2021.11.4

この上質さはファクトリーブランドならでは。「ラッピンノット」のミニマルな秋冬コレクション

By　「ラッピンノット」PR 水越 あつ子さん

モダンなデザインと職人技が融合した高品質なニット製品を展開する「ラッピンノット」。新潟県五泉市にて50年以上の歴史をもつ日本有数のニットファクトリー「ウメダニット」が手掛け、ファクトリーブランドならではの確かな品質とワードローブに溶け込み、長く愛用できるデザインが支持されています。今シーズンは、ミニマリズムと、ブランドが歩んできた10年の年月にフォーカスしたコレクションを展開。ニッティング技術と縫製力が冴え渡るアイテムは、どれもやさしい着心地と他にはないデザインが魅力です。同ブランドのPR水越 あつ子さんによる解説を参考に、早速チェックして。

「昨年、約30年ぶりにMOMAで開催されたドナルド・ジャッドの回顧展。2021年秋冬では、そのミニマリズムをオマージュしながら、試行錯誤して歩んできた「ラッピンノット」の10年を振り返り、コレクションを制作しています。この10年で新たに得た技、ファクトリーの60年の歴史全体で培ったニットを仕立てるノウハウ。それらをふんだんに詰め込んだ、これからのブランドの礎となるシーズンです」。

「肌寒くなってくると毎年1枚は欲しくなるケーブルニット。「ラッピンノット」では、ベスト、カーディガン、ワンピースの3型で展開しています。フランス・アルル地方の自然で育ったメリノウールを使用しており、ふっくらとした暖かみと美しい柄の出方が特徴。ベストはサイドのリボンで結ぶ仕様で前後差があり、前から見るとコンパクトに、後ろはお尻がすっぽり隠れて安心の丈感です。ワンピースやシャツの上にレイヤードするなど、さまざまなコーディネートを楽しんで」。

「ケーブルシリーズの2つ目はショート丈のカーディガン。左右で編み柄が異なっているのがアクセントになり、ボタンを閉めて一枚で着ても華やかな印象です。クロップド丈に作っているため、ワンピースやスカートとの相性は抜群。小柄な方にもおすすめのコンパクトなサイズ感です。また、前後逆にしても着られるのもうれしいポイント。気分やスタイルに合わせて、着こなしの幅が広がります」。

「そしてケーブルシリーズの最後がこちらのワンピースタイプ。ゆるめのサイジングで袖の折り返しが印象的なデザインです。「丈が長めのケーブルニットだと、重量感がでて肩も凝るし…」と手に取りにくい方も多いかもしれませんが、このアイテムはしっかりとした作りなのに着てみると驚くほど軽い！　この軽やかさは一度着ると手放せなくなること請け合いです。ほどよいチュニック丈はパンツやタイトスカートと合わせやすいですが、個人的には今年は短めのドレス風に着るのも気分。潔く一枚でロングブーツと合わせたスタイリングに挑戦したいと思っています！」

「こちらは「ラッピンノット」で毎シーズン定番のニットプリーツスカート。今季はしなやかなドレープ性が特徴のレーヨンに、ほどよい光沢があるラメとシルキーなタッチを加え、一年を通して使用できるアイテムにアップデートしました。ウエストはゴムになっていて、その日の気分によって前後逆に着用し、配色を変えられるのも魅力のひとつ。アウターで重くなりがちな冬場のコーディネートに、このスカートの軽やかさがあると心強いです！」

「こちらは、真っ白でもこもことした肌触りがクセになる、今季大注目のハーフジップニット。未防縮のウールを使用することでこのボリュームとふんわりとした優しい肌触りを実現しています。大きめのジップは首元まで閉めてもよし、開けてタートルトップスなどを入れインナーを見せてもよし！　フロントのポケットがメンズライクな印象なので、ボトムはタイトスカートといった女性らしいアイテムを合わせるのが気分です」。

「ワンピースは、繊維の宝石と呼ばれるカシミヤよりもさらに細いウール素材で編んでおり、今まで体感したことのない圧倒的に上質な肌触り！　ほどよく体に沿うシルエットがボディラインをきれいに見せてくれます。素材・デザイン的にこんなにもノンストレスで着られるニットワンピースはなかなかないな、と私自身も感動しました。上に重ねたジレは、ウエストにベルトをあしらったのみのミニマルなデザイン。素材は洗いこむことでフェルト化させた圧縮ウールを使用しています。適度な厚みと暖かさを併せもった生地で、季節の変わり目の不規則な気温に対応できますよ。カットソー×デニムなどのシンプルなスタイルに一点投入がおすすめです。「ラッピンノット」のアイテムは一度着用するとその品質の良さからリピートしたくなる魅力があります。シンプルで上質なものをお手入れしながら長く愛用するのが時代にもマッチしていて素敵ですね」。