この記事は2026.7.2の メールマガジン に掲載されました。
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京都市北山・小野郷地域の特産品である、人工の「絞り丸太」。それらを使用して制作されたダイニングチェア「シボ チェア」は、京都を拠点に活動するデザインスタジオ「ものや」によるもの。木材のあたたかみがありながら、モダンな佇まいなチェアの魅力に迫ります。
人工の絞り丸太は、細くまっすぐに育つ北山杉の幹に、ハシと呼ばれる湾曲した棒材を数百本巻き付け、時間をかけて独特の凹凸模様を生み出す伝統的な杉材。古くから数寄屋建築や和室の床柱として重宝されてきましたが、現在は貴重な素材に。
そんな歴史的価値のある手仕事が生む「絞り丸太」を素材として使い、デザインに組み込んだ「シボ チェア」。全体を塗装した後、表面を研磨し、凹部にのみ色を残すことで、「絞り丸太」特有の陰影を意匠として際立たせています。