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2020.3.30

STAFF BLOG

“サステナブル”なおしゃれアイテム

By エル・ショップ ウェア担当バイヤー TOMOYUKI

こんにちは。エル・ショップ ウェア担当バイヤーのTOMOYUKIです。最近、雑誌やTVで“サステナブル”という言葉を見聞きする機会がとても増えました。「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味合いの言葉ですが、分かりやすく言えば、“地球に配慮する”っていうことです。ファッション業界でも、長年、環境に配慮した取り組みが行われてきましたが、2020年はまさにサステナブル元年といっても過言ではない年となりました。展示会をまわっていて、これほどまでにエコなアイテムに出合ったことはありませんでした。今多くの方が注目している証拠ですね。今日はその中でも、私たちがデザイナーさんから話しを聞いてとても共感したアイテムをピックアップしてみました。ほんの一部ですが、お気に入りのアイテムをご紹介しますね!

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»「シンゾーン」クルーネックTシャツ
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「トップバッターは「シンゾーン」で長年人気を誇っているクルーネックTシャツ。こちらは、ディレクターの染谷さんが、1950年代のデットストックをイメージしてデザインしたアイテムです。当時は紡績技術が高くなかったため、スラブ感(ムラ感)がある生地が使用されていました。「シンゾーン」では、そのヴィンテージ感を再現するために、糸を作る時に落ちた余りの綿を再利用して生産しています。きれいめなのにこなれ感がある定番Tシャツ。デザインだけではなく、環境にもいいのだから、ずっと売れ続けているというのも納得です」。

»スタッフの所持率NO.1アイテム!
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»「ジャメヴ」SUVIN オゾン加工スムースコットンカーディガン
»「ジャメヴ」SUVIN オゾン加工変形畦コットンニットベスト
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»「ジャメヴ」SUVIN オゾン加工スムースコットンパーカ

「前シーズンデビューの「ジャメヴ」は、世界各国のいい素材を使って、信頼できる職人の手でコレクションを制作しているブランド。今シーズンは“オゾン加工”と呼ばれる新しい方法で色落ちさせたアイテムを展開しています。薬剤を抑えて水を使用せずに空気で洗うエコロジカルな加工です。先端技術で作られた柔らかな風合い、なかなかいい感じです。これからデニム加工でも増える技術だと思うので、ぜひ注目しておいてくださいね」。

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»「リト」アシンメトリーレーシーニット
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»「リト」メランジニットカーディガン
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「最先端素材を使用するブランドと言えば「リト」。今シーズンは“紙”を原料にしたニットを展開しています。日本では既に奈良時代に存在し、実は麻や綿よりも古い歴史を持つと言われる“紙の糸”。優れた特性を持ちながら量産が難しく高価だった紙の糸ですが、最新技術によってついに量産化に成功。紙本来の軽さはもちろん、強く、吸水・速乾性に富み、環境と肌に優しい高品質の天然素材です。 原料のマニラ麻は生育が早く、二酸化炭素の吸収にも優れ、糸を焼却しても有害物質が発生せずに生分解されるという、地球を次世代に繋げるエコロジー素材。日本が誇る技術、凄いですよね!」

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»「レキサミ」コットンギャザーワンピース
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「「レキサミ」では、“カディコットン”の話しを聞きました。カディコットンはインドの農村地帯で生産されています。手紡ぎ手織りで作るため、機械による大量生産品とは比較にならないほど手間がかかります。糸巻き、糸引き職人から、機織り職人へと、全て手で作業するため、素朴で暖かみのある素材に仕上がります。コットンの柔らかさが引き立つ風合いなので、着ていて本当にリラックス出来ますね。カディはインドの農民が経済的な自立を目指して始められたもので、生地の良さと経済的成功から、インド全土に広がったサステナブルな素材とのこと。そんな生地をさらっと使用している「レキサミ」のセンスに脱帽です」。

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»「ドゥボキ エリック ベルジェール」Palun リネンカラーブロック切替ドレス
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»「ドゥボキ エリック ベルジェール」Cavaillon リネンバイカラーギャザードレス
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»「ドゥボキ エリック ベルジェール」Albaron リネンウエストマークドレス

「新ブランドの「ドゥボキ エリック ベルジェール」では、こだわりのリネン素材を使用してコレクションが制作されています。リネンは世界で最も持続可能な原料の一つ。追加の水が要らず、雨だけで成長して、とても少ない肥料で生産することができます。そして出来上がった素材は完全に生分解されます。エリック・ベルジェール氏は「エルメス」や「ランバン」でもデザイナーを務めたファッション業界でも著名な人物です。彼の選んだ生地は、世界的にも有名なリベコ社のベルギーリネン。同社では生産時のごみもリサイクルに回す取り組みがされています。フランス・アルルのアトリエでデザインされるワンピースは、その素材感から、快適な夏を提供してくれること間違いなしです!」

今日ご紹介したアイテム以外にも、『エル・ジャポン』4月号のブックインブック(20 ~ 21ページ)に、おすすめのアイテムをピックアップしています。おしゃれでありながら、地球にも優しい。エル・ショップでは、そんなサステナブルなアイテムをこれから多く展開していきます。ぜひ注目していてくださいね!

»『エル・ジャポン』4月号 ブックインブックはこちらからどうぞ

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