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1979年創立の英国ブランド「キャサリン・ハムネット・ロンドン」から、デザイナーの理念を継承する日本製復刻ライン「キャサリン・ハムネット」が、エル・ショップに初登場。ブランド紹介から、シグネチャーであるパラシュートシャツのこだわりまでを、同ブランドのディレクター柴山 聖次さんが解説します。
「ワーク、ミリタリーをベースにした独自のデザインワークによって、80~90年代に世界を席巻した「キャサリン・ハムネット・ロンドン」。現在もなお、世界中のクリエーターに大きな影響を与え続けています。約40年以上も前から、サステナブル、エシカルなファッションを唱え続けた女史は、近年、サステナブルファッションの先駆者としても注目されています。彼女の意志を継ぐべく、英国との協業として2023年より本格的に日本でスタート。すべての商品に環境配慮素材を使い、メイド・イン・ジャパンにて復刻しています」。
「今回は「キャサリン・ハムネット」のコレクションの中でも、伝説の名作といわれるパラシュートシャツをご紹介。ミリタリーシャツを起源に、大きな胸のカーゴポケットや大胆なロングテールをあしらった独自のデザインは、羽二重といわれるピュアシルクでつくられています。著名人やクリエーターに愛され、40年以上の時が経過した今もなお、そのデザインは色褪せません」。
「この名作を引き継ぐべく、デザインやシルエットは、当時からのものを忠実に再現。素材には、環境に配慮したキュプラコットンのツイル素材を採用。ガーメントダイの後、化学薬剤を使用しない特別なウォッシュ加工を施すことで、当時のアイテムを再現しました。毎シーズン新色をリリースする定番であり、人気のシャツです」。
「胸いっぱいに取った大きなカーゴポケットは、分量のあるタックが特徴的。ステッチ、加工によるパッカリングも表情を生み出しています」。
「袖は3つのパーツで構成した3枚袖。他のシャツにはない特徴的なディテールです」。
「大きくとったアシメトリーな裾は、タックイン・アウトでもバランスよく着こなせます。洗い加工済みのため、縮みの心配はなく、家庭での洗濯も可能(タンブラー乾燥はお避け下さい)。ボタンは本貝(デニム素材はミリタリーボタン)を使用しています。商品の加工後にボタンを付けるなど、手間をかけ、こだわり抜いた逸品です」。