|
“100% Animal Free”というスローガンのもと、動物由来素材を一切使用しないアウターを展開するミラノ発ブランド「セーブ・ザ・ダック」。春夏シーズンも見逃せないアイテムが目白押しです。同ブランドのPR林 五郎さんの解説を参考にチェックして。
「“環境、人間、動物に配慮した製品をつくる”という「セーブ・ザ・ダック」のコミットメントに基づき、2019 年にイタリアのアパレル企業として初めてB コーポレーション認証を取得(獲得スコア95 点)。それ以来、リサイクル生地の割合の増加、再生可能エネルギーの利用拡大を積極的に行うなどして、正しいことのためにビジネスを活用する企業として活動してきました。B コーポレーション認証の取得は、ESG(環境、社会、ガバナンス)に関する取り組みにおける、最高水準の責任と透明性を持つ企業を識別するもの。「セーブ・ザ・ダック」は今年7月にその認証を更新し、108.4 点のスコアを獲得しました。これにより、イタリアで最も高いB コーポレーションの評価を得ているアパレル企業となったと同時に、アウターウェア部門ではEU のみならず全世界における第1 位のブランド(2023 年7 月12 日時点)となりました」。
「暖かい天候に最適な“MAYAレインコート”は、防水性を高めたテクニカルな素材を使用。肩、フード、アームホールの縫い目にもヒートテープ加工を施したことで風雨を防ぎます。フードには調節可能なドローストリングが付き、前立てはダブルのフロントジッパーとスナップボタンでしっかりと固定可能。袖のラウンドロゴとオレンジのジッパーの引き手が仕上げのアクセントです」。
「“DAWAショートレインコート”は夏の小雨に対応する実用的で着用しやすい一着。コーティングされた表地は撥水性と防水性を備え、止水ジッパーと肩、フード、アームホールのシーム加工が防水性をさらに強化しています。サイドにジップポケットを備え、左袖に表地と同系色のロゴをあしらい、さりげなくも特徴的なディテールを加えています」。
「“FARIS”ジャケットは、フード付きの薄中綿入りデザインでシーズンを問わず長く着用できる一着です。フロントの逆開ファスナーが多様な着こなしを実現。胸ポケットと腰ポケットは表面からは見えないファスナーで開閉し、安全な収納を提供します。裾の調節可能な伸縮性クリースでフィット感をカスタマイズでき、フードと袖口に施したライクラの縁取りもぴったりとフィット。左袖には同系色のロゴを配し、胸の携帯電話用ポケットは隠しスナップで開閉することが可能です」。
「“MAVA”トレンチコートはワイドなラグランスリーブ、ネックラインと袖口のギャザーが特徴の一着。ゆったりとしたシルエットで、ウエストの同系色のベルトがエレガント。快適な総裏地付きで、光沢のある2WAYジッパーで開閉し、スナップボタンのフラップも目立ちません。左袖にあしらった同系色のバッジとカスタムプラーがエレガントなブランドエレメントとなり、このファッショナブルなアイテムにシグネチャーを添えています」。
「“EMBER”トレンチコートは、クラシックなダブルブレストをスタイリッシュに昇華した一着。軽量で通気性に優れた素材を使用し、快適な裏地付きです。ゆったりとしたフィットに、ロゴ入りのゴム引きボタンと調節可能なウエストベルトがアクセント。袖口のフェミニンなフリルディテールとバックベントの逆プリーツがエレガンスを添え、サイドポケット、背面のストームフラップ、ボタン付きのショルダータブといった伝統的な要素もデザインを完成させて」。