時を超えて愛される北欧名作家具。「カール・ハンセン&サン」の世界

2026.01.19

100年以上にわたり、デンマークのクラフトマンシップとデザイン哲学を受け継いできたカール・ハンセン&サン。流行に左右されない美しさと、使うほどに実感できる心地よさは、世代を超えて受け継がれています。今もなお選ばれ続けるその魅力をラインナップとともに紹介します。

北欧モダンを象徴する、ウェグナーの名作チェア

ハンス J. ウェグナーが手がけた椅子は、カール・ハンセン&サンを語るうえで欠かせない存在。
「CH24 Yチェア」は、1950年の発売以来、世界中で愛され続ける不朽の名作。アームと背もたれが一体となった有機的なフォルムと、職人が手作業で編み上げるペーパーコードの座面は、見た目の美しさはもちろん、包み込まれるような座り心地。
スタッキング可能な「CH20 エルボーチェア」は、無垢材から削り出された背もたれが特徴的。背をやさしく支えながらアームとしても機能し、洗練された存在感です。
シェーカー家具の影響を受けた「CH36 チェア」は、テーパーのかかった脚部や、微妙にカーブを変えた背もたれが、軽やかさと座り心地を両立しています。

まるでアートのような、個性派チェア

置くだけでその場の空気を一変させる、彫刻のようなチェア。コペンハーゲンのコンサートホール「ヴェガ」のために作られた「VLA26P ヴェガチェア」は、木とスチールを組みわせた機能的なデザインと、曲線を描く張地の背もたれがやさしく体を包み込みます。
「CH07 シェルチェア」は、羽を広げたようなフォルムと3本脚が印象的。宙に浮いているかのような独創的なフォルムは、インテリアの主役になる存在です。
異素材の組み合わせを得意としたポール・ケアホルムの「PK1 チェア」は、スチールとペーパーコードの融合が美しい一脚。ミニマルでありながら冷たさを感じさせない、モダンなデザインが魅力です。

くつろぎの時間を格上げする、ラウンジチェア

リラックスタイムをもっと豊かにするなら、体を預けたくなるようなラウンジチェアを。
オーレ・ヴァンシャーの代表作「OW149 コロニアルチェア」は、クラシックとモダンが見事に融合した一脚。優雅なアームの曲線や、後脚の緩やかなカーブが、美しいシルエットと高い安定性を生み出しています。
折りたたみ式とは思えない洗練された美しさの「FK10 プリコチェア」は、柔らかなクッションと可動式の背もたれで快適性も抜群。
「CH25 ラウンジチェア」は、座面と背もたれにペーパーコードを使用した革新的な一脚。熟練の職人が10時間以上かけて張り上げる美しい編み目は、時間とともに深まる風合いも楽しんで。

食卓を美しく整える、機能美あふれるテーブル

日々の暮らしの中心となるテーブルにも、カール・ハンセン&サンならではの思想が息づいています。
「CH002 ダイニングテーブル」と「CH327 ダイニングテーブル」は、住空間や使い手に合わせ設計されたフレキシブルさが魅力。用途に合わせて大きさを変えることが可能ながら、端正なデザインを崩しません。
「CH008 コーヒーテーブル」は、3本脚のフォルムが印象的なデザイン。天板と脚を繋ぐ見えない部分にまでこだわった構造で、シンプルながらも圧倒的な存在感です。

屋内外をつなぐ、洗練されたアウトドアファニチャー

テラスやベランダでの時間を格上げしてくれるのが、屋内外両用で使える「インドア・アウトドアシリーズ」。デンマークの建築家ボーディル・ケアが1959年にデザインした「BK10 ダイニングチェア」や「BK15 ダイニングテーブル」は、キュビズムの影響を受けた直線的なラインが特徴。無垢のチーク材の美しい経年変化も楽しめます。
アルフレッド・ホーマンによる「AH912 アウトドア・テーブルベンチ」は、丸みを帯びたソフトなディテールとかっちりとしたラインのエレガントな組み合わせが個性的。同シリーズのアウトドア家具と組み合わせて、居心地のいい場所を演出して。

遊び心とやさしさを、物語のあるスモールファニチャー

「CH410 ピーターズチェア」と「CH411 ピーターズテーブル」は、ウェグナーが友人の息子へのプレゼントとして作った特別な家具。道具を使わずに組み立て・分解ができる構造は、まるで実寸大のパズルのよう。子どもの遊び心を育むと同時に、大人も魅了するデザインです。
「CH004 ネスティングテーブル」は、用途に合わせて組み合わせたり、個別に使ったりと自由自在。3つのピースを自分好みに並べて、空間に軽やかなリズムを生み出して。