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ブランドローンチ以来、コンセプトもシーズンテーマも設けず、タイムレスで高揚感のある服を発信しているブラミンク。クリエーティブディレクター兼チーフデザイナーの吉武味早子さんは、服はバランスだと語る。
「私の場合、服作りは素材からスタートすることが多いです。パリの生地展でサンプルを見たとき、色や形など作りたい服のイメージが湧いてくる。それを形にしていくのですが、素材、縫製、そしてデザインのすべてがバランスよくそろった服には、どんなにシンプルなものでも隠しきれない上質さというか、オーラがあると思っています。今シーズンは大好きな'70年代後半のクラシックなスタイルをベースに、サイズ感で今っぽさを表現するようにしています」
シーズンごとに、今までのワードローブにプラスしていくというスタンスでコレクションを提案しているという吉武さん。
「一点投入するとコーディネートが新鮮になる、着ると気分が高揚する服を作りたいんです。お客さまの想像を超えた“なんだか気になる服”を。だからベーシックな服はきちんとそろえつつ、プライスが高くなってしまっても絶対素敵と思えるものは毎シーズン作っていきたいです」
PROFILE
吉武味早子(よしたけみさこ)
2003年の「ドゥロワー」設立からディレクターを務め'15年に退任。'16年からクリエーティブディレクター兼チーフデザイナーとして「ブラミンク 」をスタート。
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