この記事は2022.9.3配信のメールマガジン【LETTER from ELLE SHOP】に掲載されました。
「ハーヴェル スタジオ」の新作で楽しむ、フォーマルとトラッドのミックスマッチ By 「ハーヴェル スタジオ」ディレクター・デザイナー 田口 直見さん |
日常的でありながらドラマチックなリアルクローズを提案する「ハーヴェル スタジオ」。2022年秋冬は、正統派トラディショナルを現代的にアップデートしたコレクションを展開しています。ツイードジャケットやプリーツスカートなど、旬度満点のアイテムが多数登場! その魅力的なラインナップを、同ブランドのディレクター・デザイナー、田口 直見さんがご案内します。 |
»MALHIA ツイード ジャケット »サテンハイネックシャツ »タックワイドパンツ |
「今シーズンのテーマは、“NEW CLASSIC”。5シーズン目を迎え、「ハーヴェル スタジオ」の原点となる本格的なトラディショナルと、ブランドが得意とするフォーマルをミックスマッチさせたコレクションです。形は違いますが、100年ほど前も世界は今のような混沌があり不安定な状況でした。しかし常に時代は進化し、価値観も変革していきます。それを現代的に前向きに解釈し、ブランドの本質を新たにとらえたコレクションを追求しました」。 |
»MALHIA ツイード ジャケット »サテンハイネックシャツ »タックワイドパンツ |
「まずは今シーズンを象徴するツイードジャケットのルックから。こちらは「ハーヴェル スタジオ」でおなじみのフランス「マリア ケント」社の華やかで独特なムードを放つファンシーツイードを使用したショートジャケットです。ブラックでトリミングしたグログランテープは、太めで印象的。それに合わせてオリジナルのメタルボタンも大きめにし、存在感をアップ。ハイネックシャツとワイドパンツとのスタイリングで、クリーンかつクラス感のある着こなしが完成します」。 |
»MALHIA ツイード スカート »ケーブルビッグニット |
「ジャケットと同素材の変形プリーツスカートもおすすめです。ひだ奥にブラックの異素材を使用することで、重く感じがちなボックスプリーツを軽やかにし、動いたときにさりげなく覗くのでスタイルのアクセントにも。格上の素材の存在感を引き立てるには、黒のアイテムですっきりとコーディネートするのが◎」。 |
»トリミングニットジャケット(ブラック) »アートプリントボリュームスカート |
»トリミングニットジャケット(アイボリー) »バイカラーレースドレス |
»トリミングニットジャケット(アイボリー) »アートプリントボリュームスカート |
「ジャケットの装いはニットでも。こちらは、バイカラーでトリミングした前立てやポケットがクラシカルで、ジャケットのようにきちんと感がありながらもニットのコンフォート感を損なわない仕上がりです。かべ調のウールとモヘア、またテープヤーンやモールヤーンといった質感豊かな糸を使い、微妙な色差と複雑な表情を実現。大胆なアート調のボリュームスカートや幾何柄のレースドレスなど、プリントやレースアイテムとコーディネートすると、モノトーンのスタイリングにぐっと差が出ます」。 |
»フェアーアイルパターンニット |
»フェアーアイルパターンニット »LIMONTA フレアスカート(ブラック) |
»LIMONTA フレアスカート(ベージュ) |
「バイカラージャケットと同様に、4種類の糸を巧みに使い分けたテクニカルなフェアアイル柄ジャカードニットは、フォーマルとスポーツテイストのミックスマッチで新しいクラシックを提案。変形ティアードスカートは、なんと裾まわりが16m! 内側にチュールを入れてボリュームを出し、イタリア「リモンタ」社のポリエステル撥水素材をプラス。スポーティな軽量感と機能性に、フォーマルな仕様をかけ合わせた今シーズンのドラマチックスカートです」。 |
»サテンラウンドネックシャツ(ホワイト) |
»サテンラウンドネックシャツ(アッシュブルー) |
»サテンラウンドネックシャツ(ピンク) |
「今から着られるシャツのご紹介です。「ハーヴェル スタジオ」では、イタリア「アルビニ」社のコットンサテンをシャツ地の定番として使用しています。今シーズンも引き続きボリュームスリーブに注目。ふんだんに入れた袖口のギャザーとすっきりとした襟元のコントラストがデザインポイントです。カラーはホワイト、アッシュブルー、淡いローズ系の3色展開。コンパクトにウエストをタックインして、袖の膨らみを引き立たたせては」。 |
»サテンハイネックシャツ(ホワイト) |
»サテンハイネックシャツ(アッシュブルー) |
「もう一型は、カフスが印象的なハイネックタイプ。同様のコットンサテンで透け感も心配なく、ほのかな光沢があり肌触りもなめらかです。縦のラインが引き立つよう、ボディにタックをあしらいました。ボリュームスカートとのコーディネートが今シーズンのクラシックを表現しています」。 |
»カシミア ブレンドリバーロングベスト(トープ) |
»シルクパフスリーブブラウス |
»カシミア ブレンドリバーロングベスト(チャコール) |
»カシミア ブレンドリバーロングベスト(トープ) »シルクパフスリーブブラウス |
「続いては、アウターのご紹介です。「ハーヴェル スタジオ」では定評のあるカシミヤブレンドのロングジレ。二重織のカシミヤブレンドウールを今シーズンはモッサ加工し、少し軽さと表情を出しています。丁寧な手縫いのリバー仕立てで、縫い目も大変美しい仕上がり。小さく立ち上がったクルーネックで襟元はすっきりと、横の切り替えでアクセントをつけました。同色系のシルクストレッチブラウスと、定番のウールシルクトラウザーズでキリリとした品格のあるスタイルをご提案します」。 |
»バルマカーンコート »ファーカシミヤプルオーバー »ウール/シルク フォーマルパンツ |
「こちらは、表側が形態安定のポリエステル、裏側がコットンの起毛をかけた二重織のバルマカーンタイプのコート。形態安定糸の適度な立体感が特徴で、ほどよく体から離れてすっきりとしたシルエットに仕上がっています。襟のタブは両側に本革バックルがあり、しっかり留めたり、留めずにターンバックしたりと変化できます」。 |
»ファーカシミヤプルオーバー(ピンク) |
»ファーカシミヤプルオーバー(ブルー) |
»ファーカシミヤプルオーバー(ピンク) |
「インナーのニットは、「東洋紡糸」独自の技術により“繊維を傷めずになめらかで柔らかな毛羽感と風合い”を生み出すカシミヤを100%使用したファー加工のプルオーバー。スタンダードなメンズ調クルーネックニットを、ファー加工の風合いを損なわないホールガーメントという無縫製の編み方で作成しています。ふっくらとしたボリュームがありながら、とても軽く、きれいな発色もピュアカシミヤならではの特性。38サイズはメンズ、36サイズはレディス向けの少しゆったりシルエット。ジェンダーニュートラルなアイテムとしての提案です」。 |
»モヘヤハンドニットプルオーバー |
「こちらは、立体感のあるイタリア糸モヘアスラブのハンドニットプルオーバー。マシンでは編めないほどの極太のスラブ糸は空気をたくさん含んでいるので、大変温かく手編み特有の柔らかさが感じられます。全体的にビッグシルエットですが、特に袖にボリュームを持たせており、ボトムの選び方で優雅なカジュアルスタイルにもアレンジ可能」。 |
»ケーブルビッグニット(ホワイト) |
»ケーブルビッグニット(ブラック) |
»ケーブルビッグニット(ブラック) |
「エッセンシャルなムードながらもこだわりのケーブルニットにもご注目を。ウールをワタの状態で染め上げるトップ染めで、深みのある色と柔らかさ、軽さが特徴のカシミヤをブレンドした紡毛素材です。その紡毛糸を8本引きそろえ、立体感とケーブル柄にこだわって仕上げました。全体に配置したフィッシュボーン柄は、編むと膨らみが出る“かさ高のある糸”ならではのとても立体的な表情。袖口まで続くケーブルと、脇から裾に配置したバスケット柄の組み合わせも、価値の高いニットです」。 |
»ボーダードルマンニット(オイスターホワイト/ブラックボーダー) |
»ボーダードルマンニット(ブラック/オイスターホワイトボーダー) »ポルカドットパンツ |
「こちらは、ケーブルニットと同素材のボーダー柄ニットプルオーバー。しっかりとした畦編みのドルマンスリーブで、ボリュームはありますが比較的かさ高のある軽い糸のためすっきりとした着心地です。左側の肩から袖山にオリジナルボタンを施し、袖口を開けて着ると袖の変化が楽しめますよ。カラーやモノトーン柄のボトムを合わせて今年らしい装いを楽しんで」。 |
»バイカラーレースドレス |
「テープモチーフの柄に黒い縁取りを効かせ、幾何柄でクラシックな印象に仕上げた、オリジナルケミカルレースのサックドレス。すっきりとしたストレートラインのシルエットに、小さな丸首と膝下レングスがクリーンな印象です。足元はヒール&ソックスでレディライクにまとめるのが、今シーズンの気分」。 |
»2WAY ラップドレス |
「ここからは夏から秋にかけてのドレスのご提案です。こちらは、フロントのラップがさまざまな表情を生み出すフォーマルドレス。ラップ布をきちんと巻きつけるとウエストがフィットしたシルエットになり、フロントも長めの丈に。サイドに垂らしておいても、内側が短いため、膝丈の軽やかな着こなしに仕上がります」。 |
»アニマルパターンドレス |
»ポルカドットドレス |
「2柄のシルクのプリントドレスも要チェック。オリジナルのアニマル調グラフィックと、個性的なピッチのポルカドット柄を、厚みのある23匁シルクで仕立てました。シルクの華奢な軽さと美しい落ち感で、動くたび優美に揺れるAラインロングドレス。小さい襟開きのクルーネックやカフス袖がクラシックな印象です。共布のウエストベルトは首にスカーフ風に巻いても素敵」。 »「ハーヴェル スタジオ」すべてのアイテムはこちら |
この記事は2022.9.3配信のメールマガジン【LETTER from ELLE SHOP】に掲載されました。
こちらの記事はお楽しみいただけましたか?エル・ショップ メールでは、エル エディターやバイヤーがそのときオススメしたいブランドやアイテムをフィーチャー。メールマガジンでしか読めないストーリーをいち早くお届けしています。そのほか、新着コンテンツのご紹介やシークレットセールへのご招待も♪
登録も解除もカンタン!
まずはエル・ショップ メールにご登録を★
© 2022 HEARST FUJINGAHO All rights reserved.