とぎすまされた大人の女性が選ぶハイクオリティブランド。「バウト」で見つける、春夏のとっておき

「幼少期に抱いたものづくりへの思い、刺激を受けた音楽やアート、カルチャー。美しいテーラーメイドと日本のファブリックを使い、さまざまな経験や思いを紡ぎながら、ていねいに妥協のないものづくり続ける「バウト」。2025年春夏は、ブランドのアイデンティティや憧れるファッション・カルチャー・音楽への愛着から、ロンドンの街並みを背景にルックを仕上げました。80〜90年代ハイファッションへオマージュを捧げ、女性のボディを美しく見せるドレスやジャケット、デニム素材のアイテムなど、ドレッシーなアイテムをラフに着こなす芯のある女性像を映し出しています」。

「イタリア有数の老舗ファブリックメーカーで世界のメゾンが使用してきた憧れの素材。「バウト」では2023年春夏ファーストシーズンから採用し、継続してジャケットとパンツを製作してきました。ヴィスコースレーヨンとシルク高混率のスラブ調の平織組織を、今季はこれまでよりライトウェイトに変更。極上の清涼感を感じさせる着心地や、仕立て映えなど、真夏でも素材の秀逸さを味わっていただきたいです」。

「ジャケットは、構築的なシルエットと、ピンとツノが立つような美しいプレスライン、シンプルなフォルムが特徴。パンツも美しいプレスクリースラインが際立ちます。腰まわりは体にフィットしながらストレートに落ちるライン。どちらも、立ち上げ時からの「バウト」の代表作です」。

「国内尾州産地のエクストラファインsuper160’sウールとモヘアを用いた、サマースーティングに適した洗練されたドレスクロージングファブリック。2024年秋冬コレクションで好評だったドレスを、素足になるシーズンに向けてマキシ丈へとアップデートしました」。

「シンプルなトライアングルフォルムはどこかジオメトリックかつアイコニック。クリーンな印象なのでデイリーにもドレスアップにも着用できます。中に着るアイテムで雰囲気が変わり、アレンジの幅が広がるアイテム」。

「スイスレースメーカー製のカーテンレースのような柄を採用。しっかりした糸目の均整のある羅列はどこかクラフト感を感じさせて、ノスタルジックでありながらトラディショナルな気配も感じられます。ルックではテーラージャケットのインナーに」。

「襟まわりの黒いパイピングリボンがポイント。前後どちらも着用できるように首まわりのカットにもこだわりました。お手持ちのワンピース、デニムやスラックスのトップスにも◎」。

「世界最高峰のシーアイランドコットンの落ち綿を使用したデニム素材を採用。1880年代のデニム黎明期の紡績糸に見られるようなネップ感が生み出す粗野な見た目と、しなやかで奥行きのある光沢感が混在する唯一無二の素材です。上質な素材のため、製品で洗うことで気持ちのいい肌当たりに。デニムジャケットはボクシーなシルエットが軽快な印象です。ドレスは、アメリカ産最高級品質とされるスーピマコットン100％のジャージー。シャイニング加工による適度なハリ感、キメの細かさとなめらかな肌あたりが特徴です。スカート部分はツイル地のスーピマコットン100％。ふんわりとしたリンゴのような膨らみあるフォルムは、脇のシームラインがゆらゆらと動くディテール。サイドポケットを配し、体が丸見えにならないアンダーショーツ付きで実用的です」。

「イタリアの大手リサイクルナイロンブランドである「アクアフィル」社の“エコニール”を、「リモンタ」社にて超高密度に織り上げたナイロンタフタを使用。“エコニール”とは、カーペットなどの廃棄物を100％原料にしたリサイクルナイロンのこと。長い歴史がある「リモンタ」社のナイロン素材は高密度に織り込まれた、ハリ感とキメ細かい手触り、美しい発色と光沢が特徴です。「バウト」ではややなめらかなナイロンだったものをさらに硬めのふらし芯を全面に抱かせて縫うことで、体から離れたボックスシルエットのコーチジャケットに。80～90sを感じさせるような、ヘルシー&モダンなスタイリングがおすすめ」。

「最高品質超長綿の原点とされるアメリカンシーアイランドコットン。50年代ビンテージデニムの再現のため、ロープ染色までこだわりシャトル織機でゆっくりと高密度に織り上げられたデニム素材は「バウト」のスタンダードです。強度・色ツヤもさることながら、趣のある表情と柔らかな肌あたりが魅力。デニムにありそうで無かった幸福感のある感触です。ジャケットは、前面のポケットが特徴的。ほのかなAラインが、ワーク過ぎないきれい目でモダンな雰囲気を演出します。腰やヒップを隠すレングスはあらゆるスタイルに活躍し、気兼ねなくラフな扱いができます。パンツはハイウエストのカービーなシルエット。腰まわりのタイトフィットが、一層フォルムを引き立たせます。ショート丈トップス、またはトップスインすることでスタイルアップ効果も発揮」。