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ラグジュアリーの再解釈“Reluxury”をテーマにしたNEWブランド「オーヴィル」が、エルショップに初登場! 同ブランドのウェブ担当、宮田 伸枝さんが初の秋冬コレクションをご紹介します。
「2024年春夏にデビューした「オーヴィル(EAUVIRE)」。ブランド名はフランス語の“EAU(オー/水)”と“VIVRE(ヴィーヴル/生きる)”の造語です。その名から想起されるように、澄んだ水のごとくありのままで強い、しなやかな女性に向けて、価格や品質だけでは測れないまとう方の美しさと品格を引き出すアイテムを提案。ブランドで初となる秋冬コレクションでは、袖を通した瞬間の心地よさや高揚感が豊かな気持ちへ導いてくれるアイテムを展開しています」。
「ボリューム感があるシャギーコートは、子山羊の初毛であるキッドモヘアを使用。上質な柔らかさ、軽さが最大の特徴です。襟まわりのほつれたようなフリンジテクニックがアクセント。毛足の長いコートにはシルクのツイル素材のスカートを合わせてしなやかに。イタリアの名高いテキスタイルメーカーの生地を採用しています。裾にいくつも入れたベンツは、歩くたびに揺れるスタイリッシュで表情のある仕上がり。裾は表地を深く折り上げることで、ステッチレスなヘムラインにしています」。
「ゆとりのあるシルエットのロングコートは、サイドとバックに入れた深いベンツによってスタイリッシュな動きを演出。カシミヤを混紡したウールの二重織り組織にシャルム加工を施した、柔らかで独特な起毛感のあるイタリア製の上質なコート地です。こちらもインナーに光沢のあるシルクのブラウスをイン。高めのハイネックがポイントになったデザインです。ぜいたくに2枚重ねて生地を使用し、すっきりとしたステッチレスのヘムを実現」。
「こちらは、極細原料を使用したSuper170'sのポンチョタイプのコート。上品な光沢とソフトでなめらかな風合いが魅力の素材に、アシンメトリーなヘムラインでモダンな表情を添えました。気温に左右されることが多い今、さまざまなアイテムの上にまとえてロングシーズン着用できるのがうれしいアウター。大ぶりのオリジナルボタンもアクセントに」。
「一見デザインニットのようなトップスは、バブルタッチのキャメル混プルオーバーとストールをレイヤードしたスタイル。ソフトで膨らみのあるベビーキャメルに極細繊維のスーパーファインウールをブレンドした、ストレッチ性のあるイタリア糸を使用しています。エアリーで優しい質感の素材を、多様な着こなしに映えるシンプルなクルーネックプルオーバーと、ボリュームのあるフリンジがポイントのオーバーサイズストールに編み立てて。ストールはアームを通すスリットを施すことで、スタイリングの変化を可能にしています。メタルバックルを配したラップ風デザインパンツは、ニュージーランドメリノウールSuper120’sの糸を使用しています。柔らかな風合いとナチュラルなストレッチ性があり、デザイン性とはき心地を両立」。
「エレガントな表現のスパンコールニットは首元を上品に見せるオフショルダーデザイン。スパングルをふんだんに散りばめたキッドモヘアのイタリア糸を使用しています。ふんわり起毛したモヘアが優しい肌触りで、グレーには光沢スパングル、ピンクにはマットスパングルを使用。エレガントなニットには、ビンテージ感のある素材のトラウザーズが好相性。クロスさせたバックデザインと裾に入れた深いファスナースリットが特徴的なバレルシルエットです。ファスナーを開ければストレート風に変化し、足元に抜け感が。60~70年代のトレンチコートを現代に復刻させたイタリア製素材は、ストレッチ性がありながらもなめらかでツヤがあります」。
「凛としたシルエットとエレガントな素材感の合わせ方は「オーヴィル」ならでは。今回ご紹介したアイテム以外にも、Super180'sでウール二重織のヘブンタッチなコートや、スウェードと見紛う構築的なフォルムニットなど、上質な心地よさが感じられるアイテムが満載。ぜひ、手に取って体感していただきたいです」。