この記事は2025.2.25の メールマガジン に掲載されました。

AUBRIOT オブリオ

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計算された無造作感のコートやシャツ。

2025.2.25

しなやかに生きる現代女性に、タイムレスな美しさを。「オブリオ」の2025年春夏コレクション

by 木本 建徳さん
「オブリオ」ディレクター

こだわりの素材でていねいに仕立てた、上質な日常着がそろう「オブリオ」から、春を楽しむNEWコレクションがお目見え。同ブランドのディレクター木本 建徳さんの解説を参考にチェックして。

「3シーズン目となる2025年春夏は、16 世紀イタリア・ルネサンス期の宮廷文化にルーツを持つ紳士のクラシックなファッション・コード“スプレッツァトゥーラ / 計算された無造作”から着想を得ています。抑えた色彩、心地よくユニークなテクスチャー、構築的なフォルムとボリュームなど、さまざまな要素をミックス&マッチさせた“日常を彩る現代的なエレガンス”を表現。しなやかに今を生きる多面的な魅力を秘めた女性のための、装うたびに心地よいノイズが愉しめるようなエレガントでアグリーシックなコレクションです」。

「まずは、とろみのあるアムンゼンにエレガントなディテールが映えるナロウシルエットのディドレスから。シンプルなクルーネックにハンドタックのプリーツがアクセントになった動きのあるデザインは、ビンテージからのインスピレーション。レディライクな着こなしが完成します」。

「こちらは、ピークドラペルを配したダブルブレストジャケット。メンズウェアのタイムレスなスタイルを再解釈したデザインです。アクセントにしたダブルリングベルトが、オーバーサイズフィットのシルエットを一層引き立てて。織り上げる糸の色からこだわった強撚の梳毛ウールによる、奥行きのあるシャンブレーカラーとドライなテクスチャーも魅力です」。

「Aラインシルエットをすっきりとしたボリュームで描く、ミニマルなステンカラーコート。クラシックな仕立てのスプリット・ラグラン袖が「オブリオ」らしい一枚です。ベルトアレンジでフィット&フレアのシルエットを楽しむのも◎。同素材のフレアミディスカートを合わせれば、軽やかなフェミニニティと現代的なエレガンスが融合したスタイルに」。

「スポンディッシュな質感とクロップド・シルエットが際立つカーディガン。コンパクトなサイズはビンテージからのイメージです。ナイロンチュールヤーンの空気を含んだような軽やかなタッチと、ポロ襟のクラシックなスタイルが融合したデザイン。チノパンツは、クラシックなメンズウェアのシルエットをオーバーサイズで再解釈した一本です。今のムードにフィットする、多彩なシーンで活躍するスタンダードアイテム」。

「こちらは、チャンキーな輝きのラメヤーンを使ったタンクトップ。素材の個性を引き立てるミニマムでエッジの効いたデザインのジュエルニットです。すっきりとした長めのストレートフィットと、左サイドに入れた深めのスリットディテールが洗練された印象。ルックではレトロな雰囲気のギュピールレースで仕立てたペンシルスカートを合わせています。ミニマルなシルエットに映える立体感のあるモチーフは、あえて硬く仕上げることで強さとエレガントさを表現」。

「ベーシックなメンズシャツを再解釈したバンドカラーシャツは、女性らしさを引き立てるオーバーサイズのスタイル。ツヤのあるファインブロードを使い、ディテールを削ぎ落すことで生まれる上品で洗練された雰囲気が魅力です。一方プルオーバーシャツは、コンパクトな質感のウーステッドで仕立てたアイテム。こちらもディテールを削ぎ落したデザインにルーズフィットのシルエットを合わせた、モダンなミニマリズムが特徴です。すっきりとしたクルーネックに太い前立てが唯一のアクセント」。

「最後にご紹介するのは、ラメジャカードを使用したタックジュエルスカート。不規則に畳んだタックとシャイニーな輝きが、ほどよくボリュームのあるシルエットに個性を添えます。クラシックなデザインとエッジの効いた素材の融合をお楽しみください」。

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