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心地よい風が通り抜ける季節、装いも軽やかにシフトしたくなる頃。今シーズンの「アナイ」は、日差しに映えるエレガントなリゾートスタイルを提案しています。夏の美しさをまとって、洗練されたひと時を。同ブランドのEC担当、細見 真優さんの解説を参考に、華やかなファッションで季節を楽しんで。
「イタリア、ポルトフィーノで過ごすリゾートシーンをイメージした、リラックス感がありながらもタウンユースも兼ね備えた色彩豊かなコレクション“Sea Vacation”。青い空と海、まぶしい日差し、カラフルな街並みからインスパイアされた4種のプリントは、国内でブランドを展開するデザイナー、安東 聡氏に依頼して製作したものです。そのプリント名にも注目して」。
「“bouquet(花束)”は、リアルに描かれたクラシカルな花のモチーフ・線画・黒のシルエット。この3つの要素を美しく構成することで、懐かしさを感じさせながらもモダンな印象に。エアリーでやわらかい印象のブラウスは、胸元にギャザーを寄せた細かいフリルが目を引きます。スカートはエレガントに広がるプリーツ仕様。細かい折りのランダムヒダが、シャープな印象を演出」。
「“transparent(透明)”は、レモンイエローの大ぶりな花柄を大胆にレイアウトした、モダンでアート感のあるデザイン。ぼかしやグラデーションを生かし、色や形が重なり合うような、まるで光を通したような透明感を表現したプリントです。カシュクール風のフレアラインワンピースは、すっきりとした着こなしを実現」。
「“reminiscence(追憶)”は、過去の美しい記憶やノスタルジックな情景が、曖昧に浮かび上がるような抽象的デザインで表現し、懐かしさと現代的な洗練を融合させています。袖元のフリルが目を引くブラウスは、爽やかな印象の一着。ポルトフィーノの風景から着想を得たプリントが、主役級の存在感を放ちます。Tシャツにもポルトフィーノの風景をプリント。スカートはナイロンのさらっとしたタッチと光沢感が特徴のファブリックを使用しています。タックを重ねたフレアシルエットのため、ブラウスやカットソーなど、幅広く合わせられます」。
「夕暮れから深夜へと移り変わる空の色彩を樹木のシルエットに重ね合わせ、柔らかなグラデーションやにじみを生かして表現したプリント。黒に溶け込む紫や紺碧が、幻想的で深みのある美しさを生み出します。カシュクールデザインのワンピースは、すっきりとしたフレアラインに、襟はスキッパー開きでデコルテをより美しく演出。幻想的なダークな色合いと、大人っぽいシルエットによって晩夏まで着用いただけます。ブラウスは、胸元に寄せたドレープがポイントのニュアンスデザイン。こちらも、デコルテが美しく映えます。パンツはリラックス感のあるイージーワイドシルエット。ウエストはゴム仕様ではき心地もノンストレスです。セットアップ着用で上品なダークトーンルックを楽しんで」。
「バルーンシルエットのジレブラウスは、一枚着としても、ジレとしても着用が可能。バックデザインにスリットを施し、背中からも風が抜けるデザインです。スカートはタックを重ねたフレアスカート。軽やかなファブリックが快適な着心地です。ほんのりスポーティな雰囲気が、エレガントさのなかに新しさをプラス」。