この記事は2025.2.6の メールマガジン に掲載されました。
Bilitis dix-sept ans ビリティス・ディセッタン
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麗らかな春も過酷な夏も、美しく心地よく夢をみられるような「ビリティス・ディセッタン」のNEWコレクション。日本ブランドならではの端正なレースのブラウスや汎用性の高いドレス、アイコンのフリルがほどよくあしらわれたオールインワンなど、ビリティスらしさ漂う新作が満載です。同ブランドのデザイナー星 丈二さん、瀬下 裕子さんが、おすすめのスタイリングとともにご紹介。
「まずは、大きくゆったりとしたシルエットのエプロンドレス(ジャンパースカート)から。インナーに合わせるトップス次第で着こなしが楽しめるよう、襟ぐりを大きくしています。襟元に沿って裾まで伸びた切り替えと、ポケット下に入れたギャザーが独特なシルエットを実現。後ろの開きもやや上目で、大きなボタンで肩紐の長さが調節でき、着丈もある程度アレンジできます」。
「肌触りのよいさらっとした軽いコットン糸で、レーシーなカーディガンをつくりました。手編みのかぎ針編みでていねいに編んだバラのモチーフがとっても可愛く仕上がっています。シンプルなタンクトップやTシャツ、ノースリーブをインナーに、ワンピースあわせでフェミニンな装いはもちろん、デニムとあわせた甘辛コーディネートもおすすめ!」
「昨今の厳しい暑さを楽しく快適に乗りきってもらえたらと思い、ガーデンサロペットを製作。春の日差しを感じる頃、ガーデニングや植物のお世話をしたくなる気分をイメージしました。コットン100%なので涼しく肌触りも心地よく、また、ゆるっとした風の通るサイズ感は体のラインを拾わず、快適におしゃれが楽しめます。ビリティスのアイコンでもある共布の控えめフリルが、カジュアルになりすぎない、ほどよくフェミニンなアクセントに。肩紐やサイドの紐でお好みにサイズ調節も可能です」。
「コットン・リネン地で作った大きめのトートバッグ。セール川左岸を意味する“Rive Gauche”と大きくプリントし、その下には代表的なエリア「サンジェルマン・デ・プレ」や世界的に有名な作品を集めた美術館「ミュゼ・ドルセー」など、地区の主だった名所の名前をビリティスのロゴに使っている特別なスクリプト体でプリントしています。シンプルながらも、パリのエスプリを感じさせる一品」。
「ラミー&コットンの独特なぬめりとツヤ感が美しく、天然繊維ならではの清涼感と軽やかさが心地よい、夢のあるケープです。ものすごく大きい襟が特徴的ですが、ここまで大きいとかえって“襟”を感じさせない不思議な魅力をたたえています。ていねいに配したブランドアイコンの共布フリルもアクセント。端境シーズンや暑いときにさらっと羽織れるアイテムとして、いろいろ楽しんでいただけたらうれしいです!」
「1800年代初頭のフランス革命以降、ぜいたく品とされる豪華なシルクや華美なデザインとは対照的な、永遠の美、古代ギリシャ時代にインスピレーションを得たシルエットと薄手の白いコットンモスリンのシュミーズドレスが大流行しました。いつもブランドのイマジネーションのひとつになっているそのスタイルからさらにインスピレーションを膨らませて、後ろのリボン側を前にすると羽織にもなるトップスを製作。開き過ぎないよう、デリケートな襟開きにこだわったスクエアネックなど、シンプルななかにもていねいなつくりと配慮で特別感を感じていただけます。肌触りが最高に心地よい柔らかなコットンシフォンで、着心地も満点!」
「前出のトップスと同じく、1800年代初頭のコットンモスリンのシュミーズドレスからインスピレーションを得た一着。現代に生きる女性に過酷な夏も美しく心地よく、夢をみていただけるような夏のドレスをつくりたいと、いろいろな思いを詰め込んでできあがったアイテムです! 開き過ぎないきれいなスクエアナック、幼くならない袖丈、バランス、ぜいたくに膨らんだパフスリーブがスペシャル感を演出。広がりすぎない大人っぽいシルエットにもこだわりました。足元は、あえてソックスにスポーツサンダルやごつめのペタンコサンダルなどでハズしを加えると、甘さが抑えられて新鮮なバランスに」。
「オリジナルでつくったアイレットレースとハイボビンレースを組み合わせたブラウス。レースとレースの間に細い途中止まりのピンタックを入れるなど、ディテールにこだわって仕上げています。洗濯を繰り返すことでアンティーク感が出てきて、雰囲気のある着こなしが楽しめます」。
「ビリティスのルーツ的なディテール、素材とデザインがすべて詰まったぜいたくでスペシャルな一着。なんと、合計108本のピンタックと、フランス製コットンが主体のリバーレースが美しく、洋服にもかかわらず、いつまでも見飽きない目の離せないつくりです。これは、日本の熟練の職人の細やかな気遣いと技術の賜物。繊細ですが、自宅で優しく手洗いしていただけるため、ワードローブで大切にしたくなるアイテムです。デニムやチノパンなど、ちょっとハードめなアイテムとのコーディネートが最高におすすめ! 永遠のパリジェンヌスタイルを楽しんで」。