2023.3.8

合わせるボトムを選ばない究極のベーシック。「スローン」で見つける春のニットスタイル

By　「スローン」プレス　森内 敏子さん

これからの時期、さらっとまといたいのが軽やかな春夏ニット。ベーシックなものだからこそ、素材とディテールにこだわった長く愛せるアイテムを手に入れたいですよね。どんなスタイルにもしっくりとマッチする「スローン」のニットなら、ワードローブの主力となること間違いなし！　同ブランドのプレス森内 敏子さんの解説を参考に、お気に入りの一枚を見つけて。

「「スローン」のニットはすべて日本で生産。細かいニュアンスを作り手に直接伝えられるだけで、完成度が違うと思うからです。デザインは、ユニセックスで着用でき、普段使いで重宝するようベーシックであることを大事に構成しています」。

【学生っぽさ無し！新鮮に映える大人のVネックニット】
「まずご紹介するのが、シャツやＴシャツからワンピースまで、いつもの着こなしに合わせるだけで新鮮にアップデートしてくれるVネックニット。ポリエステルとコットンのリリヤーンを用い、5ゲージケーブル編みをフルファッションで丁寧に編み立てたこのニットは、空気層を持たせた立体的な表情も魅力です。狭めの天幅と浅めのVが学生っぽくならないポイントで、鹿子編み、前身頃にある4本のラインがトラディショナルな印象。いろいろな編み方をミックスしたニット屋ならではのこだわりが詰まった一枚です。ジャケットやコートを重ねてもVのラインがアクセントになりますよ」。

【ポンチョ風ニットでエレガントなひと捻りを】
「こちらは、袖のディテールがポンチョにも見えるスリットスリーブ。コットンにポリエステル加工糸を加えた細番手のリリヤーンを用い、5ゲージ片畦編みをフルファッションで丁寧に編み立てています。ポリエステルを加えることで、型崩れしにくい仕上がりに。コットンだけでは出せない、すっきりとした表情が特徴で、さりげなくエレガントで印象に残るスタイルを叶えます」。

【洒落見えする“今どき”ケーブルニット】
「上記と同様の糸を用いたクルーネックセーターもラインナップ。フロントを5ゲージのケーブル編み、バックをワッフルで編み立てています。重くなりがちなケーブルニットですが、ボリュームがありながらもポリエステルブレンドならではの軽さを実現。デニムなどと合わせて爽やかに着こなしたいですね」。

【バイカラー×丸襟のグッドバランス】
「丸襟の半袖ポロシャツは、スポーティななかに女性らしいニュアンスが感じられます。コットンのしなやかさとシルクの光沢感を兼ね備えた細番手の糸を用い、12ゲージワイドリブで編み立てました。襟、袖口、裾に配したバイカラーがポイント。ワイドリブが細見え効果を発揮しながら、ボディラインを拾いにくいほどよいテンションも特徴です」。

【あらゆるシーンに優秀！この春夏のエッセンシャル筆頭格】
「春から夏のニットスタイルにぴったりなのがこの半袖クルーネックとVネックカーディガン。どちらもソフトなコットン、長繊維ポリエステル、リネンのブレンド糸を用いて丁寧に編み立てています。ハリのあるシャープなタッチと光沢感を併せ持ちながら、着心地は軽やか。ワードローブに何枚でも欲しくなるくらい、着まわし力に優れています」。

【色違いでそろえたい永遠の定番】
「こちらは、ほどよくハリのあるコットン糸を使用して、14ゲージ天竺編みで仕上げた半袖トップスとカーディガン。ゆったりとしたフォルムながら、肩のフィット感や襟のサイズバランスなどを追求したブランドの定番モデルです。一枚はもちろん、カーディガンとのアンサンブルや、ジャケットのインナーとしても重宝します。カーディガンは、アンサンブルとしての着用を考慮して、着丈や身幅などをゆとりのあるサイジングに。こちらも定番人気のアイテムです」。

【特別な日も、いつもの日も共に過ごしたい】
「最高級シルクを使用したクルーネックトップスとカーディガンにもご注目を。オールシーズン対応のウィメンズの定番モデルとして、上品な光沢となめらかな肌触りで人気を集めています。ボディラインを拾いにくいほどよいリブのテンションと縦のラインがスタイルアップを実現。クルーネック、5分袖クルーネック、Vネックカーディガンからお好みをチョイスして」。