日々に寄り添うモード服。こなれた秋冬スタイルを完成させる「イレーヴ」の新作

「2025年秋冬は、パリから少し足を延ばして訪れたアントワープの90年代のムード加えたコレクションです。少し退廃的な上品さや、ナローな女性らしいシルエット。コンテンポラリーとミニマルな表現にメンズ仕立てのジャケットやカジュアルなビンテージをモチーフにしたアイテムなどを組み合わせています」。

【YLEVE / イレーヴ】

「このストレートドレスには、テンセルのなめらかでとろみのある質感に、リネン特有の素朴でナチュラルな風合いを掛け合わせたこだわりの素材を使用。仕上げにタンブラー加工を施し、ほどよい膨らみと動きのある、表情豊かなテクスチャーに仕上げました。シルエットは直線的で潔く、深めのVネックがデコルテを美しく演出。ネックラインを大きく開け、ウエスト部分で袖をラップして着こなすスタイルも可能で、1着でさまざまな表情が楽しめます」。

「染料でていねいに色を重ねることで、ほんのり赤みを帯びた深みのあるブラックに仕上げました。顔料を使用せず、天然革本来のシボ感や経年変化をそのまま楽しめる、絹ヅレのような繊細な音も印象的な一枚革です。カバーオールにベルトをあしらったデザインは、軽やかに羽織れるハーフコートのような佇まい。上質さとラフさを兼ね備えた、大人のためのレザーアウターです」。

「ほどよい肉感がありながらも、しなやかに落ちる上品な素材感のテーラードジャケットは、ゆとりのあるシルエットでリラクシーな着心地に。トラウザーは、ビンテージのメンズトラウザーから着想を得た、ウエストをラップ風に見せるデザイン。タイトなトップスとも好相性で、スタイリングの幅が広がります」。

「横糸にモヘアを50％使用した、上品な光沢とほどよいハリのあるウールギャバに、ヴィスコースサテンの濡れたようなツヤ感を組み合わせた異素材コンビ。前身頃はウール、後ろ身頃はサテンで切り替えた、ストレートシルエットのメンズ仕様トラウザーです。素材のコントラストが映える、洗練された一本」。

「タテ糸にウール、横糸にはモヘア50％を含む糸を使用した、上品な光沢と自然なハリが魅力のギャバジンキャップ。モヘアならではのなめらかな表情と、立体的なフォルムが印象的です。サイズ1はウィメンズ、サイズ2はメンズ対応。ユニセックスで楽しめるアイテムです」。

「こちらは、上質なFinxコットンサテンを使用し、しなやかな光沢と品のある表情を持たせた中綿コート。襟には特殊加工を施したレザーをあしらい、着込むほどに深みを増すビンテージ感を実現しました。軽やかな着心地ながら保温性も高く、冬の街着から旅行まで幅広く活躍。シンプルなスタイリングに羽織るだけで、大人らしい存在感を放ちます」。

「タテ糸にフィラメント、ヨコ糸にスパン糸を組み合わせた生地は、ほどよくシボを抑えた上品な仕上がり。やわらかな落ち感があり、自然と日常になじみます。シルエットはリラックス感があり、肩の力を抜いて着られるシャビーライクな雰囲気。デニムやチノと合わせてカジュアルに、ジャケットの中に合わせて少しきれい目に。幅広いシーンで楽しめます」。

「梳毛ウールのツイル生地に加工を施し、ほどよいハリ感と上品な風合いを表現したパンツ。しなやかさと存在感を兼ね備えた素材が、着こなしに自然な奥行きを添えます。シルエットは前後左右にカーブを持たせたテーパードライン。裾にかけてすっきりと細く仕上げ、後ろダーツに配したファスナーで足元もスマートに。カジュアルからきれい目まで、幅広いスタイリングに合わせやすい一本です」。

【Y / ワイ】

「ユニセックスライン「Y/ワイ」より、今季も機能性とサステナビリティを兼ね備えた新作が登場しました。サブマリンジャケットは、リサイクルナイロンを60％使用し、超収縮糸によって高密度でコンパクトに仕上げた素材を採用。防風・撥水性を備え、裏地にはリサイクルフリースを使用した、環境配慮と快適さを両立した一着です」。

「伸縮性があり軽量なマイクロフリースを使ったハーフジップトップは、保温性と通気性を両立し、アクティブなシーンにも最適。裾にはアジャスターを備え、スタイリングの幅も広がります。デニムはオーガニック糸を使用し、インディゴはフェード加工とワッシャー仕上げでビンテージライクな風合いに。ホワイトはソフトな肌触りです。そしてクラシックなカバーオールは、ビッグシルエットと袖アジャスターで現代的にアレンジした一着。“なんとなく良い”を体現する日常着。今季も、ワードローブに寄り添うラインナップをぜひお試しください」。