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大人を引き立てる洗練されたスタイルが評判の「エムティーモデリスト」より、最新コレクションが到着。同ブランドのセールス、浦 善博さんの解説を参考にチェックして。
「技術、知識でエターナル(普遍的)なアイテムをエレガントとファンクショナル(機能、遊び心)でつくる服。「エムティーモデリスト」の新作をご紹介します」。
「上品なのに強度のあるグログラン素材をミリタリーアイテムで表現し、“現代の街を歩くための大人ミリタリー”を表現。定番化しているMA-1は、ドルマンスリーブで再作しました。街中にあふれるMA-1ですが、ドルマンスリーブにすることで女性らしいエレガンスが生まれ、大人が着用できるアウターに。さらに今季は取り外し可能なエコファー襟を付け、デザインのアクセントにしています」。
「こちらは、メンズ用のレピア織機で織り上げたきれいな表面感が特徴のリバー仕立て素材のジャケットとスカート。デザインはシンプルですが、ゴムシャーリングで丸みのあるショートブルゾンとセットアップで着こなすと、よりトレンド感がアップします。2024年秋冬シーズンのイメージとなるスタイリングです」。
「雨風を凌ぎながらもコットンライクな風合いを持つ生地でフーディコートを製作。適度なツヤがあり、軽くコシもあるエレガントな雰囲気の素材です。袖下にマチ布を入れることで、ストレスなく袖を上げやすくしたパターンも特徴。後ろ分量があるシルエットで、フーディは取り外しも可能です」。
「このコートには、尾州の産地でも数台しかない径6000本のジャカード織機を使い織り上げた素材を使用。ふんわりとした風合いを出す縮絨加工と両面起毛による、カシミヤのようなヌメリ感のある風合いが魅力です。両面スエード調のビーバー仕上げのため、リバーシブルで着用可能。こちらも袖下にマチ布を入れたパターンで、よりストレスなく袖を上げやすくしています。フーディは取り外しができ、スタイリングも自在」。
「このロングコートには、タテ糸・横糸ともにスーパー140のウール原料を使用した二重織素材を採用。オーストラリアのジーロンのウールを20%、クィーンズランドの希少なベービーラム原料を10%使用しており、より膨らみのある柔らかなタッチに。高い位置での襟付けがタートルアイテムと好相性。ニット袖部分をたくし上げると、袖から身頃へとドレープが続き、シルエットの変化が楽しめます」。
「こちらのロングコートにも、上記と同素材を使用。前身頃は切り替えてシャープに、後ろ身頃は接ぎなしのボリュームシルエットにした、ブランドの顔にもなっている定番デザインの一着です」。
「こちらは、イタリア「ジオリカ」社のツイードを使ったロングコート。生地の斜めのデザインが、明るい色味と暗めの色味によって一層立体的な見え方に。その素材の魅力を生かすために、白い糸にスラブ糸を使用してあえて不ぞろいの雰囲気を出しています。こちらも前身頃は切り替えてシャープに、後ろ身頃は接ぎなしのボリュームシルエットにした定番的一着です」。
「前出のコートでも使用している尾州の希少なジャカード素材を用い、定番デザインのロングコートも製作。カシミヤのようなヌメリのある両面スエード調のビーバー仕上げが、洗練されたエレガンスを醸し出します。何にでも合わせやすいシルエットと、内側の上品なレオパード柄もポイント。この秋冬の鉄板アウターになること間違いなし」。
「こちらのコートには、多種の糸を使用してドビー機械にて織り上げた素材を用いています。生地の最終仕上げである整理加工にてドラムワッシャー洗いをし、タンブラー乾燥をすることで、柔らかみと軽さを実現。エレガンスとスポーティのバランスが絶妙で、上品にもカジュアルにも着まわしていただけます」。