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●オメガ スピードマスターの歴代人気モデル10選
スピーディについて“影響力がある”と言うのは、アメリカの伝説上の巨人ポール・バニヤンを“巨大だ”と言うようなものだ。HODINKEEは、文字通り月へ行き、さらに飛躍し続けるこのクロノグラフ抜きでは存在しなかったであろう。過去半世紀にわたり、数多くのバリエーションが登場してきたが、そのなかでも私たちが最も愛するモデルを10本紹介しよう。
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●世界が注目する“静かなる情熱”を秘めたグランドセイコー
“真面目”や“誠実”という文脈で、その魅力を語られることが多いグランドセイコー。かつての魅力の中心にあったのは、確かにそうした側面であったかもしれない。だが、この時計の魅力とは、果たしてそれだけだろうか? 今、世界でグランドセイコーの存在感がかつてないほどに増している。本稿ではコレクティブル(Collectible)、すなわち収集価値という視点から国産最高峰ウォッチが持つ本当の魅力にスポットを当てる。
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●インディペンデントブランドに押し寄せる新しい波
私たちが考えている以上に、海外の人々から見て日本というのはエキゾチックかつミステリアスな国に写る。スイスの機械式時計にクォーツの実用化と普及によって多大な打撃を被らせたのは日本のメーカーであり、いち早く機械式の魅力とレガシーとしての文脈をみいだし、歴史から産地の背景、その仕組みまで、あらゆることを知りたがったのもほかならぬ日本の時計愛好家だった。バブル期以前から令和まで長らく続く日本の機械式時計カルチャーの帰結のひとつとして、今、日本の独立時計ブランドの勃興と成熟が挙げられる。機械式時計のブームを端緒から見守った賢人たち、そしてジャパニーズインディペンデントブランドのリアルプレーヤーたちは何を思うのか? 21世紀最初の四半世紀が終わりかけようとしている現在、率直に語ってもらった。
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●ブランパン コンプリートカレンダーの美学
クォーツ革命による危機的状況を乗り越え、1980年代に見事な復活を果たしたスイスの機械式時計。その牽引役のひとつが、ブランパンのコンプリートカレンダーだった。
ブランパンの復興はスイスの伝統的な時計作りを象徴する技術や仕上げを取り入れたシックス マスターピースの発表がその第一歩だった。1983年から1989年にかけて製作されたこのシリーズには、ウルトラスリム、パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーター、スプリットセコンドクロノグラフ、フライングトゥールビヨンという機構があった。そして1983年のファーストモデルとして発表されたのが、月、曜日、日付にムーンフェイズを加えたコンプリートカレンダーである。
Cal.6395を搭載した当時のコンプリートカレンダーは、小さなケース径のなかに端正な美しさや知的好奇心を刺激するメカニズムといったスイス時計の伝統的な魅力が凝縮されていた。それが多くの愛好家を引きつけ、機械式時計への興味を再び呼び覚ましたのだ。
5
●ショパールというメゾンを貫く、表裏一体な価値への矜持
ショパールは、ジュエリーコレクションであるアイスキューブにフォーカスした“スカルプテッド・バイ・ライト(Sculpted by Light)”キャンペーンを発表した。そしてそのテーマに“光ゆえの影、影ゆえの光”を掲げた。そこには彫刻的かつ幾何学的なキューブのきらめきを表現するという背景があるが、それはジュエリーにとどまらず、タイムピースやショパールというメゾンそのものを象徴するにふさわしい。
光が強ければ影もまた濃い。両者は相反するようであるが、光なくして影はなく、その逆もしかり。共に存在して互いを際立たせる、一対で成り立つ表裏の関係である。そしてそのコントラストはアルパイン イーグル 41 XP TTでも巧みに表現されている。
2019年の誕生からわずか5年で多彩なバリエーションを発表し、アルパイン イーグルはいまやブランドを代表するコレクションを構築するに至った。そこに新たに加わった個性がスケルトン文字盤だ。手に取ればまずその軽量性に驚嘆するだろう。それは8㎜厚という薄型ケースと、ブレスレットを含めたチタン素材によるものだが、それにも増して軽やかさを演出するのが、スケルテックと名付けられたコンテンポラリーなオープンワークである。
サンドブラストで仕上げたガンメタリックカラーの地板は、同心円上に広がる円のパターンでカットアウトされ、インダストリアルなイメージを漂わせる。一方、奥にはゴールドカラーをあしらったCal.L.U.C 96.17-Sをのぞかせ、さながらスチームパンクを思わせる。光を透過し、陰影が表情を作り出す。そこに伝統と革新、クラシックとモダンが表裏一体のものとして表現されている。
ヘアライン仕上げのケースやブレスレットではポリッシュで面取りされたファセットがきらめき、アイスキューブのリングの輝きとも美しく呼応する。このキューブのモチーフは1999年に腕時計で初めて採用されたこともあり、もともと時計との親和性は高い。そしてそれこそが、ジュエラーでありウォッチメーカーでもあるという二面性が一体になったショパールならではのクリエイティビティにほかならない。“光ゆえの影、影ゆえの光”。改めてその深遠なテーマがここに立ち昇ってくるのだ。
6
●日本とポルシェの70年
日本にポルシェが姿を現してから70年以上になる。1953年に総代理店によって正規輸入されたわずか4台の356から、日本のポルシェの歴史は始まった。ポルシェと日本はいかにして出合ったのか? 現存する1953年に正規輸入された1台を主役に、日本のモータースポーツ黎明期を語るうえで重要なもう1台の356にもスポットを当てながら、“日本とポルシェのはじめて物語”を読み解いていく。
7
●日常のひとときに、旅の情緒を宿すタイムピース
2023年、ルイ・ヴィトンファンだけではなく、すべての時計ファンに向けての主力コレクションであるタンブールは、スポーティなブレスレットウォッチとして生まれ変わった。しかも高級ムーブメント会社ル・セルクル・デ・オルロジェ社と協業した、初の量産型自社製ムーブメントを搭載して、である。そのマイクロローター式の薄型自動巻きCal.LFT023は、高精度かつ手仕上げが行き渡る高級機として高く評価すべき出来栄えであり、外装の優れたクリエイションとも相まって、新生タンブールはリリース早々にして時計ファンにアピールすることに奏功してみせた。
それに続いてルイ・ヴィトンは今年、2014年に誕生したエスカル コレクションに大胆にメスを入れた。タンブールがそうであったように、トランクの補強金具をラグにかたどったケースデザインを継承しながら、クラシカルかつドレッシーなタイムオンリーウォッチに生まれ変わらせたのだ。ケースはRGとプラチナをラインナップし、SSをメインとするスポーティなタンブールを補完するスタイルでメゾンのウォッチコレクションの幅を広げた。搭載するのは、同じくCal.LFT023。しかしタンブールがスモールセコンドであったのに対し、新生エスカルではセンターセコンドに改良されている。結果エスカルは、ややモダンでスポーティな印象も併せ持つこととなった。ダイヤル装飾はアイコニックであるが決して過剰ではなく、シックさに専念している。
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