2022.8.27

クラシックなのに新しい。この秋も「スペルタ」のバレエシューズから目が離せない

By　「スペルタ」ジェネラルマネージャー　加藤　友波さん

正統派バレエシューズを、デザインや素材でオリジナリティあふれる一足へと高めた「スペルタ」。2022年秋冬も、ファーやチーター柄などを配した存在感のあるシューズを展開し、ファンのハートを掴んでいます。その注目のラインナップを、同ブランドのジェネラルマネージャー、加藤　友波さんがご案内。エル・ショップ別注カラーも要チェック！

「1957年にミラノ郊外でスタートした「スペルタ」。イタリアの職人が作り出す“本物志向”のバレエ シューズは、他の追随をゆるさないクラシカルで繊細な雰囲気を醸し出します。2022年秋冬は“INNOVATIVE CLASSIC”をテーマにコレクションを展開。「スペルタ」のレガシーであるオーセンティックな物づくりを生かしながら、マテリアルやカラーで今までにない“革新的なバレエシューズ”を提案します」。

「2021年秋冬に好評だった“OLGA Shearling”。今シーズンはファーを外側に使用し、一段と印象深い、コケティッシュな魅力あふれるモデルに仕上がりました。素材には食用として飼育され、廃棄される予定だったファーを使用。サステナブルな取り組みによって生まれています」。

「こちらは、新開発のラバーソールを採用した新作モデル。通常ラインの牛革アウトソールをそのまま再現し、アッパーとソールは「スペルタ」の特徴でもある、接着剤を使用しないグッドイヤー製法で縫製しています。特有の柔らかさはそのままに、地面を適度にグリップするラバーソールによって疲れにくく、履き心地が向上。ビーガンレザーをアッパーに用いているので、お手入れのしやすさも◎」。

「定番人気の大柄レオパードから、今シーズンは新しくチーター柄が登場。少しムラ感のある優しいブラウンのベースカラーが奥行きを演出し、ぐっと大人っぽい印象に。昨年とはニュアンスの異なる柄が新鮮に映ります。小さな斑点模様は少し控えめながら、しっかりとコーディネートの主役になってくれますよ」。

「“SOFIA”は今シーズン、エル・ショップのみで展開するため、他とはかぶらない特別感のあるバレエシューズとしてお楽しみいただけます。王道バレエシューズの形をベースに、つま先を柔らかなカーブのスクエアトゥにしたこのモデル。細身のすっきりとしたシルエットが上品な足元を叶えます。素材は、シルクレーヨンで織られたイタリア産サテン生地。膨大なカラーの中からロイヤルブルーとフューシャピンクをチョイスしました。深いトーンのトリミングによって全体が引き締まり、それぞれのカラーがはっとするほどの美しさを増して、光沢感が引き立ちます」。

「「スペルタ」の定番として不動の人気を誇る“OLGA”。トリミングをメタリックカラーにすることでとても新鮮な表情に仕上がりました。いつもより華奢なリボンが、ヨーロピアンクラシックなムードを演出。エル・ショップ別注カラーのLAMINATO Platinoは、ゴールドとシルバーの中間のような色で、少しパールがかった上品な佇まい。メタリックカラーですが品の良い発色なので、どんなコーディネートにも美しくマッチします。シルバーのトリミングもさりげないアクセントに」。