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この冬の本命アウターは、大人気のパフォーマンスラグジュアリーブランド「カナダグース」から見つけて。同ブランドのマーケティング担当、岩村 莉絵さんが注目のアイテムをご紹介します。
「1957年、カナダのトロントで創業した「カナダグース」。65年以上続く経験によって磨かれた高度で精密な裁断・縫製技術を用い、1着につき60人の職人が携わって製造されるパーカには、決して妥協を許さないクラフトマンシップが詰まっています。2024年秋冬は、グローバルでもベストセラーのモデルをモダンに解釈したパーカや、2年にわたる研究開発によって生み出された日本限定モデルの新作など、タウンユースから本格的な寒さにまでしっかりと対応する、バリエーション豊かなアウターを展開。時代を超越した比類なきパフォーマンスとあらゆる天候に対応したデザイン。暖かさと快適さの完璧なバランスで冬を彩る最新コレクションをお楽しみください」。
「軽量かつブランケットに包まれているかのような着心地が人気の日本限定モデル“ブライデン パッファー”。表地はソフトなリサイクルエンデュラリュクス生地を使用し、摩耗しやすい部分はコーデュラ®生地で補強することで耐久性を高めています。ダウン入りのフードは取り外しができ、外したらタウンユースに、付ければ暖かくと、シーンに合わせて変化が可能。長めに仕立てたバックヘムがヒップラインをカバーし、後ろ姿も美しく演出します。メッシュポケットに加えて、ジッパー付きのポケットも内蔵しており収納力も抜群。パッファーダウンなので、ボトムにはタイトなスカートを合わせて、きれい目フェミニンを楽しむのはいかが」。
「コートを羽織る感覚で秋のスタートから春先まで着用できる日本限定モデル“メイフィールド ジャケット”。撥水加工を施した生地にはコットン×ナイロンのリップストップ生地を用い、オニオンキルティングをデザインしたノーカラージャケットです。ゆったりとしたドルマンスリーブのシルエットのため、スイッチシーズンには1枚で羽織れ、シンプルにデニムやスカートと合わせるだけで、ワンランク上のカジュアルルックに。軽量で薄手のため、ウールコートなどのインナージャケットとしても活躍します」。
「グローバルでもベストセラーの“シェルバーン パーカ”がウール生地でアップデート。イタリア製のウールツイルは、優れた耐久性と保温性を備えたバターのようになめらかな肌触りがラグジュアリーな着心地をもたらします。ウエストにかかった緩やかなシェイプも特徴で、ダウン入りの大ぶりなフードはニット帽やキャップを被っていてもすっぽりと顔まわりを包み込みます。パーカを肩から掛けられるショルダーストラップも搭載し、電車内やショッピング中でもハンズフリーで持ち運びが可能。ロング丈ながら背面のベンチレーションにより、可動域もあります。キャメルカラーは、ブラックよりも柔らかくベージュよりも引き締まった、都会的な印象」。
「大きな2つのハンドウォーマーポケットや、リラックスしたシルエットなど、こなれ感漂うデザインが支持を集める“マクリーン ジャケット”。印象的なフロントボタンには、グローブを付けたままでも取り外しがしやすく、耐久性を考慮したパラシュートボタンを採用。アイコニックなクラシックディスクではなく、生地と同系色のトーナルディスクを用いることで、モダンで落ち着いた印象に仕上がっています。薄手で軽量ながら高い保温性があるため、肌寒さを感じる時期には1枚で、真冬はインナージャケットとして、ロングシーズン活用できます」。
「日本限定コレクションから登場した新作の“キンロス リバーシブル フリース ジャケット”。片面はふわっと軽く暖かいハイパイルフリース、反対側の面はコットン×ナイロンの混紡素材に撥水加工を施しているので、急な天候の変化にもすぐに対応できます。インナーの上からサッと羽織れて、タウンユースはもちろん、アクティブに動きたい日にも大活躍。ユニセックスのため、パートナーとシェアするのもおすすめです。タイトなスカートと合わせてほどよく甘さを出したり、ワイドパンツと合わせてカジュアルにまとめたりと、スタイリングに親しみやすい柔らかさをもたらします」。