2023.3.7

名作アーカイブから生まれたアイコンモデルも。「セルジオ ロッシ」が初登場

By　「セルジオ ロッシ」コミュニケーションズ マネージャー 大坂 史織さん

クリーンかつエレガントなシューズで世界中のファンを魅了する「セルジオ ロッシ」が、エル・ショップに待望のオープン。最高級のマテリアルを用い、熟練したクラフトマンショップによって生み出されるアイテムは、足元にリュクスな美しさを呼び込みます。同ブランドのコミュニケーションズ マネージャー大坂 史織さんがその注目のラインナップをご案内。アイコンの“sr1”からベストセラーモデルまで見逃せません！

「“シューズは女性の脚の完璧な延長である”という創始者セルジオ・ロッシ氏の哲学のもと、1951年にイタリアで創設されたラグジュアリーシューズブランドです。現デザインチームがアーカイブから着想を得たコレクションを展開しており、ブランドの過去と現在、未来を繋いでいます」。

「「セルジオ ロッシ」のイニシャルと1を組み合わせ、ブランドの新しい一歩を意味する“sr1”は、90年代のアーカイブにみられるアッパーのレザータンとメタルプレートが象徴的なコレクション。スリッパとしてだけではなく、かかとを立てればスリッポンにもなり、シーンに合わせて変えられる汎用性の高さも魅力です。2017年に登場して以来このスクエアトゥのシックなスタイルは、心軽やかに自立したマインドを持つ洗練された現代女性の心を掴んでいます」。

「2017年の“sr1”デビュー後に登場したサンダルが、今季履き心地をさらに高めて復刻。レザータンとプレートがポイントのアイコニックなアッパーデザインはもちろん、トゥと6cmヒールのクリーンなスクエアシルエットも魅力です。サマーサンダルというアイテムに、気負いのないモード感を添えてくれるこのモデル。定番カラーのブラックとチョークホワイト、ブラックはプレートカラーがゴールドとシルバーの2種で展開しています」。

「“sr1”コレクションのなかでも、ポインテッドトゥはヒールの高さを問わず「セルジオ ロッシ」の計算された木型の魅力が詰まっています。トゥのノーズを長めにデザインすることで、トゥボックスの中で指がまっすぐに収まりやすく、圧迫感を軽減。アッパーにタンとプレートを施した“sr1”ならではのデザインが、長めのトゥを間延びして見せない絶妙なアクセントになっています。ブラックをはじめ、乳白色のチョークホワイトや、ローズゴールドのプレートを合わせたブライトスキンカラーが定番色としてラインナップ。シーズンレスでフェミニンなムードをお楽しみいただけます」。

「2022年に登場し、トレンドアイテムとして注目され継続が決定した“srNORA”ローファーにもご注目を。ツヤやかなブラックのカーフレザーにあしらったゴールドのバックルが、トラッドスタイルに洗練をプラス。他にも、メタルチャームを踵にあしらった“srJOAN”からもペニーローファーが登場しています。ソックスを合わせたカジュアルルックにも、シックなジャケットスタイルにも、コーディネートに寄り添いながらツイストを効かせるタイムレスなモデルです」。

「90年代のアーカイブローファーにみられたメタルバックルをクリスタルにアレンジした“srPRINCE”ローファーは、2022年秋冬で登場しすぐに注目を集めたモデルです。“srNORA”や“srJOAN”ローファーがトラッド・マニッシュであるのに対し、“srPRINCE”ローファーはフェミニンな表情がさりげなく映えるアイテム。クリスタルの華やかさとラグソールのボリューム感のコンビネーションもユニークで、ブランドの新たなフェミニニティを体現しています」。

「“SHOGO SEKINE x Sergio Rossi”コレクションは、自由でカラフルな日々に彩られた、ポジティブかつポップな世界をブランドにもたらしたコラボレーションです。SHOGO SEKINE氏の手描きによるパターンがブラックカーフレザーにデジタルプリントされ、ブランドのアイコニックな“sr1”を立体的にアップデートしました。“FLOWER”はSHOGO SEKINE氏の作品の中で多く登場する小花柄で、「セルジオ ロッシ」のために複数の花を散りばめたパターン。黒をベースにカラフルな花弁や茎の細部まで浮き立つエンボス加工で仕上げています」。

「“SHOGO SEKINE x Sergio Rossi”コレクションの“MONOGRAM”はSEKINE氏の得意とするタイポグラフィの魅力をブランド名で具現化しています。本コラボレーションの中で唯一モノトーンの構成。ポップですがクールな印象だとSHOGO SEKINE氏もお話しされていました。スリッパのシャープなシェイプとパターンのコンビネーションも光るモデルです」。

「“APPLE”は、SHOGO SEKINE氏のアイコンモチーフのひとつ。にぎやか＆カラフルに描かれたパターンを筆運びが目に見えるほど緻密にレザー上で再現しました。SEKINE氏は“APPLE”について「リンゴは本体と茎と葉、その3つがあればどんな形でも、どんな色でもある程度リンゴだと認識できます。形や色は違えどリンゴはリンゴに違いなく、どこか人間の世界と通じるものを感じます。肌の色や国籍・性別が異なってもみんな同じ人間だよね、仲良くいこうよ！そんな思いをリンゴというモチーフに込めています」と述べられていました。下を向くような日も足元を見れば元気をもらえる、そんな一足です」。

「愛らしい小花柄“FLOWER”にブラックソールを合わせ、モードに昇華させた“sr1”スニーカー。本コラボレーションはプレートとインソールもブラックで合わせていますが、スニーカーのブラックソールによりカラフルなFLOWERパターンがさらに際立ちます。指でなぞると感じられるエンボス加工は、SHOGO SEKINE氏のペンのタッチをいかに再現するかを、イタリアのデザインチームと自社ファクトリーにいる熟練の職人がこだわりにこだわって仕上げたディテールです」。