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デンマーク発のスカーフブランド「タピ ノワール」より2025年秋冬コレクションが到着。同ブランドのセールス田中 萌さんがそれぞれのアイテムのこだわりと魅力をご紹介します。
「スカーフに使用するプリントは、長年かけて収集し、いまも増え続けているアンティークテキスタイルのコレクションを中心に、ヨーロッパの18~19世紀の織物やタペストリー、壁紙、装飾パネルからインスピレーションを得て、モダンに再構築したもの。デジタル技術で変換したオリジナル生地を用い、シルクスカーフに特化して、熟練の職人とともに製作しています。“アーツ・アンド・クラフツへの敬意”がフィロソフィー。スカーフには補修跡や時代を感じさせるディテールまでもプリントし、独特の質感や織りの表情もデザインの一部にしています。ひと柄ごとに歴史や物語を宿していることが「タピ ノワール」の大きな魅力です」。
デザイナー宅で行ったコレクション発表のホームパーティーの様子
「2025年秋冬コレクションの世界観は、より暗く、深みを帯びた退廃的ムード。濃密なトーンと鮮やかな背景を重ね合わせた、独特の存在感を放つプリントを展開します。インスピレーションの源は、パリの「Hotel Costes」やロンドンの「Park Chinois」に漂う空気感。ヨーロッパのフレンチプリントとインドのペイズリー柄を融合させ、クラシックとエキゾチックが響き合う世界を描き出しています。東洋と西洋の出会いを象徴するデザインが、タイムレスかつモダンな表現を可能に」。
「2025年秋冬に新しく登場したシリーズがこちら。柔らかいウールシルクの肌触りが気持ちいいスカーフです。長さのある長方形のタイプは、マフラーのように首元に巻くとぜいたくなボリューム感が楽しめます」。
「こちらは“Long”シリーズと同じ素材を用いた、大判で柔らかいウールシルクのスカーフ。正方形の形は三角形に折って首もとに巻くとリッチなボリューム感を演出でき、肩から羽織ればちょっとした防寒対策にもなる優れもの。毎年、秋冬シーズンにとても人気の高いタイプです」。
「まだちょっと厚手のスカーフには時期が早いかなという方には、通年楽しめるコットンシルクの“Light”シリーズがおすすめ。67cm四方と扱いやすいスクエア型で、コンパクトにも少しボリュームを出したいときにも活躍します」。
「こちらもシーズンレスで楽しめるアイテム。首元に垂らすだけでも、結んで形を作ってもサマになります。裏側は単色のため、アレンジの仕方で印象チェンジが可能。両端を尖らせた独特の細長いシルエットのため、ベルトのように腰に巻いたり、バッグのハンドルに巻いたりと使い方もさまざまです」。
「シルクツイルの光沢感が上品で目を引くスカーフ。特殊な機械で両面を同時にプリントしています。デザイナーのおすすめは、シャツやニットの首元にスカーフをインして柄を少しのぞかせる楽しみ方。現在はミシンによる縫製品が増えていますが、裁断したプリント生地を熟練の職人の手によって縁をかがっていく“手巻き”を行なっている逸品です」。