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HOUSE OF LOTUS@ELLE SHOP SPECIAL - Designer Interview HOUSE OF LOTUS

「旅好きの母に連れられて子どもの頃から世界中を巡っていました。いつしか旅先で出合う異国の文化や民族に興味がわき、日常で使われる美しい雑貨や民芸品に引かれるようになって」

ショップを始めたきっかけをそう語るディレクターの桐島かれんさん。当初は子育ての真っただ中だったので、自身が素敵だと思うものを集め、自宅を解放して夏休みの3週間だけ期間限定でオープンしていたそう。全国に6店舗構える今でも、インスピレーション源はさまざまな国に根付いた文化、アート、歴史、風景、自然など。ライフクラフトブランドとうたっている点にも桐島さんの強いこだわりがうかがえる。「民族の歴史や魂を感じさせる手工芸品、特にはかなさを宿しているものに美しさを感じています。ただ、それらを作れる職人が徐々に減り、いつしか素敵なものがこの世から消えてしまうのかと思うと、商品にも職人にも光を当ててあげたい。ライフ=人生、クラフト=手仕事、クラフトマンシップという意味で、ハウス オブ ロータスは世界各国の手仕事や文化を紹介しているショップであり、お客さまの暮らしを輝かせるお手伝いを、モノ・コトを通じて提案し、創造し続けていきたいと思っています」

PROFILE

桐島かれん/1964年生まれ。モデル、『ハウス オブ ロータス』のクリエーティブ・ディレクター。母は作家の桐島洋子さん。旅してみたい場所はキューバのハバナとメキシコのオアハカ。

●東京都港区南青山3-18-4

(営)11:00~20:00 不定休

☎03・6447・0481

https://houseoflotus.jp