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“好きなものこそ、シンプルにまとう”そんな思考を大切にしている女性たちへ、大人の日常着を提案する「イロット」。永遠のマストアイテムとして活躍し続ける、着こなしの可能性を感じさせるデザインが特徴です。毎シーズン、コレクションではなく“エディション”と名付けて新作を発表。エディション#032となる新作を、同ブランドのディレクター鳥居 なぎささんがご紹介します。
「2025年ウィンターエディション#032では、デザイナーがとらえた身近な感覚を再考して生まれた現代のエレガンスを表現。機能性とぜいたくさの融合=生活のための服というアイディアの上にデザインを構築し、ミニマリズムの概念に造形表現を落とし込みました。“自由に、自分らしく、あらゆる人の魅力を望むまま彩る存在であって欲しい”という願いを込めて。「イロット」らしいリラックスしたモダンなアイテムをお楽しみください」。
「まずは、ウールのウォーム感、肌触りの柔らかさを残しつつ、メンズライクなハリ・コシが特徴的なダブルブレストのジャケットコートから。メンズのスーツ素材を使用し、「イロット」らしいゆるさと立体感のあるボックスシルエットを兼ね備えたマスキュリンなテーラードです。日常から特別な場面まで寄り添うシーンレスなデザインは、ニュアンスカラーがアクセント。ブランドを体現するタイムレスな逸品であり、ぜひ一度身にまとっていただきたい一着です」。
「ストールのようなデザインが象徴的なリバー仕立てのウールシャツジャケット。二重織りのウールビーバーを使用し、シャツジャケット感覚で羽織れるしなやかさと軽さが魅力です。襟部分は本革で仕立てており、遊び心とギミックが加わったモダンなデザイン」。
「アルパカブレンドの糸を起毛加工したギミックニットは、袖部分に切れ込みの入った構築的なデザイン。肉厚なニットの柔らかなボリューム感が合わさり、上品な風合いとコンフォートさはそのままに、遊び心のあるスタイルを叶えます。袖を通して着るのはもちろん、ノースリーブで着用したり袖部分を肩に掛けたりと、気分に合わせて自由に着こなせるアイテム」。
「こちらは、華やかなドレープが美しいケープコート。二重織りのウールビーバーを使用した、しなやかな肌触りとしっかりとしたウォーム感に包み込まれる着心地です。コンパクトながらデザイン性を兼ね備えた、美しく表情のあるシルエットを楽しんで」。
「ナイロンとカシミヤ混ウール素材のリバーシブルハーフジッププルオーバー。繊維廃棄物から再生されたナイロン素材に、裏側はカシミヤブレンドのフラノ素材を使用し、相反する素材の融合から二面性のある表情を生み出しました。立体的なスタンドカラーや、サイドに入った大きなスリットがアクセント。上品さとアクティブさ、防寒性を兼ね備えた、「イロット」ならではの一着です」。
「ドレープの動きを追求し、立体的な構築美を表現したニット。リラクシングな軽い仕上がりは、日常のあらゆるシーンに溶け込む実用性とぜいたくさを調和させた、今シーズンを象徴するアイテムです。サイドにドレープが流れるデザインが、どこから見ても美しく表情のあるシルエットを実現」。