小限の形である三角形に万物を置き換えて表現することで、あらゆるものが同じ世界に共存しているのだけれど交わっていない、それぞれの世界でのその関係性を可視化するという作品づくりにこだわっています」と前田さん。
    前田さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>
   
前田さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>
      
「前田さんは主に三角形、幾何学形態のみで構成した絵画を、油絵の具とペインティングナイフのみで描きます。ソリッドな方法とイメージの反面、キャンバスから少しはみ出た絵の具や、身体性とリズムが滲みでるナイフのあと。その両極性の共存と拮抗が作品に緊張感をもたらします。モンドリアンはキュビストの影響を受けたのち、完全な幾何学形態と三原色を基本として新造形主義を自ら確立しました。最小限を維持して進み続ける道を選んだ彼女が行き着く抽象は何か。10年間のペインティングを経て生まれたドローイングの線から、まさに今作家の歴史が動いていることが窺えます」(柳生さん)     Photo:AZUSA TODOROKI[bow plus kyoto] Text :YURICO YOSHINO

緩やかに混じり合う色彩が、過去に見てきた景色や記憶を映す――中村百花

“作品に隠された「顔」の存在”     
淡く混じり合う色彩は、柔らかく、曖昧で、けれど清らかなエネルギーを感じさせる。「記憶の中の景色や光景、自分と他者のイメージ、といったものをずっと探っています」と中村さん。
    中村さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>
   
中村さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>
      
「大地、海、空が生まれる寸前、混沌から全てが始まる時ってこんな感じでしょうか。中村さんの作品は、神話のプロローグを想起させ共感覚を刺激してきます。混じり合い隣り合う色が、新たな絶妙な色となり、それらが流れるようなフォルムを生み出します。彼女の個人的な記憶の光景が、非常に内省的な筆致で描れた作品を前にしたとき、「自分の内側へと旅をしたのはいつだっただろう?」と問わずにはいられないのです」(柳生さん)     Photo:AZUSA TODOROKI[bow plus kyoto] Text :YURICO YOSHINO

「山と生活」その気持ちの高ぶりをキャンバスで表現――太田桃香

“山を見たときと、絵を描くときの、共通する高揚感”     
温かく深く、力強く優しい。太田桃香さんがテーマにしているのは、「山」。とはいえそのまま山を描いているわけではない。「山を見たらうれしくなる、気持ちが高ぶるんです。その感覚は、絵を描くときに気持ちが高ぶるのとよく似ていて」と太田さん。
    太田さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>
   
太田さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>
      
「山を原点とした日常の風景。セザンヌやキルヒナーなど重要な先人たちが数えきれないほど対峙してきたモチーフです。「山」「抽象」というキーワードを前に一切怯む様子はなく、ダイナミックなストロークで抽象化する潔さがあります。一方で彼女の作品には見えないはずのディティール(稜線、道、生き物、生活までも)を想像させる力があり、それは禅庭を前に、広がりと狭まりの世界に同時に身をおいているような感覚です。1点を日常に。大きな世界に小さな幸せを見つけるような毎日を味わって頂きたいです」(柳生さん)     Photo:SATOSHI TAMURA Text :YURICO YOSHINO

模様を紡ぎ、レイヤーを重ねる――松岡柚歩

“視覚を誘うことへの探求心”        編み目模様や格子柄の上に抽象的な色面が重なる。鮮やかな色彩と、作品からほとばしるエネルギー。観ると自然と心躍る人もいるかもしれない。京都市内にアトリエを構える松岡柚歩さんが探求しているのは、絵画作品と鑑賞者の関係性だ。「絵画のどこに視点がいき、ハレーションなどの 目の錯覚をどう用いるか。そこに生じる作品と人との関係に興味があります」と松岡さん。       松岡さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>   松岡さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>      「歴史に名前を刻むアーティストの多くが、特定の年代に一気に現れることが多い。松岡もまさにその豊穣な土壌から誕生した抽象絵画の担い手の1人となった。絵の具という物質の特性を豊かに引き出す才能はますます輝きを増している」(椿昇先生)    Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text :MIKI KOBAYASHI

様々な時代や描き方を作品に共存させる――品川美香

“さまざまな時代と世界がクロスする“今”を表現”      デジタルで近未来的な雰囲気と、伝統的な日本画の雰囲気、広大な宇宙とミクロな世界、さまざまなものが共存する。鮮やかでありながら無音のようにも見える不思議な世界を描く。「今の時代はいろんなものの見方や価値観が輸入されていて、私達はみんな、その中で暮らしています。ひとつの作品の中にいろんな時代や描き方が共存することのほうが、むしろ自然なことではないかと感じています。そのほうが現代的な世界観が的確に表現できるのではないかと」と品川さん。    品川さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>   品川さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>      「彼女の作品の前に立ち子どもの眼差しの奥に漂う希望や不安を顧みるとき、D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?というポール・ゴーガンの普遍的な問いが蘇る。私たちにはアーティストの問いかけと共に歩める喜びがある」(椿昇先生)     Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text :YURICO YOSHINO

30層を塗り重ねて生まれる、芸術作品としての命――和田直祐

“アイシーなブルーの向こう側”   深い透明感の漂うブルー。樹脂塗料を30層も塗っては削り、また塗っては削る。「質感が生む存在感を作品に宿したい。“氷”というキーワードを選び、画面が氷結している様な質感表現を探求してきました」。塗料の特性上何層も重ねる必要がある。「塗る・乾く・削るというサイクルが僕の生活の細部に入り込んでいます。層を重ねる毎に自分の心情変化も少なからず投影されるため、過去と現在の自分が対話している感覚になります」と和田さん。   和田さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>   和田さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>     「彼は、日本文化の際限なく洗練へと向かう特性を現代に引き継ぎつつ、決して工芸的短絡へと失速しない数少ないアーティストの1人。先端を伺う目の肥えた世界の批評家にも存分に語り得る戦略を持ち、美術館の個展が急がれるホープです」(椿昇先生)    Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text :YURICO YOSHINO

人が生み出すユニークな景色を発見していく――髙木智子

“描くモチーフはスナップ写真から”    カラフルな色彩がうねうねと広がる。日常的な景色のようだが違和感がある。不思議な、でも目の離せない作品が並ぶ。共通するのは、何かしら人の手が加わった人為的な景色。「京都の街を歩いていると、細道の小さな庭のようなところに植木鉢が重ねられていたり、何かしら人に見せるために置かれたものが目について、写真に残すようになりました。他にもお祝いごとの飾りやお店のショーウィンドーなど。一見雑草でもそこに“人がなにかしたことで生まれた景色”という点で、興味は一貫していると思います」と高木さん。   高木さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>   高木さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>      「京都市立芸術大学の修了展で恩師のT教授に是非と請われて髙木の作品に遭遇した時のことは今も鮮明に脳裏にある。“恐ろしく上手い”という師の紹介は、意図と意味を超越した果てにある舞踏家の振る舞いそのものに寄り添っています」(椿昇先生)     Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text :YURICO YOSHINO

自分の美的感覚とモチーフを融合させる技――御村紗也

“日常の中にある美しさの「感覚」を掬い取る”光、風、ゆらめき、暖かさ、清々しさ。思わず触れて確かめたくなるような、心地よい「感覚」が映し出される。「どれも家の中や道端を歩いていて目にした、日常の中で見つけた風景です」と御村紗也さん。   御村さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>   御村さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>     Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text :YURICO YOSHINO

箔の“移ろい”が誘う世界――能條雅由

“何層にも重ねられた箔の“移ろい”が、見る人を深い森へ誘う”一面の銀色にも見える。黒にも見える。少し立ち位置を移すと、決して戻ることのできないような深い森が現れる。目を凝らすと、その中に、自分がいる。不思議な景色だ。いつかどこかで見た景色、誰もが記憶の片隅にもっているようなその風景。能條雅由さんは、自ら撮影した写真をシルクスクリーンにし、そこに箔押しをするという独自の技法を行っている。   能條さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>   能條さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>    Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

日本独自の抽象性を模索する――香月美菜

“日本独自の抽象性を模索し、自分でコントロールできないものを作る”大学院の修了展で一気にアート界を驚かせ、そのまま台湾や韓国をはじめアジア全域でコレクターを魅了し続けている香月美菜さん。描くのは常に青だけで力強く描かれたミニマルな世界。「絵の具」そのものを見せることをテーマに、ひと筆描きで作品を生み出す。それは禅を思わせる東洋的な世界でもある。   香月さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>   香月さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>    Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text :YURICO YOSHINO

直線美の先に生まれるもの――井上七海

“ひたすら線を引く。その反復の先に生まれるものは?”方眼紙。方眼紙そのもののようではあるけれど、そこに揺らぎがあって、見るものを魅了する。不思議と癒されたりもする。方眼紙に癒される!? そんな作品を生み出しているのが井上七海さん。   井上さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>   井上さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>    Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text :YURICO YOSHINO 

3Dで描き出す現代の図像――黑﨑 香織

“頭に浮かんだイメージを織り重ね、3Dで描き出す現代の図像”よく知っているものが、全く知らない形で登場する。用いているのは図像。とても具体的だけれど、見たことのない世界。「図像、イメージと、それに対する人間の反応にすごく関心があるんです」という黑﨑さん。これはどういうことだろう。   黑﨑さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>   黑﨑さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>    Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text :YURICO YOSHINO

文学とアートを融合させる――川村摩那

“言語化しきれない人の心情や世界を、絵に描くという形で表現したい”文学や文字と、アートの融合。そんな特徴を持つのが、川村摩那さんの作品。   川村さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>   川村さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>   「早稲田大学の文学部からペインティングの道へ。文学ベースで世界の作り方を考えているアーティスト。一見、色遣いは優しいんだけど奥の世界が深い。パッと絵を観て終わるわけではない。川村さんのよさは、TEXT言語で絵を描いていること」(椿 昇先生)   Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

意図のない美しさを極めたい――丸井花穂

“意図のない美しさを描きたい。そこから新しい物語が生まれていく”描く対象も、人物から空想上の何か、そしてパターンのような抽象的なものなど制約がなく、色合いもタッチも、作品によってガラリと変わる丸井さんの作品。   丸井さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>   丸井さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>> 「天才型。回路が不連続で毎回変わって、次に何を描くのか全く読めない。絶対に予測できない、おそらく自分自身でも次にどんな作品が生まれるか予想しないのではないか。コンセプト主義の現代アーティストが多いなかで、稀有な存在。私はとても好き。梱包も味があっていいんです」(椿 昇先生)    Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

現代のヒエログリフを描く――坪本知恵

“言葉が伝えるという役割を終えた時、言葉の“形”は何を表現するのか”墨の活字を重ね合わせたような、どこかストイックなモノトーンの世界。   坪本さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>      坪本さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>   「坪本さんは、学部1年生の頃から鋼の意思を貫いていて、石碑のような作品を作り続けている。あそこまでストイックにぶれないのは大したもの。最後に意思の力が残っていく、ヒエログリフやロゼットストーンを想起させます。彼女もTEXT言語で、絵の奥にある世界が深い。海外コレクターにも評判」(椿 昇先生)    Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

異国の地でマイノリティとして力強く問う――広瀬菜々&永谷一馬

“ふたりの視点を交差させながら 問いを表現し続ける”広瀬菜々さんと永谷一馬さんは、現在ドイツのデュッセルドルフを拠点にふたりで作品作りをしている。   広瀬菜々さん&永谷一馬さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>    広瀬菜々さん&永谷一馬さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>   「塩田千春さんが縁を繋いでくれた、デュッセルドルフ在住の二人組。彼らの作品も、はじめに言葉ありきです。言語的な問い。文字が織りなす世界。絵画と言語、文字からのゆさぶりが、ドイツのコンテンポラリーの系譜を受け継ぐ。“虹の端っこはどうなっているの?”というシルクスクリーン作品も、真鍮のポテトも、ソリッドでハードコアでいい」(椿 昇先生)   Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

博物画をアートに昇華させたい――則松夏凜

“ペン1本で緻密に描き上げるのは、実在する植物のような生命力”「博物画」というジャンルを聞いたことがあるだろうか。植物や動物、鉱物などの観察対象を詳細に記録するために描かれる絵だ。大学院でこの博物画の研究をしながら、自らも植物を描き続ける。しかも、ペン1本で、想像上の植物を、だ。   則松さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>       則松さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>   「則松さんは、博物画という科学と宗教の分岐点を美術の観点から大学院で研究しています。機械と植物を合成したようなドローイングを描いていて、描いているもののストーリーに奥行きがあり、行間の深いところを探れる。ビル・ゲイツなど、こういう資料的な価値のある作品が好きなコレクターも多い」(椿 昇先生)    Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

日常の尊さを、観る人の記憶に語り掛ける――面高 慧

“日常生活の一瞬の尊さを、手元でそっと眺められるように”自然光がグリーンに映える空間。穏やかで心地よい風が流れ、愛猫のみーちゃんがふらりと足もとに現れる自宅のアトリエ。面高さんは、家族の日常写真をモチーフにした小さな作品を描いている。      面高さんの想いや制作風景をぎゅっとつめ込んだ1分動画をチェック!>>      面高さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>   「動物、家族写真、ファミリーポートレイト。写真と同じような、ハガキサイズで作品におこしている。インドのミニチュアールに影響を受けていて、とても小さくて緻密。家族の日常の記憶を紐解きながら、世界中、誰しも家族がいたはずという共感を描いています。日本と海外、両方の生活を経験している面高さんならではの視点があります」(椿 昇先生)    Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

© HEARST FUJINGAHO All Rights Reserved.