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2024.12.6 |
「デザイナーのポール・アンドリューが2013年に設立したシューズブランド。2014年にはシューズデザイナーとして初となるCFDA/ヴォーグファッション基金を最年少で受賞し、2016年からは「サルヴァトーレ・フェラガモ」のウィメンズシューズのデザインディレクターに就任しています。その後、ブランドすべてのディレクションを担当し、ブランド退任後は自身のブランドを再始動。また、2024年には「セルジオ ロッシ」のクリエイティブディレクターに就任しています」。
「アンドリューの作品は大胆ながらも実用的なデザインが特徴。気持ちを高揚させ、ぜいたくな気分にさせるデザイン性と、環境への配慮を行い長く使用できるというサステナビリティの二面性があります。それらが非常にバランスよく反映されているのが、まさに「ポール アンドリュー」のシューズなのです。ヨーロッパの彫刻家Jean Arpの具像彫刻からインスパイアされた“アルプ ヒール(ALP HEEL)”をシグネチャーに、さまざまなモデルを展開」。
「まずは、靴底にヒールが突き刺さったようなデザインのスパイクヒールシリーズから。5.5cmのスパイクヒールは、エッジィな見た目に反し、重心を中心で捉えるため驚くほどの安定感があります。フェティッシュなヒールとコバまわりにぐるりと配したジップ、ノーズの長い木型、スクエアカットのトップラインなど、さまざまなエッジを効かせているのに優雅な佇まいなのは、まさに「ポール アンドリュー」スタイルの真骨頂。きちんと感のあるスリングバックデザインも、エグゼクティブのセットアップスタイルやワイドなトラウザーにもしっくりマッチします」。
「セカンドデビュー以降、シーズン1から継続している定番モデル“ARC”。スクエアのトゥラインとアイコンヒールがモダンなバランスをつくります。トップラインにジップのアクセントを加えエッジィな印象に。アイコンの“アルプ ヒール”は、彫刻家 Jean Arp の作風の女性の曲線美からインスパイアされています。カジュアルからエレガントまで絶妙にモード感を加えてくれる、現代的な女性らしさを感じられるデザイン。セットアップスタイルやワイドなトラウザー、デニムなどにもしっくり合わせられます」。
「「ポール アンドリュー」の“A”を模したバックルをアクセントに、マットな質感のカーフレザーをぜいたくに使用したバイカーブーツ。ヒール高は履きやすい8.5cmですが、踵の半分まで立ち上がったスタックヒールの視覚的効果によってさらに脚を長く見せます。細めの筒でもズボッと脱ぎ履きできる美しいチューブスタイル。ハードなデザインとエレガントなシルエットが融合したモードな一足です」。
「オリジナルのプルトップが特徴のバックジップアンクルブーツにもご注目を。柔らかなカーフレザーがソックスのように脚に寄り添う細めのシルエットです。こちらもヒール高は履きやすい8.5cmですが、踵の半分まで立ち上がったスタックヒールによって脚長効果を発揮。ミニマルなデザインと少しハードなディテールもモード感を誘って」。
「ブランドのエントリーモデルとしてリリースした“EFFICIENT”。トマトレッドのガラスレザーと同色の4cmの“アルプ ヒール”がほどよい存在感を放つ、モダンでミニマルな一足です。削ぎ落としたシンプルなデザインと美しいカッティングは、「ポール アンドリュー」の美意識が感じられ、ストレスのない最上の履き心地を約束します」。
「「ポール アンドリュー」の“ZIP”シリーズにローファースタイルが仲間入り。甲のサドル部分に配したジップトリムとソールから張り出したコバ飾りも同様のデザインに。本格的なメンズスタイルのサドルローファーも、ガラス革のマットな光沢とジップのディテールによってエッジィに仕上がっています。他の“ZIP”シリーズと同様に極力シンプルにし、ミニマルかつモダンなスタイルを実現。女性らしさが際立つ「ポール アンドリュー」のコレクションの中では珍しく武骨でマスキュリンな木型ですが、女性が履くことでフェミニンさを発揮します」。
「フェティッシュなヒールと硬質なガラスレザー、グログランテープを使った大振りなリボン。マスキュリンとフェミニンの両方の要素を併せ持った優雅な佇まいは「ポール アンドリュー」ならでは。エッジィなスパイクヒールの安定感ある履き心地、甘すぎないモード感のあるリボンモチーフも魅力となって、フェミニンなドレスアップを引き締めてくれます」。
「セカンドデビュー以降、シーズン1から継続する“CUBE”シリーズ。ブランドの代名詞であるスリングバックシューズに、“CUBE”オーナメントと“アルプ ヒール”のふたつのアイコニックなディテールを組み合わせました。“CUBE”オーナメントは、クリアヒールにも使われるプレキシグラス(透明感と強度を損なわない強化樹脂)を用い、アッパーのカラーに合わせて製作。ビビッドなサテン素材と同色の“CUBE”オーナメントとガルバニウムメタルヒールが、パーティでも特別な存在感を放ちます」。
「代名詞のスリングバックも、今はほとんど使われない手間暇のかかる伝統的手法で取り付けたもの。ストラップの取り付けがインソールの内側から始まり、土踏まずの内側から踵までをホールドします。ストラップが引っ掛かりにくい日本人の足でも着用感◎」。
「こちらは“CUBE”シリーズのサンダル。ビビッドなサテン素材、同色の“CUBE”オーナメント、ガルバニウムメタルのチャンキーヒールという、3つのぜいたくな素材を組み合わせたデザインです。9.5cmのガルバニウムメタルのチャンキーヒールもアッパーに合わせて製作。主張がある色、素材を調和のあるデザインでまとめた「ポール アンドリュー」らしいリゾートシューズです」。