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洗練された大人のベーシックにファンが多い「イレーヴ」から春夏コレクションが到着。同ブランドのセールス担当、根津 千佳さんが注目のラインナップをご案内します。
「ショート丈のシャツやオーバーサイズのジャケット、タイトフィットのスカートにニットなど、さまざまなバランス感で展開する今シーズンの「イレーヴ」。ブランドコンセプトにある“着る人の個性を奪うことのない服”として、上下の組み合わせをタイト×タイト、ボックス×タイト、ボックス×ボックスなどにすることで、自分なりの着こなしが楽しめます。また、今シーズンからは、白いシャツだけを取り扱うフランス発のブランド「ブリエンヌ パリ・ディス」とのコラボレーションもスタート。そして2023年春夏から始まった「Y」についてもご紹介します」。
「まずはトレンドアイテムとしても注目のショート丈シャツから。「イレーヴ」らしいボクシーなシルエットが特徴です。ルックではオーバーサイズジャケットとデニムを合わせ、ハンサムなコーディネートに少々の遊びをプラス。このジャケットとデニムには、サステナブルなヘンプとオーガニックコットンを撚り杢にした糸を後染めするという、こだわりの生地を使用しています」。
「こちらは、USタンカージャケットがベースのブルゾンに、コンパクトなサイズ感のトップスと90年代を意識した2タックトラウザーを合わせたスタイル。おじさん感が少し漂うブルゾンは、これからの季節に欲しいアイテムで、個人的にはキャミワンピースやタイトフィットのスカートといったレディライクなものとのスタイリングがおすすめです」。
「毎シーズン、シャツワンピースを展開していますが、今年はアームホールを断ち切りにした大胆なデザインとアセテートキュプラの繊細な素材の相反したバランスがユーモラスな一着を提案。ルックのようなボリュームパンツとの組み合わせでは、ボタンを半分明けてラフさをプラスしています。ストールは取り外しができるので、さまざまな着こなしで楽しんでいただきたいですね」。
「ニュアンスのあるカーキカラーがブランドらしいノースリーブジャケットは、カラーレスになっており、Tシャツやラフな着こなしからかっちりとしたシャツスタイルまで幅広く活躍します。同素材のパンツも展開しているので、セットアップにすると抜け感のある今年らしい雰囲気に。ルックで合わせたスカートはウエストにデザインがある、一枚でサマになるアイテム」。
「夏らしいブルーが目を引くワンピースは、「イレーヴ」ならではのオリジナル生地を使用したコットンシリーズ。前出のギャザーパンツ、スカートと同素材で、高密度ながらも軽い素材感が体のラインを拾いません。ルックのワンピースは右ウエストが絞れるようになっており、好きな長さに調節可能。毎年ご好評いただいている「キジマ タカユキ」のコラボアイテムのハットは、グログランテープのリボンが取り外しできる新型です。折りたたんで持ち運びしやすく、デイリーに使える万能アイテム」。
「今シーズンから「ブリエンヌ パリ・ディス」とのコラボレーションがスタートしました。フランスと日本の融合が楽しめる他にはないこの特別なコラボ。シャツにはそれぞれ日本の意味を持った名前がついており、カフス裏、フリルのリボンに刺繍しています。カラーは、ブリエンヌのホワイトと「イレーヴ」のブランドカラーであるネイビーの2色展開。フリルを取り外したり首元のボタンをしめたり、また合わせるボトムで雰囲気を大きく変えたりと、スタイリング自在の名品です」。