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昨年リブランディングして話題を呼んだ「オールド イングランド」の最新コレクションが到着。その注目のラインナップを、同ブランドのEC担当、板橋 百合香さんがご紹介します。
「1867年にパリで生まれた「オールド イングランド」は、世界のセレクトショップの先駆けとして時代を牽引してきました。2023年9月、ミックスカルチャーの都市・東京にてセレクトショップの原点に立ち返り、新ディレクターを迎えてリブランディング。トラッドをベースに今の気分をプラスし、上品な中に大人の遊び心をくすぐるアイテムを提案しています」。
「まずご紹介するのは、ブランドのシンボリックなアイテムである紺ブレ。レディスは、上質なウール素材を用いたダブルボタンジャケット。細すぎないボックスシルエットと素材特有の品のある光沢が洗練された雰囲気を醸します。メンズは、柔らかで繊維長が細いキッドモヘアを使用したダブルボタンジャケット。上品な生地の光沢とフラットなボタンが新鮮です。どちらもセットアップはもちろん、カットソーやデニム、ショートパンツではずした「オールド イングランド」らしいミックススタイルもおすすめ。女性がメンズサイズをオーバーに羽織って、モードにアレンジしても素敵」。
「今季ぜひ注目いただきたいのが、シルクツイル素材にプリントを施したキルティング生地のブルゾンとイージーパンツ。ほどよくボリュームがあり、クラシカルな雰囲気とモダンなデザインが融合した着映えるスシャルピースです。ブルゾンは、デニムやローファーなどのクラシックなアイテムを新鮮な着こなしにアップデート」。
「シルクツイルスカーフプリントのパンツは、シンプルなプルオーバーやカットソーに合わせればこなれ感のあるスタイリングに。ブルゾンもパンツも上品なシルクの光沢と柔らかな肌触りが特徴で、着心地も抜群です」。
「メンズで目を引くのは、爽やかな柄が春夏スタイルを彩る三つボタンジャケット。軽やかな素材感のため、シャツをはじめ、カットソーなどのラフなアイテムとも相性抜群。ボトムは上質なベロア素材を使った、大人のカジュアルルックが楽しめるショーツ。ジャケットスタイルの外しアイテムとしても着まわしできます」。
「先ほどご紹介したショーツと同素材のベロアジャケットは、タイドアップスタイルにこなれ感をプラスします。ほかにもショーツとセットアップでの着用や、カットソーと合わせたラフな着こなし、カーディガン感覚でのスタイリングも可能。ボトムはイタリアの「カルロバルベラ」社の素材を使用したストレートシルエットパンツ。コンフォートでナチュラルなストレッチ性があり、着心地も抜群!」
「ノースリーブワンピースは、本体にドライな風合いのオープンエンドデニム、取り外し可能な襟とリボンには光沢感のあるシルク混の生地を使用し、気張らないカジュアルさとフェミニンさを両立。体のラインを拾わない立体感のあるAラインシルエットと、着まわし自在の汎用性も魅力です。オープンエンドデニムは、肉感がありながら軽量感があり、春夏に気軽に着用しやすい素材。カーディガンやジャケットとのコーディネートを楽しんで」。
「シンプルなワントーンコーデを立体的に魅せるフレアスカートは、ワードローブにぜひ迎え入れたい一着。ハリのあるグログラン素材がドラマチックなフレアシルエットを実現。コンパクトなトップスやジャケットを合わせれば、オケージョンからデイリーまでシーンレスに着まわせます。素材に使用した高密度なシルク綿グログランは、適度なハリがありながらもシワになりにくく、ツヤと光沢感でカジュアルルックを上品に昇華」。
「英国のシャツ生地メーカー「トーマスメイソン」の生地を使用したクルーネックシャツは、1枚で着るのはもちろん、ジャケットのインナーやプルオーバーとのレイヤードスタイルにもベストマッチ。ルックではゴートレザーのショートパンツを合わせています。素材を生かした無駄のないシンプルなデザインが、いつものスタイリングを新鮮な表情に。ゴム入りのウエストがラフな抜け感を演出します。腰に巻いているのはタブカラーのデニムシャツ。着やすいデニムシャツも、腰巻きにするとぐんと遊び心のあるアクセントに」。
「こちらは、同素材のジャケットとパンツを合わせたセットアップスタイル。フラットなボタンやアウトポケット、ボックスのシルエットが、カジュアルアイテムに洗練をもたらします。ボトムは上品なドローストリングパンツ。きれい目なストレートシルエットが、堅苦しさのない適度な抜け感を演出します。どちらも超長綿のコットンを使用。コットンを強撚にし、毛羽をなくすためにガス焼きを施しており、表面がクリーンでドライな風合いです」。