2021.1.3

イヴルルド遙華さんが指南する2021年の開運アイテムをずらりピックアップ

By　エル・ショップ　バイヤー

2021年は占星術的に新しい時代の幕開けとされています。2020年12月に、約200年続いた土の時代から風の時代へとシフトするという星の大革命が起き、生き方もスタイルもオリジナリティが問われる時代に変化しました。この新しい時代を自分らしく、軽やかに楽しむためにも、個性に合った開運アイテムをチェックしたいですよね。そこで今回は、フォーチュンアドバイザーのイヴルルド遙華さんに2021年のラッキーカラーや注目アイテムを伺い、それぞれのカテゴリー別にバイヤーがおすすめアイテムをピックアップ。マスクからウェア、ビューティグッズまで、とっておきのアイテムで運気アップを狙ってみては？

Photo : Getty Images

「今までは、地層を重ねていくような土の時代。女の子は、ピンクにフリフリ、おままごと。男の子は、ブルー、半ズボン、ヒーローシリーズが好き。「そういうものだ、それ以外は、変わっている」という風潮でした。土地をここからここまでが“村や町”と区別したように、同族意識が強く出る時代だったのです。でも風の時代は、その境界線が無くなり、目に見えない、感覚的なものがキーワードになります。ジェンダーレス、エイジレス、ペーパーレス、キャッシュレスも、風の時代を表しています。これからますます、デジタル・オンライン化、人工知能の活躍により、世界が変わっていきます。だからこそ、多種多様な時代を生き抜くために、人工知能に負けない個性、人間力が必要になってくるのです。例えばカール・ラガーフェルドといえば、白髪のポニーテールに黒スーツと襟高の白シャツ、グローブにサングラス。またスティーブ・ジョブズといえば、「イッセイ ミヤケ」の黒のタートルネック、デニム、スニーカーがアイコン。そんなレジェンドのように、自分スタイルを築くことが大事です。2021年は、自分スタイルアイテムを揃えましょう（イヴルルド遙華さん）」。

【ラッキーカラーは、ブラック、ブルー、ネイビー】
「2021年は、フォーチュンサイクル占いでいうと、“皇帝”の星回り。みんなが皇帝のように、強く、たくましく、賢く、優しく、責任をもって過ごさなければいけないのです。黒は、覚悟を決める色。青は国旗にも多く使われ、「自由」「正義」「名誉」「純潔性」を意味します。ネイビーは、気品と品格を与えてくれるカラー。これからの時代を乗り越えるには、人任せではいけません。自分の人生、自分の未来は、自分で決める、自分で創ることに注力しましょう（イヴルルド遙華さん）」。

★ウェア担当バイヤー　TOMOYUKI
「ラッキーカラーは、ニュースタンダードな今を象徴するアイテムであるマスクで取り入れてみてはいかがでしょう？　発売開始から“エレガントなおしゃれマスク”として人気を集め、全国的に完売が続いている「トロワズィエムチャコ」のフェイスアクセサリーはおすすめ筆頭格。“マスクもファッションを楽しむようにアクセサリー感覚で身につけたい”との願いを叶えてくれる、存在感抜群のアイテムです。小顔＆美鼻効果を計算したパターンとサイズ調整が可能なリボンで、顔まわりを華やかに演出。ヴィンテージ調のブローチを付けてアレンジするのも◎」。

★ウェア担当バイヤー　SATOSHI
「ブラック、ブルー、ネイビーをすべて取り込むなら、このツイードニットのカーディガンがぴったり。ニットの着心地で“ジャケット見え”が叶うため、今後定着するリモートワーク時にも活躍しそうです。きらめくラメ糸やカラフルな糸が華やかな印象をプラスし、前立てにあしらわれたグログランと隠しボタンがきっちり＆すっきり感を後押し。ショート丈に細やかなリブも女性らしさを引き立てます」。

「すっきりとしたブルーは、気持ちまで晴れやかにしてくれるもの。この秋大好評だった「メゾンスペシャル」のジャージパンツの新色であるブルーは、まさにそんな明るい発色が魅力です。生地は、柔らかで抜群のストレッチ性をもつジャージ素材。シワになりにくく、ストンとした落ち感があるため、きれいなシルエットをキープできます。裾先には、ファスナーで開閉ができるスリット入り。シューズに合わせてシルエットの調整を楽しめますよ。速乾性があるので、ご自宅でのケアも簡単です」。

★ウェア担当バイヤー　TAKASHI
「「カレンテージ」には、シックなブラックカラーの新作ニットがお目見え。さらっとした肌触りの素材で、スクエアネックが新鮮なボリュームスリーブニットです。胸下から細いリブに編地を切り返すことで、着たときの“すっきり見え”を実現。スクエアネックにアクセントとなるネックレスをつけるのもおすすめです」。

「できるだけ環境に配慮した方法で作られた糸や加工などを選択し、デニムやTシャツなどのデイリーアイテムをつくる「カレンテージ」の新ライン“CURRENTAGE JEAN”からは、オーガニックコットンのTシャツをピックアップ。このブラックカラーは、南米原産の染料で、赤から黒までさまざまな色を表現できる魔法の樹と呼ばれるログウッドを用いています。自然を大切にするアイテムを着用して、心からすっきりしたいですね」。

【インパクトアクセで印象に残して】
「風の時代は、個性が大事。多種多様な時代だからこそ、薄味キャラだと埋もれてしまいます。「わたし！」という個性が武器となり、記憶に残る。そして大事なときに思い出してもらえるのです。アクセサリーは昔から、自分の価値や存在を知らしめるものでした。アクセサリーの力を借りて、自分の個性を際立たせましょう（イヴルルド遙華さん）」。

★雑貨担当バイヤー　ASAMI
「手軽にインパクトをつけるなら、「マリアブラック」のピアスがおすすめ。直径約5cmの大きめのフープに不揃いなバロックパールを散りばめた個性溢れるデザインです。モードなパール使いはデニムなどのカジュアルスタイルからオケージョンまで活躍。存在感があるので、相手に自分の個性を印象付けられるはず」。

「「プリーク」の片耳ピアスは、雲をイメージしたユニークなフォルム。ゆらゆらと揺れるデザインが特徴的で、リモート会議などでも“映える”こと間違いなし！　同じく「プリーク」のイヤーカフとレイヤードしたり、左右で異なるデザインを合わせたりしても個性を演出できますよ。そして、「ソワリー」のバングルは、楕円形のフープデザインが目を引くボリューミーなもの。シンプルなトップスも、これひとつで上級スタイリングに昇華。ニットやシャツの上からつけるのもおすすめです。どちらのアイテムも自分だけのスタイリングを楽しんで」。

【エシカル商品で、環境にも社会にも良いライフスタイルを】
「風の時代は、“目に見えない”がキーワードです。ウィルス・大気汚染・環境問題が大きく関わってきます。同じものを着て大量生産し、工場でもくもくと有害物質を出していた土の時代とは異なり、風の時代は、ブランドのストーリー、思想、社会的メッセージが重要になります。環境にも優しく、いい影響を与えることができる、気持ちの良い毎日を楽しみたいですね（イヴルルド遙華さん）」。

★ウェア、ホームグッズ担当バイヤー　YUKA
「長く大切に使えるものを選ぶことも、エコな時代に大切。そこでおすすめしたいのが、広島の木製洋家具メーカー、マルニ木工の「マルニ60」と「ミナ ペルホネン」がコラボしたスタッキングスツール。コンパクトながらウレタンの三層構造でしっかりと座れるこのスツールは、オークフレームとウォルナットフレームチェアを「ミナ ペルホネン」のお好きなファブリックでご注文いただけます。ウォルナットフレームは節（ふし）や色ムラ、白太といった不揃いな表情の木材を使用。木の持つさまざまな表情を楽しめます。両面モールスキンのダブルフェイスによる生地“dop”は、使い込むうちに表面の糸が擦り減ることで裏面の色が現れる性質を持っているため、経年変化していく様子も楽しめます。小さな粒が集まり輪になった“tambourine”は、フリーハンドで描かれた円に、ひと粒ひと粒個性を持った粒が、ふくらみのある刺繍で表現されたデザイン。すべて8脚までスタッキングでき、使わないときは重ねておけるのも便利です。インテリアとしておうちに飾っておくだけでテンションも上がりそう！」

「フェザークッションも、両面モールスキンのダブルフェイスによる「ミナ ペルホネン」の生地“dop”を採用。使い込むうちに表面の糸が擦り減ることで裏面の色が現れる性質は、時間が経つほどに愛着が持てます。お馴染みの“tambourine”がマッチしたこだわりのクッションは、ギフトとしても喜ばれるはず。暖かみのあるファブリックで、とっておきのリラックスタイムを楽しんで」。

【マスクからビューティ系アイテムまで、普段使いにもこだわって】
「皇帝の年ですから、いいものを使う、今までのものを見直す、プラスワンの美容も大事です。とくに、マスク、ハンドクリーム、ランジェリー、ビューティ系アイテムといった“肌につける、肌に直接触れるもの”は、ベースの運勢と、もともとの本質をあらわす＆つくるものです。どんなに素敵なお洋服を身にまとってもお肌がボロボロ、下着がボロボロだと、本当の意味で自分を磨く、大事にできているとはいえません。見えないところほど美しく、いいものを。風の時代の大事なキーワードでもあります（イヴルルド遙華さん）」。

★ランジェリー・ビューティアイテム担当　YUKO
「マスクはもはや新常識。どうせつけるなら、おしゃれなものをつけたいですよね。そんな思いでセレクトしたのは「アロマティック」のレースつきマスク。マスク本体にはイタリアの最高級綿糸フィロスコッチアと、フランスのリバーレースが使われていて、頬のラインに傾斜が掛かった小顔効果の高いデザインにもこだわりが感じられます。肌心地がよく速乾性もあり、毎日清潔に使える点も高ポイント。いつものマスクラインナップに、レースつきのフェミニンな一枚を投入して、気分も運気もアップしてみては」。

「新年に使いたいもの。それは新しいスキンケアシリーズ。「グリッド」から新発売になった2アイテムは、本当に使い心地がよいと実感しています。ミルククレンジングでメイクを落として、ティッシュやコットンでやさしくふき取った後に、リフレッシュローションをコットンにつけて丁寧にふき取れば、お肌がしっとりなめらかに。DEEP FORESTの香りがまた秀逸で、まるで自然の中に身を委ねているような感覚になり、心身ともに癒されます」。

「“見えないところほど美しく、上質なものを”というキーワードで思いつくのは「ハンロ」のアイテム。こちらのタンクトップは、サイドに縫い目のないコットンのリブ編み素材を使用しており、胸もとのレースがフェミニンな印象を感じさせます。デイリーのお出かけから部屋でのひとときまで快適に着用でき、デイリーユースのインナーとして大活躍してくれます」。

「忙しい毎日。大切な手を潤し、目を閉じ香りを吸い込み深呼吸。自分と向き合う時間をつくり、肌だけではなく心も満たされて欲しい…そんな思いが込められた「ウカ」のハンドクリームも、自分を大事にするために必要なアイテムです。しかも手洗いが多くなった日常で、寒い時期は特にしっかりと保湿をしたいですよね。4つの時間に分かれた「ウカ」のハンドクリームは、同じ時間に分かれたネイルオイルと同じ香り。こっくりとしたテクスチャーは、しっかりと保湿をしたい方におすすめです。この“24:45”は、ラベンダーにバニラ調、オレンジを合わせた、甘く柔らかで、気持ちのいい安心感が広がる香り。ゆっくりとくつろぎたいときにぴったりです」。