2021.9.19

チャンキーソールで足元に旬のボリュームを。「ポンスキンタナ」のブーツコレクション

By　「ポンスキンタナ」セールス担当　　ジャクリーン アニスコさん

端正な佇まいと時代性のあるスタイリッシュなデザインが特徴のスペイン発シューズブランド「ポンスキンタナ」。職人の高い技術によって生み出されるモダンで美しい靴は、世界中のファッショニスタを魅了しています。2021年秋冬は、トレンドとクラス感が感じられるブーツが多数登場。同ブランドのセールス担当、ジャクリーン アニスコさんの解説を参考に、今季マストハブの一足をハントして。

「「ポンスキンタナ」は、1953年にスペインのメノルカ島で創業しました。 国際的に成功するきっかけとなったのは、バレアレス諸島で受け継がれる革の手織り（メッシュ）に着目し、自社製品のデザイン特徴として打ち出したことです。80年代後半には、メッシュ製婦人靴の有力メーカーとして名を成し、ラグジュアリーブランドの靴も手がけるように。40年来の経験と熟練職人の手作業によって、レザーの技巧を凝らした最高品質の製品を提供しています。今年は上質なカーフレザーとチャンキーなラバーソールの組み合わせに注目。定番アイテムこそ、ディテールにこだわったデザインで毎シーズンアップデートしていきたいですね」。

「流行りのチャンキーブーツは、上質な素材で差をつけたいもの。「ポンスキンタナ」では、さまざまなアイテムにチャンキーソールを採用しています。このスエードワークブーツは、厚底で脚を細く長く見せるだけではなく、足の負担を軽減するなど、機能面にも優れた一足です。最高級の素材と職人の技術を駆使してつくられているため、ワークブーツながらもエレガント。アクセントを加えながら、コーディネートをきれいにまとめてくれます。幅広い年代の女性にぜひ履いていただきたいです」。

「短冊状の革を編み上げるイントレチャートは、「ポンスキンタナ」の代表的デザイン。今年はチャンキーソールとの組み合わせで、よりトレンディな仕上がりです。リボン巾のメッシュが新鮮な雰囲気。足に自然になじむフィット感には、卓越した職人技術が生きています」。

「こちらもブランドを代表するメッシュ加工のブーツ。今季は太めのメッシュのイントレチャートに仕上げました。チャンキーソールの存在感が、スタイルの鮮度をアップ。パンツからスカートルックまで使いやすいブラックのミドル丈で、ヘビロテ間違いなしです。よくある黒の足元も、メッシュのインパクトがあれば即上級者コーデに」。

「定番だからこそ、今の気分をしっかり取り入れたい。このサイドゴアブーツは、上質なカーフ素材で、オフィスからカジュアルまで、幅広いシーンでコーディネートが楽しめます。さりげなく、だけどしっかり“今”の顔をしたソール。そしてボリュームあるサイドのエラスティック。履き心地も抜群なため、秋冬のマストハブとして活躍しますよ」。

「こちらは、上質なカーフを贅沢に使用したサイドジップのブーツ。一見ゴツくみえるチャンキーソールですが、履くと自然になじみ、さまざまなファッションに合わせやすいです。カジュアルはもちろん、エレガントな装いにもエッジをプラス。洗練されたカッティングの靴だけがつくれる、上質な佇まいが完成しますよ。軽やかな発色で品の良いシュガーグレイがイチオシ」。

「柔らかで上質なカーフが生きるデザインは、ストラップベルトが小粋なアクセント。こちらもチャンキーソールが品のよいインパクトを放ちます。何気ない着こなしにプラスするだけで、一気に旬顔に変身。オフィスにもディナーにも、厚底ソールが今までパンプスが支えていたバランスをしっかりカバーします」。

「キルティング加工がシックな印象のレースアップブーツにもご注目を。主張する2トーンのソールとアッパーのコンビネーションが、足元をフレッシュに盛り上げます。クラシカルなレースアップに施されたディテールは、職人技が光るもの。コーディネートの主役として楽しんでいただきたいブーツですね」。

「最後にご紹介するのは、柔らかなカーフスエードとボリュームソールを組み合わせた、絶妙なクラス感のエンジニアブーツ。足元でハズすコーディネートも、今年はこんな主張のあるデザインが気分。2トーンのソールからそのままグラデーションのように加工された巧みな色使いが、スタイリングの差し色としてワンランク上の存在感を発揮しますよ」。