この記事は2024.8.15の メールマガジン に掲載されました。
Bilitis dix-sept ans ビリティス・ディセッタン
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人気ブランド「ビリティス・ディセッタン」に、待望の新作が続々登場。ビリティスならではのギャザーやタック、フリル使いを施したブラウスやワンピース、コートをはじめ、大好評のブローチはさらにバリエーション豊富にラインナップ。シルエットやディテールのこだわり、着こなしのアレンジなどを、同ブランドのデザイナー星 丈二さん、瀬下 裕子さんがレクチャーします。
「まずは定番人気のパリジェンヌブラウスから。パリジェンヌのベーシックワードローブであるホワイトシャツをビリティス流に表現。コットンシフォンで肌触りも軽く、一度身につけたら手放せなくなる心地よさです。二重のフリル襟がとても特徴的で、袖口もフリルでかわいい仕上がりに。一番上のボタンを外してラフに着たり、寒い時期はニットから襟を覗かせたり、季節を問わずお楽しみいただけます!」
「スウェットはカジュアルという通常のイメージとは異なるアプローチでデザインしてみました。着丈はやや短め、袖口にカフスをつけてギャザーを入れ、女性らしい印象に。前出の“パリジェンヌブラウス”を合わせて襟と袖を出したコーディネートや、長めのスカート合わせもおすすめ」。
「二段ティアードの切り替え部分を、やや上部よりの微妙な位置にした新作チュールスカート。チュールは贅沢に三重仕立てになっています。裏地にはコットンローンを使用。着丈は約84cmと長めなので大人っぽく着用できます」。
「ナチュラルなシワ感がイージーに楽しめるメモリー(形状記憶)素材で仕立てたコート。ビリティスのアイコンであるフリルをフードまわりや身頃の前端にプラスしたのが一番のポイントです。背面にギャザーをたっぷりと配した贅沢なボリューム感にも心ときめくはず!」
「こちらは、ヴィクトリア時代のナイティがイメージソースのデニムドレス。ピンタック、フリル、ギャザーなど、ビリティスならではの凝ったディテール満載ですが、薄手で柔らかなウオッシュドデニムなので、細かいことは気にせず、どんどん洗って経年変化も楽しんでいただきたい、タフさとフェミニンさが絶妙なドレスです。前ボタン開きなので、ちょっとした羽織にもアレンジ可能」。
「ビンテージショップにありそうなトラディショナルなケーブルカーディガンを、ビリティス風にデザイン。大きすぎず、適度なゆるみのあるサイズバランスがとてもかわいいシルエットです。左ポケット部分に施した手刺しゅうのBのイニシャルも心くすぐられるポイント。フェミニンなブラウスやワンピースとの組み合わせがおすすめ!」
「1800年代初頭のヨーロッパでスカートやドレスのポケット代わりに使われた、小さくてかわいい手提げ袋“レティキュール”をニットで表現したアイテム。持っているだけで楽しくなってしまうキュートな佇まいが、コーディネートのアクセントに」。
「“大げさなイメージにならないベルベットドレスが欲しいな”と思い、上質なコットンベルベット素材を使用してみました。シンプルなデザインですが、スカート部にはたっぷりとしたギャザー分量が入っています。パーティシーンなどで、このコットンベルベットドレスをより華やかにアレンジするために、重ねて着用するレイヤーチュチュスカートも製作。ウエストはリボンである程度サイズ調整ができ、お手持ちの他のアイテムとのコーディネートも自在です」。
「リトルブラックドレスシリーズの新作ジャケットにもご注目を。カチッとしたデザインではなく、小さな襟やラペルが優しいイメージで、あえてボタンも共布のクルミボタンにしています。クラシックでフェミニンなビリティスらしいジャケット。スカートは、女性らしいイメージのフレアシルエット。ウエストの共布リボンがブランドのアイコンポイントです」。
「軽量感のある圧縮ウールブークレー素材を使用して、あえて裏地無しの軽い仕上がりに。ガウンのようにさらっと羽織るだけでサマになるベルテッドコートです。時にはきちんと、ぴったりと前を合わせてベルトでキュッと結んで細身のIラインシルエットを楽しむのも、ぐんと大人のムードになって新鮮。もちろんラフにデニムなどと合わせてもとてもすてきです」。