この記事は2025.6.14の メールマガジン に掲載されました。

2025.6.14

センスが光る器使い。「アメノイエ」でかなえる「ちょうどいい暮らし」

丁寧すぎず、ラフすぎない。でもちゃんと整っている、いい暮らし。暮らしのブランド「アメノイエ」が描く架空の編集者、雨野紡さんのストーリーを通して、気取りすぎないセンスの良い暮らしぶりをご紹介。

朝は土鍋ご飯でスタート

「カネダイ陶器」の美しい黒い土鍋に炊きたての白米の艶がふわっと浮かび、朝のキッチンにごはんの香りが漂います。「ふたもぴたっとしまるから信頼してるの」と、雨野さん。おにぎりは、白釉のにじみがアンティークみたいな「marais(マレ)」の 八角プレートに。箸は、東京・墨田区で職人が手作業でつくられている、細くて軽い「大黒屋」の八角箸。

食材を乗せたくなる器でランチ会

人が集まり、ランチ会がゆるやかにスタート。トルティーヤを乗せた器はホワイトとブルー、大小まぜこぜ。「これ、fog(フォグ)っていうシリーズで、作山窯が作ってるの。美濃焼なんだけど、独自の土と釉薬、焼き方の組み合わせで、洋の料理にも自然に合う色と風合いになってるんだって」。食材を乗せたいと思わせてくれる器です。

フォグのカップで「丁寧な午後」を過ごす

食後のコーヒータイムも「フォグ」のカップで。マットな質感が手に心地よく、コーヒーの味までやさしくなった気がします。15cmのプレートを受け皿にすることで、専用のセットじゃないのに、むしろちょっとだけ工夫した感がさりげなくおしゃれ。プレートの広い余白には、クッキーとチョコレートを。

おつまみが主役に見えるプレート

17時、雨野さんがさらっと用意してくれたのは、生ハム、チーズ、ドライフルーツ。気取らないつまみなのに、「マレ」の楕円プレートに乗ると、途端に品良く見えます。「ちょっとしたおつまみが、きちんと料理っぽく見えるの。この青色、生ハムのピンクが立ち上がる」と、雨野さん。

食卓の心地よさを生む器

夜ご飯に並ぶキャロットラペ、トマトサラダ。どれも気負いのない料理なのに、「フォグ」に盛られると場が整ってきます。サラダは「マレ」の楕円プレートにふわっと。朝のおにぎりに使っていた八角プレートは、ここでは取り皿に。「フォグ」と「マレ」は形も釉薬も全然違うのに、不思議となじみ、食卓の心地よさを生んでいます。