2021.8.29

おしゃれするワクワクをぎゅっと閉じ込めた『エル・ジャポン』掲載アイテムを解説！

By　エル・ショップ　バイヤー

新シーズンの始まりにまずチェックしたいのが、8月27日（金）発売『エル・ジャポン』掲載、エル・ショップのブック・イン・ブック。今の気分にぴったりなNEWカマーから、デイリーに頼れる大人ブランドまで、スタイルの要となるイットアイテムを多数ピックアップしています。そこで今回は、特に注目したいウェアやインナー、アクセサリーを担当バイヤーが解説。ブック・イン・ブックでは語り尽くせなかった魅力をご紹介します！

★YUKA

【ビリティス・ディセッタン / Bilitis dix-sept ans】
「まずご紹介するのは、表紙でも着用している「ビリティス・ディセッタン」のブラウス。立体感のある襟とフロントのデザインに、袖のフリルが華やかなアクセントをプラスしています。フリル部分のふちはすべて刺繍で縁取られた、とても手の込んだ仕上がりも魅力。襟、袖をニットやコートからチラ見せするだけで、旬なコーディネートが楽しめますよ。ゆったりとしたシルエットなので、早い時期には一枚でさらっと着こなしても素敵」。

Photo TAKESHI TAKAGI/signo
Styling MIKA NAGASAWA
Hair TAKAYUKI SHIBATA/signo
Makeup KIE KIYOHARA/beauty direction
Model SOPHIE/donna
Realization SHIHO AMANO
Cooperation AWABEES

【クチュール ド アダム / COUTURE D'ADAM】
「こちらの「クチュール ド アダム」のTシャツは、メンズライクなシルエットながら華奢に見えるよう、肩傾斜をつけて袖山を低くしたり、着丈や袖丈、袖幅を絶妙なサイズに調整したりと、こだわりが満載の一着。Pのプリントはペンシルバニア大学のイニシャルで、同じプリントのトートバックもついています。とってもリーズナブルで使えるアイテムなので、カジュアルはもちろん、かっちりスタイルのハズし役としても欠かせなくなるはず！」

「「クチュール ド アダム」のオーバーサイズチェスターコートも見逃せない一着。イタリア製生地を使用したテーラーメイドで、あえて裏地はつけずに仕上げた一枚仕立てです。洋服のシルエットづくりに必要な芯地で固めずに、熟練したアイロンワークで柔らかに作り上げることで、抜群の着心地を実現。正統派スタイルだけではなく、抜け感のあるスポーツミックスなスタイリングにもおすすめです。ブック・イン・ブックの着こなしをぜひ参考にしてくださいね！」

★TOMOYUKI

【サイ / Scye】
「「サイ」からはこれぞ“大人のニットパンツ”といえるアイテムが登場しました。ラウンジウェアとしてはもちろんタウンユースとしても充分活躍する上質な素材感。カシミヤ混のフェルトのような温かみのある素材をベースに、ポリエステルのウーリー糸で裏打ちした二重構造のダブルフェイスニットです。スポンジ性があるため型崩れしにくく、膝も出にくいのが特徴。もちろん暖かさも折り紙付きなので、冬に乞うご期待！　同素材のスナップカーディガンはゆったりとしたサイズ感で着用するのが気分。ポケットにマチを取っているので立体的に見え、物を入れても影響が出にくいのがいいですね」。

【チノ / CINOH】
「人気ブランド「チノ」には、毎シーズン評判のオーバーサイズハイネックニットをアレンジしたカーディガンがお目見え。ロングテールのゆったりとしたシルエットは、プルオーバー同様にフロントの減らし目がウエストラインを際立たせ、スリムな印象も与えてくれます。イタリアの名門ゼニアバルファ社によるオーストラリア産メリノウールは、柔らかく、ほどよいボリューム感とウォーム感があって、冬でも暖かく快適な着心地。色目の豊かさもイタリア糸ならではです」。

★YUKO

【ドンリー / DONGLI】
「今シーズンより展開する「ドンリー」は、上質なカシミヤでつくられたルームウェアやストールなどのファッションアイテムを展開する注目ブランド。しっとりとした肌触りで、シンプルなスタイルはルームウェアやワンマイルウェアとしてこの冬大活躍の予感です！　廃棄処分されるはずの原材料をリサイクルさせ、循環型社会を構築するためのサステナブルな活動としてリサイクル・カシミヤを取り入れているのもポイント。カシミヤを日々の生活で楽しんで、ライフスタイルを豊かにさせてみませんか？」

【プリスティン / PRISTINE】
「“汚れのない、清らかな状態をずっと維持し続ける”をコンセプトに、1996年に誕生したオーガニックコットンブランド「プリスティン」もエル・ショップに初登場。安心・安全な環境で育まれたオーガニックコットンを用い、その健やかな風合いを生かした無染色の仕上がりが特徴です。糸、生地、製品までをすべて日本製で行い、ものづくりの工程も人と環境、社会にやさしい方法をチョイス。ランジェリーやインナーウェアだけではなく、タオルや布ナプキン、メンズアイテムまで展開し、そのラインナップはバラエティ豊かです。これまで以上にライフスタイルに目がいくようになった今、オーガニックコットンで、気持ちのいい毎日を楽しんで」。

★ASAMI

【ペリーコ / PELLICO】
【ネブローニ / NEBULONI E.】
「シーズン立ち上がりのおしゃれは小物から取り入れるのが正解。既にサイトで新作シューズ＆バッグ特集をご覧いただいた方も多いと思いますが、なかでも特に私がおすすめしたいのはロングブーツ。昨年から徐々に復活の兆しを見せていたこのアイテム。今シーズンの足元には欠かせません！　今年らしさを狙うなら、筒周りがやや太めでヒールなしのカジュアルなタイプが◎。ファスナーなしですっぽりと履ける上、安定感があって歩きやすいのもポイントです。写真の「ネブローニ」のように、トレンドのニットパンツにインしたり、膝下丈のスカートと合わせたりするのが気分。足元をスイッチするだけで、着こなしが新鮮に見えますよ」。

【リエンピーレ / RIEMPIRE】
【メアリ オル ターナ / MARY AL TERNA】
「バッグで注目したいのは、ずばりオーバーサイズ。長らくミニバッグブームが続いていましたが、私自身もテレワークの影響でPCを持ち歩く機会が増え、エコな視点からもちょっとした買い物は手持ちのバッグで済ませたい気持ちもあり、改めて大容量のバッグの必要性を感じていました。今シーズンはそんな願いを叶えるべく、各ブランドから大きめサイズが続々登場。使い勝手の良いトート型を中心に、ショルダータイプや、2WAYハンドルのものなど、バリエーションも豊富です。レザーでも一枚革仕立てで軽さを重視したものをセレクトしています」。