2023.2.5

感覚を呼び覚ます春色モード。「エブール」で出合う、フレッシュなベーシックスタイル

By　「エブール」EC担当 松尾 未来さん

上質な素材を使用した、こだわりのウェアにファンが多い「エブール」。シンプルかつモダンなデザインで、身にまとう人の魅力を引き出します。2023年春夏は、心も体も軽やかになるような色や素材のアイテムが登場。同ブランドのEC担当、松尾 未来さんがその魅力をご案内します。

「“さらに人生を楽しむという気持ちを掻き立てる服”をコンセプトに、2016年よりスタートした「エブール」。2023年春夏シーズンは“IMAGINATION（イマジネーション）”をテーマに、軽やかでクリーンな表情のベーシックアイテムをアイボリーやベージュをはじめ、ライトブルー、グリーンなど、感覚を呼び覚ますようなカラーパレットで展開しています」。

「まずは、彫刻的な生地感が特徴的なイタリア製ビスコース素材のセットアップをご紹介。留めのないミニマルなダブルブレストのノーカラージャケットは、襟元の切り替えによりネックラインにきれいに寄り添うデザイン。やや長めの丈感で、ルックようにショートパンツと合わせると旬度が上がります。このショートパンツは、ファスナー部分のハンド風ステッチやセンタープレスが仕立ての良さを感じさせる、大人でも挑戦しやすい一本。そして、フィット＆フレアの端正なフォルムのワンピースは、前後差のある着丈やV開きのバックスタイルが軽やかな印象です。センターのほぐしフリンジとバスト下切り替えのメロー始末が、ほんのりラフなアクセント」。

「続いて、上品な生地感が魅力の国産リネンツイードシリーズ。オリジナルの金ボタンが効いたノーカラージャケットは、襟や袖の額縁切り替えや大きめのパッチポケットがデザインポイントです。チノパンやデニム合わせはもちろん、幅広いスタイリングにフィット。また、ジレは、ウエストマークのワンピースライクなシルエットで、ノーカラーのデザインが柔らかさを演出します。同素材のパンツと合わせれば、一層洗練された雰囲気で着こなせます」。

「清涼感漂うドライチェックシリーズは、リネンの涼しげな肌触りにウールの吸湿性、シルクの光沢感と3種の素材特性が引き立つイタリア素材を使用。ドルマンスリーブのウイングカラーシャツは、袖を共地のタブでラフにたくし上げて着用するのがおすすめですが、きれいに折り返したり、袖を伸ばして羽織ったりするなど、スタイルに合わせてアレンジするとさまざまな表情が楽しめます。今季は同素材のショートパンツと潔くセットアップで着るのが◎。そしてロングジレは、さらりと羽織るだけで最旬シルエットが叶う一着。バランスの取りやすい丈感で、ブラックの水牛ボタンがコーデを引き締めます」。

「グレーのメランジベースに後染めを施し、独特なカラーが印象的ながら、どこか奥行きを感じさせるメランジビスリネンシリーズ。リネンの凹凸とシルクスラブのナチュラル感に、なめらかなビスコースが優雅さと上品さをプラスしたイタリア製素材です。ワンピースはエッジの切りっぱなし仕様がラフな雰囲気で、上半身をコンパクトに見せるハイウエストのゴム位置、二の腕をすっきりと演出するアーム後ろのタックもポイント。裾に前後差があるフレアスカートは、ホワイトのタンクトップやターコイズブルーのニットと合わせ、清々しいコーディネートにトライして」。

「こちらは、イタリア製のコットンシャツ地を使用したシアーストライプコットンシリーズ。シアーなストライプ柄が抜け感を醸しつつも、上品なツヤが高級感を演出します。ボザム部分の切り替えが印象的なシャツは、ポンチョケープのようなシルエットで、分量感のあるドルマンスリーブも特徴的。取り外し可能なボウタイをラフに垂らしたり、ネックサイドで結んで垂らしたりと、首元のアレンジで異なる雰囲気が楽しめます。ブラウスと同ディテールのワンピースは、一枚でサマになるきれいなテントシルエットが特徴。モノトーンカラーが上品な大人の可愛さを引き出してくれます」。

「最後に、ほどよいシアー感、軽さ、ハリ感を併せ持ったシルクコットンストライプシリーズをご紹介。大きなボウタイが主役顔のノースリーブシャツは、透け過ぎないようディテールを施し、適度なハリ感がボディフィットし過ぎない仕上がり。そしてホワイトゴールドのチェーンパーツがポイントのワンピースは、ボザムの繊細なピンタックによってハリを持たせることで、さらにクリーンな印象に仕上げています。ダーツで丸みを出した袖は、軽くロールアップして立体感を際立たせるのがおすすめ。ウエストゴム仕様のリラックスした着心地も魅力です」。