この記事は2025.11.19の メールマガジン に掲載されました。

2025.11.19

モダンな「美濃焼」で迎える、美しいお正月の食卓

だんだんと年の瀬が近づき、年末年始の集まりやおせちの準備を始めている人も多いはず。今回は、1300年以上の歴史がある美濃焼の流れを汲む「MINO DONBURI」の器をご紹介! 普段使いはもちろん、ハレの日の食卓も美しく格上げしてくれるモダンな器を早めにチェックして。

昭和26年創業、「宗山窯」の器。小ぶりながらも高めの高台が上品な小丼は、職人による手描きの染付とひび模様のような貫入釉の風合いが魅力。陶器に漆を施す「漆陶」は、陶器の質感と深みある漆の艶やかな質感を堪能できます。ぽってりとしたフォルムが手に馴染む高い人気のボウル丼は、用途が幅広く、使いやすさも◎。

土岐市駄知町に創業「春山製陶」の蓋つきの丼は、日本らしい特別感がたっぷり! 定番のおかずを丼ものにするだけで丁寧な装いに。華やかで縁起が良い、色鮮やかな伝統柄「錦」と、涼やかな染付に大胆な菊の花が印象的な「菊紋」をラインナップ。

こっくりした赤・深い黒の釉薬に職人が施すモダンな椿の花が美しい「天狗窯」の器。いつもの料理もより美味しそうに、上品に見せてくれます。

同じく「天狗窯」の蓋付き豆どんぶりは、手のひらに乗るくらい小さな器。絵付けは全て職人による手仕事によるもの。ごはんのお供やお漬物のほか、和スイーツなども似合います。

黒地を塗った後に、金色の絵の具を手作業で勢いよく叩き仕上げている、「翔武窯」の「金叩き」は、シックながら華やかなビジュアル。ごはんものや蕎麦などの麺料理、メイン料理の盛り鉢に!

「伸光窯」の、山紫水明と名付けられた、豊かな自然を彷彿とさせる色使いの器。それぞれの釉薬の調合にこだわり、モダンな風合いに仕上がっています。スープやサラダといった洋食にもおすすめ。