この記事は2023.7.22の メールマガジン に掲載されました。

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懐かしさに自由な強さを秘めて。

2023.7.22

トラディショナルを再構築。シックな色合いでモードを楽しむ「ルル・ウィルビー」のNEWコレクション

by小島 裕泉さん
「ルル・ウィルビー」デザイナー

特別な日のための特別な装いのコレクションを展開する「ルル・ウィルビー」。トラディショナルなチェック柄やミニスカートなどのスクールユニフォームを思い起こさせるプレッピーなアイテムに注目。「ルル・ウィルビー」デザイナー小島 裕泉さんの解説を参考に、新シーズンのおしゃれ計画を始動させて。

「2023年秋冬のテーマは“BACK to the Preppy”。Y2Kファッションに「ルル・ウィルビー」の世界観をミックスさせた、ガーリィながらもエレガントなモードコレクションです。まずは、華やかなプリントのブラウスをインしたセットアップスタイルをご紹介」。

「小さめの襟やゴールドの金具をあしらった、メンズライクなウールのフラノ地のダブルジャケットに、スカートライクなショートパンツとロングブーツを合わせたプレッピースタイリング。リボンタイ付きブラウスは馬具モチーフのパネルプリントが目を引く一枚です。細部まで繊細に描いた柄域と美しい配色に、シルクのような素材感で上品に演出します」。

「なめらかで光沢感のある糸を組み合わせたハリのあるチェック柄を使ったワイドパンツ。しっかりとシルエットがつくれるので、脚が真っ直ぐ見えるのがうれしいポイント。大柄なチェックですが、カラーの組み合わせですっきりと着こなせます」。

「ほどよくハンサムなボトムにベストマッチなのは、ラナンキュラスの花弁をイメージしてフリルを重ねたブラウス。こちらは通年使える素材で、ホームケア可能。1日中着てもシワが気にならない優秀素材です。ビンテージを思わせるデザインブラウスにトラディショナルなボトムを合わせて今っぽい遊び心をプラスするのが気分」。

「プレッピーなアイテムを女性らしい遊び心で楽しむなら、繊細なボリュームが特徴の華やかチュールスカートがおすすめ。気になるウエストや腰まわりはボリュームを抑え、縦のラインに沿ってチュールをラッフル状に挟み込んだシルエットも魅力です。裾のラインが美しく出るよう、少しだけ硬いチュールを裏に忍ばせたのがポイント。通年お召しになれるので、秋口にはカットソーやブラウス、冬にはニットをコーディネートして、多彩な着こなしで活躍させて」。

【Moon “Romantic Prom Night”】

「「ルル・ウィルビー」の定番ディテールといえば、レース使い。インポートの繊細なラッセルレースをふんだんに使用したワンピースは、スカラップのティアードでロマンティックに演出。ギャザー分量をあえて控えめに設定し、裏地の色をモカベージュにすることでレースの美しい柄がしっかり見えるデザインに仕上げています。胸元と袖のレーステープもインポートの素材を使用。ベルベットのリボンがアクセントとなって、メリハリ感を出してくれます」。

「大きなラッフルを襟元にデザインしたドレスコート。毛羽立ちが無い、ほどよいハリと光沢を兼ね備えた素材はウール100%とは思えないほどの上質感。綾目の織りがメンズライクで辛口な印象のため、デザインの甘さを抑えてくれます。ウエストはタックを中縫いし、ベルトを結んだ際に美しいシルエットが出るよう製作。タックをあらかじめ入れておくことで、簡単にきれいなスタイルを演出できます」。

★ RECOMMENDED ITEMS

「ここからはさらにおすすめのアイテムをご紹介。1つ目はトラディショナルを 「ルル・ウィルビー」らしく仕上げたアンサンブル。ブランドロゴをアナグラム風にアレンジし、アーガイル柄にデザイン。モノトーンでコンパクトなシルエットは、上半身を華奢に見せます」。

「しっかりとした肉感と張りのある素材を使用したナローシルエットのデニムスカート。ヨークやポケットのラインをラウンドさせ、ステッチを効かせてモダンに仕上げています」。

「「ルル・ウィルビー」で定番人気のデシンドットシリーズ。品の良い細かなドット柄は、大人の可愛さがクラシカルに映えます。ご自宅での手洗いが可能で、シワにならない優秀素材もシーズン問わず長く愛される理由」。

「完売後、再発売リクエストの多かったノースリーブワンピースはウェブ限定で復刻。ウエストはゴム仕様でイージーな着心地なのに、きちんと感も併せ持つ優秀ワンピースです。シワにならないので、旅行先でのディナーにも最適」。