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ファッション通販【ELLE SHOP】 エル・ショップ

ELLE SHOP MEETS ART【ARTOTHEQUE】

2024.09.03

近頃は自分が着る服だけじゃなくてライフスタイルを豊かに彩るアート作品が気になる…そんな皆様に向けて、ELLE SHOPが待望のアート作品販売を9月27日よりスタート。初心者でも壁に飾りやすく、手に取りやすい数万円台からの価格帯を中心に、ELLEが大注目する若手日本人作家たちの作品を、現代美術家であり、京都芸術大学教授の椿 昇先生の強力な目利きのもとラインナップ。

9月27日~12月下旬まで販売する第一弾のテーマは「物語を巡る旅」

“自分の人生は自分で表現しよう”という気概に満ち溢れた若手日本人アーティストたち、それぞれの紡ぐストーリーとは。

文学とアートを融合させる――file01.川村摩那

“言語化しきれない人の心情や世界を、絵に描くという形で表現したい”

文学や文字と、アートの融合。そんな特徴を持つのが、川村摩那さんの作品。

   

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川村さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>

   

「早稲田大学の文学部からペインティングの道へ。文学ベースで世界の作り方を考えているアーティスト。一見、色遣いは優しいんだけど奥の世界が深い。パッと絵を観て終わるわけではない。川村さんのよさは、TEXT言語で絵を描いていること」(椿 昇先生)

   

Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

意図のない美しさを極めたい――file02.丸井花穂

“意図のない美しさを描きたい。そこから新しい物語が生まれていく”

描く対象も、人物から空想上の何か、そしてパターンのような抽象的なものなど制約がなく、色合いもタッチも、作品によってガラリと変わる丸井さんの作品。

   

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丸井さんの魅力に迫る『ELLE』の特集記事、続きはこちら>>

 

「天才型。回路が不連続で毎回変わって、次に何を描くのか全く読めない。絶対に予測できない、おそらく自分自身でも次にどんな作品が生まれるか予想しないのではないか。コンセプト主義の現代アーティストが多いなかで、稀有な存在。私はとても好き。梱包も味があっていいんです」(椿 昇先生)

    

Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

現代のヒエログリフを描く――file03.坪本知恵

“言葉が伝えるという役割を終えた時、言葉の“形”は何を表現するのか”

墨の活字を重ね合わせたような、どこかストイックなモノトーンの世界。

   

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「坪本さんは、学部1年生の頃から鋼の意思を貫いていて、石碑のような作品を作り続けている。あそこまでストイックにぶれないのは大したもの。最後に意思の力が残っていく、ヒエログリフやロゼットストーンを想起させます。彼女もTEXT言語で、絵の奥にある世界が深い。海外コレクターにも評判」(椿 昇先生)

    

Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

異国の地でマイノリティとして力強く問う――file04.広瀬菜々&永谷一馬

“ふたりの視点を交差させながら 問いを表現し続ける”

広瀬菜々さんと永谷一馬さんは、現在ドイツのデュッセルドルフを拠点にふたりで作品作りをしている。

   

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「塩田千春さんが縁を繋いでくれた、デュッセルドルフ在住の二人組。彼らの作品も、はじめに言葉ありきです。言語的な問い。文字が織りなす世界。絵画と言語、文字からのゆさぶりが、ドイツのコンテンポラリーの系譜を受け継ぐ。“虹の端っこはどうなっているの?”というシルクスクリーン作品も、真鍮のポテトも、ソリッドでハードコアでいい」(椿 昇先生)

   

Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

博物画をアートに昇華させたい――file05.則松夏凜

“ペン1本で緻密に描き上げるのは、実在する植物のような生命力”

「博物画」というジャンルを聞いたことがあるだろうか。植物や動物、鉱物などの観察対象を詳細に記録するために描かれる絵だ。大学院でこの博物画の研究をしながら、自らも植物を描き続ける。しかも、ペン1本で、想像上の植物を、だ。

   

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「則松さんは、博物画という科学と宗教の分岐点を美術の観点から大学院で研究しています。機械と植物を合成したようなドローイングを描いていて、描いているもののストーリーに奥行きがあり、行間の深いところを探れる。ビル・ゲイツなど、こういう資料的な価値のある作品が好きなコレクターも多い」(椿 昇先生)

    

Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

日常の尊さを、観る人の記憶に語り掛ける――file06.面高 慧

“日常生活の一瞬の尊さを、手元でそっと眺められるように”

自然光がグリーンに映える空間。穏やかで心地よい風が流れ、愛猫のみーちゃんがふらりと足もとに現れる自宅のアトリエ。面高さんは、家族の日常写真をモチーフにした小さな作品を描いている。

      

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「動物、家族写真、ファミリーポートレイト。写真と同じような、ハガキサイズで作品におこしている。インドのミニチュアールに影響を受けていて、とても小さくて緻密。家族の日常の記憶を紐解きながら、世界中、誰しも家族がいたはずという共感を描いています。日本と海外、両方の生活を経験している面高さんならではの視点があります」(椿 昇先生)

    

Photo:KATSUO TAKASHIMA[bow plus kyoto] Text : Yurico Yoshino

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