美しい海へ思いを馳せるバッグ。

この記事は2021.12.14配信のメールマガジン【LETTER from ELLE SHOP】に掲載されました。

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2021.12.14

Letter from ELLE SHOP

モデルのTAOがデザイン!漁網を使ったアップサイクルバッグ「テイル・オブ・ザ・シー」

By 『25ans / ヴァンサンカン』エディトリアル・スーパーバイザー 柳川 啓子

世界中の気候変動や海洋プラスチック問題がニュースになっているなか、ファッションの環境負荷の高さも大きく報道され、気になっている方も多いのではないでしょうか。この現状への解決策のひとつとして、注目されているのがアップサイクル。そこで今回、モデル・女優で環境アクティビストでもあるTAOさんと25ansが、漁網をアップサイクルしたバッグを作りました。そのプロセスとこだわりのバッグをご紹介します。

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Photo:Cedric.Diradourian

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Photo:Cedric.Diradourian

profile  TAO(たお)
モデル、女優。14歳でモデルデビュー後、各コレクションのランウェイを席巻、ラグジュアリーブランドのグローバルキャンペーンで活躍する。女優として活動を行う一方で、ポッドキャスト「エメラルド・プラクティシズ」では環境をはじめとした社会問題を発信中。現在はLA在住。

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Photo::Kevin Chan

»【Tale of the Sea】For The Blue ワーキングトート(ディープブルー)

»【Tale of the Sea】For The Blue クロスボディーバック(オーシャンブルー)

»【Tale of the Sea】For The Blue ミニバック(オーシャンブルー)

「アップサイクルは、リサイクル素材に新たな価値を加えていく考え方です。今回のバッグ企画では、海洋プラスチック問題の大きな要因となっている廃棄漁網に着目し、使われなくなった漁網を回収、それから作った生地を用いています」。

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Photo:Cedric.Diradourian

「色は美しい海への思いを込めたブルーとディープブルー(紺)。TAOさんによるデザインのポイントは、海の生き物たちの“しっぽ”イメージしたハンドルのディテール。それにちなんで、バッグに「テイル・オブ・ザ・シー」という名前をつけました。「テイル・オブ・ザ・シー」がこだわったのは、使い捨てにせず、大切に長く使ってもらいたいということ。そのためバッグの制作は、なんと、1000年以上も前からカバンを作っていたという名産地、兵庫県・豊岡のバッグ組合に依頼しました。豊岡では、マニフェストを守っている認定企業が製作を行い、仕様や縫製、部品などの厳しい基準をクリアしたものにだけ、「豊岡鞄」の認証マークをだしています。このマークがあれば、バッグが壊れたらその同じ会社で修理することができます(修理費は有料)。信頼できる職人たちの手によるバッグは、とてもしっかりしたつくり。万一の際も安心感があります」。

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Photos:Cedric.Diradourian

「もうひとつの特徴は、「テイル・オブ・ザ・シー」の売り上げの一部が、海洋問題に取り組む社団法人アライアンス・フォー・ザ・ブルーに寄付され、国内のアマモ保全に役立てられるということ。アマモは海草の一種ですが、その群生地を魚たちが住みかとし、そこでえさを食べたり、産卵場所にしたりと、豊かな海になくてはならないものです。このバッグを持つことで、アマモ場の育成をサポートすることができます。また、漁網のリサイクル化が盛んになれば、海洋プラスチック問題解決の一歩にもつながることに。ぜひ手に取っていただきたいですね」。

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Photo:Hisashi Fujimaki[FLAME]

»【Tale of the Sea】For The Blue ミニバック(オーシャンブルー)

「再生プラスチックによる生地はドライな質感で、メタルパーツやそのほかの環境負荷につながる部品は極力使わないシンプルなつくりです。そのため驚くほどの軽さ。バッグのデザインは3タイプ。ミニトートは、中綿をいれたパフっとした風合いで、ボックスのようにマチがあり、お弁当箱もおさまるサイズです。スマホやお財布を入れてのワンマイルバッグにぴったりです」。

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Photo:Hisashi Fujimaki[FLAME]

»【Tale of the Sea】For The Blue クロスボディーバック(オーシャンブルー)

「クロスボディ型は、ストラップの付け根のしっぽがパタパタと揺れるのがチャーミング。さっと斜めにかけられ、スポーティなデイリースタイルにさらりとなじみ、自転車を日常的に使っている人に特に便利です。あえて入れ口にフラップやファスナーはつけず、ライトに何でもザクザク入れられるよう意識しました。ミニサイズのワンコも入ってしまうほど頼もしいサイズで、使い方はアイディア次第!」

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Photo:Hisashi Fujimaki[FLAME]

»【Tale of the Sea】For The Blue ワーキングトート(ディープブルー)

「真面目顔のこちらのバッグはA4の書類やPCがスポッと入り、長めのハンドルを肩にかけられる使い勝手のいい形。ハンドルはサボテンを使ったビーガンレザーで、TAOさんがこだわったポイントです。きちんと感に、しっぽの可愛らしさがちょうどいいアクセントになって、カンバセーションピースになりそう! ミニトートとクロスボディはディープブルーもあるので、ぜひチェックしてください」。

»【Tale of the Sea】すべてのアイテムはこちら

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»TAOがデザイン!サステナブルファッションを目指し、漁網を使ったアップサイクルバッグができるまで

※YouTubeが開きます。

この記事は2021.12.14配信のメールマガジン【LETTER from ELLE SHOP】に掲載されました。

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