2022.8.14

いつもの日常を少しだけドラマチックに。NEWオープンの「ルームエイト」に注目！

By　「ルームエイト」「ルームエイト ブラック」デザイナー　小島 直子さん

さまざまなシーンに‟ちょうど良い服”をコンセプトに、大人の日常に対応するアイテムを提案する「ルームエイト（Room no.8）」。さりげなくモード感が漂うウェアは、着る人の魅力を引き立てる絶妙なデザインが評判です。おしゃれなフォーマルスタイルが叶う「ルームエイト ブラック（Room no.8 BLACK）」も人気上昇中。両ブランドのデザイナー、小島 直子さんが注目のコレクションをご案内します。

「2011年よりブランドスタート。バイヤー経験時にいつも感じていた「こんなのあったらいいなぁ！」をコンセプトに、大人の女性に向けた商品作りをスタート。あなたらしさを大切に“自分スタイル”を引き出すアイテムを取り揃えています。体型を気にするお歳頃の方に向け、“ちょっと痩せて見える”ことをポイントにした素材選びやデザインは、等身大のデザイナーだからこそできること。「コンプレックスを生かし、ファッションを楽しむ！」そんな洋服を提案しています。2015年には「ルームエイト ブラック」を立ち上げ、フォーマルの枠を超えたブラックシーンの商品を展開。レースのドレスや凛とした姿に見えるワンピースなど、人気を集めています」。

「ジレ風ドレスは、ウールシルクのハリ感のある素材で少しマスキュリンな雰囲気に。ワンピースとしてもジレとしても着用いただけ、深いフロントのVラインが女性らしいムードを演出します。光沢感のある生地は高級感を醸し出し、またシワにもなりにくい素材。初秋はTシャツを合わせてジレっぽく軽やかに、また冬本番には薄手のニットとレイヤードするなど、幅広いコーディネートをお楽しみください。同素材のストレートパンツとのセットアップもおすすめ」。

「上記と同素材のVネックドレスは、腰にフラップをつけてハイウエストをマーク。深めに開いたディープVネックがシャープな印象を感じさせます。Tシャツをインすれば普段のシーンに、ブラウスを入れればきちんとした場面に活躍」。

「「ルームエイト ブラック」でも人気のレースをトリミングしたタイプのドレス。Iラインのすとんとしたボディにドルマンスリーブを合わせたデザインは体のラインを拾わず、幅広い体型の方にお召しいただけます。袖口は伸縮性のあるカットソー素材のため、フィット感も◎。襟と後ろ身頃部分にはレースを使用し、それがなんともバックシャンな印象です。襟付きのドレスという点も、きちんと感があって人気の理由。かしこまったシーンにも活用できます」。

「こちらのスカートは、光沢感と柔らかさをもつレーヨンと、ハリがあるポリエステルによって編み出し、横地に編むことで段々のティアード型を生み出した構築的デザイン。立体的なボリューム感はニットならではのフォルムと質感があります。ほどよい膨らみがエレガントな雰囲気を加速。ウエスト部分はリブニットのため、ぴったりとしたフィット感はストレスフリーです。シーズンレスで着られ、シーンを選ばず大活躍間違いなし！　同素材のカーディガンもブラックとベージュで展開しています」。

「こちらは、さらっとしたドライタッチなニット地が心地よいバイカラーのニットドレス。シーズレスで着用できるニットドレスとして、大変ご好評いただいています。白の襟と、袖を折り返したときに見える白がメリハリのある凛としたアクセントに。きちんと感がありつつ、フォーマル過ぎないため、食事会やちょっとしたお出かけシーンに一着あるととても便利。シワにもならないのも人気の理由です」。

「このブラックドレスは、肩幅を極狭にして肩まわりをすっきりとさせたデザイン。デコルテや顔まわりまでシャープに見せ、小顔効果を発揮します。立体的なスリーブは多様に切り替えを入れており、また、袖口にはゴムをつけることで袖を伸ばしても、たくし上げても着用できます。コクーンシルエットはほどよく体のラインをカバーし、モダンなスタイルを演出。脇部分にポケットがあるのも◎。晩夏は素足にサンダルで、初秋はショートブーツやパンプスを合わせるなど、足元のコーディネートで時期を選ばずにおしゃれを楽しめます」。